2軍の西武戦に頭の怪我をしてから復帰登板となった井納、追試だった高橋が登板した。

どちらも内容良く好投し終えられたので、安堵している。

井納。

初回は狙っているよりも高めにいき、真ん中付近の球が多く不安定な立ち上がりだった。

それでも1失点だったのは2軍戦やったからで、1軍の好調な打線相手なら滅多撃ちにあっていただろう。

立ち上がりが不安定な投手という事を考慮して戦う必要があり、大城にはその辺りのリードが巧くなる事にも期待したいが小林、炭谷を頼りにしながら戦っていく事が井納を活かす事になるのかなとは思う。

2回以降は直球の走りが良く3回に失投をバックスクリーンに持っていかれたが全体的には期待を持てる内容だった。

高橋。

直球の走り、変化球のキレ共に良く内容の良い時の高橋に戻った。

あまり見た事ない、インスラも決まっていた。

直球で勝負出来る球威があり、スクリューの精度も良く低めに決まり空振りが奪えていたので意識させられる球が2つ有るというのは安定感のある投球をしてくれるのではと期待出来る。

後は課題のスタミナ面でこの日は44球と少なく不透明やったので、この辺がペナントに入り徐々に改善されていくのが見れればなという所。

3回完全、6奪三振と結果も抜群で元から追試とはいえ畠、平内よりも評価されていただけに6番手当確だろう。

ローテ的には左腕2枚いるバランスは欲しい所なので、最後まで今村、高橋には頑張って結果を残し続けてもらいたい。

この争いに横川、井上あたりが混ざってくれば言う事無しかなと。

井納に関してはFAで加入というのもあり、内容的にも開幕ローテ入りに不満は無かったのだが、個人的には畠、平内を先に開幕ローテに使って欲しかった。

この2人の出来を見てから、不甲斐ない時に井納がいるというのが1番心強い形なのかなと思っていたがオープン戦でそれ相当のアピールが出来なかったのが全てか。

年齢的にも、前ラミレス監督のコメントからも井納の枠に畠、平内はチャンスはいずれ来るだろう。

ここに次世代の軸となり得る2人が信頼できる投球をし、盤石な先発陣にペナント終盤にはなっている事を期待する。

まずは高橋が最高の形でローテを勝ち取れ満足している。

以上。

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