ここっちゅう所で 深読み版 対広島戦 4/10

攻め時に勝負弱く、ここっちゅう所で相手にやられるという、正に今のチーム状態がそのまま現れた敗戦だった。

初回から振り返っていく。


1回表 九里

松原、甘い球を見逃し、打ち損じるなど勿体無い打席。

坂本、外角攻めだったが強引にならず、1球も振らず四球。坂本らしさが出た打席。

ラッキーにチャンス到来。

ラッキーに先制。

岡本、これぐらい強気に振ってくれて良い。

これで段々と相手がビビり、自分有利にしていければ。

大城、ここで試合の主導権を握れないのが苦しい所。


1回裏 戸郷

セカンド強襲だったが尚輝なら取って欲しい所。

戸郷、ナイスフィールディング。

この辺の図太さは流石。

鈴木以降は気持ちが入った球で抑えられていた。

強気にいくのが戸郷を最大に活かす。

まぁ今日は制球荒れてた感じやが。

ここを1失点で済ましたのは大きい。


2回表 九里

下位打線何も出来ず3凡。

球数投げさしたろとかいう意図も感じず。

特に重信、尚輝は四球を出すことをもっとビビらせんと俊足がフル活用出来ない。


2回裏 戸郷。

大きい牽制死。

だが8番に四球は勿体ない。

ここで投手まで回したのが、終わってから思うとこの試合の分岐点だった。



3回表 九里

松原!

状態ええのは知ってたが、一発で示すとは。

向こうが1番から始まるので、よりこの回に勝ち越せたのは大きい。

梶谷、率ほど内容は悪くない。

結果が伴ってくれば打順をどこにするかやな。

岡本、段々と間合いに余裕が出てきた。

そろそろやってくれるか。

大城、甘い球を打ち損じたのが痛かった。


3回裏 戸郷

1.2番に連打されるも鈴木にランナー無しの展開を作れたのは良かった。

四球やったが、それでも良い配球が出来たのは併殺を取れたからこそ。

坂倉へど真ん中失投を大ファール、今日の戸郷にはツキがある。

よー踏んばった!

ナイスピッチ!

展開的に1点勝ち越されたと同点にされたでは、今の巨人にはえらい違い。

険悪なムードにならないで済んだ松原の一発が効いている。


4回表 九里

尚輝、技ありの一打。

ピッチャーまで回った値打ちは高い。


4回裏 戸郷→大江

菊池までは低めに投げ切れていたが、ピンチになり力んだ分内角に厳しくいったが高くなってしまったのが打球を上げさせてしまった。

菊池のタッチの回潜り方は芸術ですな。

ただそれが痛い失点に繋がってしまった。

大江、見事な投げっぷりで反撃を食い止める。

復帰後1番の投球。

これで去年同様の期待をして大丈夫やと思える様になった。


5回表 九里

松原、見極めてストライク判定なので責めようがない。

2.3.4の主軸でどんな攻撃を出来るか。

そろそろこのトンネル抜けんと、最後の方に響く。

梶谷、エンドランとはいえフルカウントであのボール球を止まれれば頼もしいんやが。

この辺は丸の存在が待ち遠しい所。

主軸に全て回るも無得点。

まぁ岡本の大不振がチームを苦しめているのやが、今は無視せんと仕方ない。

岡本と心中せんと、チームが崩れるまでの存在感になってしまった訳やから。


5回裏 ビエイラ

鈴木を牽制で刺せたのは大きかった。

だがこの盗まれ方は、今後に不安を残した。

揺さぶられ、崩れない事を願う。


6回表 九里

重信、レギュラーでない以上甘めの失投気味の球を見逃し打ち損じていたらチャンスは貰えない。


6回裏 ビエイラ

ビエイラのクイックもそうかもしれないが炭谷の弱点である肩をとことん攻められてしまっている。

菊池を最後までツーシームを要求した炭谷のリードは秀逸。

リードで救う場面は去年までより確実に多い。


7回表 九里

どのイニングよりも投球の精度が良く、立岡、香月、松原では歯が立たなかった。


7回裏 京介

四球を心配しなくていいのが頼もしい。

変化球でも直球でも度胸満点に投げるからこそ、打者がワンテンポ押される。

見事な流れを持ってくる投球。

これに打線も応えんと、投手はやってられん。


8回表 大道

坂本、捉えた当たりが正面に。

これがチームの勢いの無さか。

梶谷も同じく。

主軸、特別ええ投球やない球を長打に出来る程捉えきれず3凡。

割り切りが梶谷、岡本は出来てない分結果に結びつかんのかなぁ。

厳しい戦いが続いている。


8回裏 京介→京介

ベテランのような、変化球の使い方、投球術で打者を翻弄。

恐れの無い投球とでもいうか。

だが2人ランナー溜めてしまい、豊樹にスイッチ。

菊池がボール球2球振ってくれたのは助かった。

四球出しても抑えたら良い投手。

個人的にはそこの評価だけで良いと思っている。


9回表 栗林

大城、反応で打つなら甘い球しか打てず、確率が悪い。

ええ投手相手には山張って振るというのもしてもらいたい。

亀井、ベテランらしい四球の奪い方。

ルーキー相手に期待通りの打席だった。

際どい球には見逃し三振のリスクを背負ってでも、振らんぞという雰囲気が相手にプレッシャーを与えた。

こうゆうのが出来る選手が今の巨人には少な過ぎる。

尚輝、ええ感じにミートしたんやが、そこに守られてたか。

勢いの無さがここでも。

立岡、真ん中を打ち損じ、試合終了。

代走に出した廣岡、ベンチには石川、北村、増田、そしてこの打席の立岡、左右だけでなく期待度として立岡のまんまで良かったんかというのは疑問に思う。

なんの為にオープン戦から右投手に対してでも石川を打席に立たしてたんやと。

結果も出ていて非常に期待が持てる内容やった。

あそこは石川に任せて欲しかった。


という事で全体的に相手にとって嫌らしさが今の巨人には全く無いのが分かる試合。

坂本の外角攻めに全く反応せず四球や狙い球を絞っての打撃、亀井のプレッシャーを与えようという意図のある打席ぐらい。

難しい事考えず任せたぞという選手もいる。

だが、そうでない選手もいる。

この融合体こそが強いチームの打線。

そうでない選手の野球脳を使った野球も意識してやっていかないと、何度もこの低迷したチーム状態になってしまう。

主軸を救う役割を全うする仕事を、伏兵達にも求めたい。


以上。


元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。


ご覧下さりありがとうございました。


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