大晦日、今季の総まとめ。

今年も今日で終わり。

コロナ騒動で苦しい1年でした。

ですが我々プロ野球ファンは楽しみもありながら1年を過ごせ、ありがたかった。

巨人ファンとしては、連覇も出来て心踊る日も多くあった。

と言う事で今季の巨人を総まとめ、振り返りをして、今年最後のブログ記事にしたく思います。


まずは開幕が大幅に遅れ、今年は無しかとも思ったがどうにか開幕出来た。

そんな開幕戦を苦しみながらも勝てた事、この喜びは鮮明に今でも覚えている。

優勝出来た1番の要因といっても過言で無いぐらい大きな1勝だった。

今年の注目株でもあった尚輝の一発が目立った試合だったが、岩崎から左キラーの石川が鋭い一、二塁間への当たりを放ち勢いづかせたのが印象的だった。


投手陣。


菅野の開幕13連勝と最多勝。

この復活も今年の巨人の話題としては欠かせない。

正直、全盛期の圧倒的な投球まで戻ったかと言われれば違うが、何度も連敗ストッパーとなり連勝を続けてくれたのはエースの姿そのものだった。

コロナ禍で明るいニュースが少ない中、プロ野球記録を塗り替える偉業には心踊った。

こんな時やからこそという菅野の気合いの入り方も印象的だった。

最多勝を取れた所も負け運がと言われていた時期もあっただけに、喜ばしく貢献度が数字に現れて何よりだった。


戸郷の2リーグ制後球団初となる開幕3戦3勝。

この記録も次期エース候補として大物感溢れる記録で心躍った。

開幕ダッシュに成功した事が大きく優勝に繋がったが、戸郷なしにはなし得なかったと言えるだろう。

高卒2年目という事実を感じさせない投球には、頼もしさを感じた。


高梨加入。

髙田萌生とのトレードで巨人に。

加入時からどえらい補強を出来たなと思ったが、想像以上の活躍ぶりだった。

登板15試合連続無失点も印象的だったが、7.8.9月とここぞの勝負所で防御率0点台を叩き出したのは優勝への最高の貢献者と言える。

右打者を苦にしなかったのも頼もしかった。


大江のサイド転向、大成功。

これもこんなに大成功するとは夢にも思わなかった。

2軍戦で試し始めた所から見ていたが、ウィリアムスを彷彿とさせるぐらいのハマり方だった。

終盤こそ決め球が外れ四球も目立ち始めたが、置きにいく事なくピンチでも内外低めに厳しく投げ込み打者に打撃をさせなかったのは素晴らしかった。


ビエイラの豪速球。

この記事に入れるかどうか迷ったが、大の努力家としても認められているビエイラがキャンプからの制球難を克服したと言える終盤の活躍ぶりでパワー系投手として唯一無二の存在にまでなったのは今年の喜ばしいニュースの1つだろう。

日本シリーズ最速となる164キロを計測した直球はロマン、迫力を感じた。


澤村のトレード移籍。

衝撃的でもったいないというのが正直な感想だったが、本人にとっては居場所が見つかった感じで良かった。


野手陣。


岡本の2冠。

レギュラー、4番を掴んでから遂にここまで来た。

エースが最多勝、4番が2冠、王道な野球を出来るチームやったなと改めて思う。

序盤の好調ぶりはチームを大きく支え、開幕ダッシュにも繋がった。

風格、威圧感も出てきたが甲子園の死球以降苦しみ、逆転を許す時期もあったが最後の最後で復調し差をつけ2冠となったのは実力の証であり伸び代を感じた。


中島の復活。

昨年の酷すぎる結果から石井コーチとの二人三脚での指導もあり、よくぞ戦力として最後まで貢献してくれた。

開幕戦の同点タイムリーは今でも鮮明に覚えているし、今年はやってくれそうだと期待を持てた。

いきなり結果を出せた所も精神的にいい方向に向かっていったやろう。

戦力外にせず契約更新した事、大型減俸も腐らず前を向いて野球に取り組んだ事、どちらも印象的であり大成功だった。


坂本の2000本達成。

右打者でプロ野球最年少記録。

ルーキーの時からここまでの積み重ねの速さはお見事。

今季はインフル2回にコロナ陽性、コロナ禍での延期と最も調整しずらい中今季達成するとは、流石坂本だった。

東京タワー企画など、大物スター感があり球界を代表する選手だと世間にもより伝わっただろう。

昨年の連続出塁記録同様、1打席目で達成したのも坂本らしく感じた。

メジャーのイチロー以外、日本野球で2000本安打を通過点と思える選手は自分が生まれてからは初で今後も楽しみだ。


ウィーラー加入。

池田とのトレードで巨人に。

驚いたし、どれだけやってくれるか不透明だったがキャラクターと共に欠かせない選手に。

コロナ禍の中迅速かつ果敢に有意義な補強だった。

日本シリーズも印象的だったが、打撃を期待する選手ながら不安視されていた守備面で広島戦での大ファインプレーは今年1番興奮した場面だった。

打撃でもチームプレーに徹していたのが印象的だった。


尚輝の規定打席到達。

やっとこんなシーズンが見れた。

レギュラー争いを自らの手で勝ち取った証であり、怪我に注意しながら1年戦い抜いた功績といえる。

もっと身体が強くなり、派手なプレーも出来る様になってもらいたい。


大城の正捕手元年とベスト9。

今年の扱われ方はチーム事情があったとはいえ、正捕手としての起用だった。

捕手としてセリーグベスト9にも選ばれ、最も活躍した1年と言える。

このベスト9について異論があった訳だが、数字を見ると妥当だったと思える。

だが、印象がそれ程でも無かったから異論が出る訳で絶対的な存在では無いのもこれまた事実。

攻守共にまだまだ向上が必要である立場に変わった1年だった。

しかし、実績から見るとよくやってくれたし優勝の貢献度も高かったのも確かだ。

日本シリーズで周東を刺した事もチームとして意地を見せられ気持ち良かった。


岸田の成長。

特に昨年から大城を正捕手にと思っていた自分だが、対抗馬になる存在岸田が頭角をあらわし始めた。

2軍戦での打力は群を抜いて内容も良く、上でも通用していた。

捕手としても総合力で岸田は劣っていると思わない。

この2人が正捕手争いをしてくれれば、より上の捕手にお互いがなってくれそうだ。

後は経験値。

来季の注目株になりそうな存在だ。


松原のレギュラー獲得。

パーラが離脱した事でチャンスを得て、力の限りを見せ日々成長した姿を結果で見せていた。

まだまだ足りない所もあるし、小技の上達ももっと必要な選手だがセンスは抜群。

何かやってくれそうな雰囲気が最後まであった。

小力があるのも魅力。

実力は1軍級な事を証明したシーズンだった。

後は野球脳を高めれば、欠かせない存在へとなってくれそうな期待感を抱いている。


山本、俊太、大幾の退団。

寂しいが文句は無い判断だった。

巨人では開花しきれなかった2人だが、2人とも日本シリーズを経験出来たのは強みだろう。

敵として、反撃にあわない様にしたい所。

大幾は走力が今季は足りなかった。

頭を使いやってきた選手。

スコアラーとして来季、チームに貢献してもらいたい。


シーズン最終盤の大失速。

これもコロナ禍の影響で飛ばし気味にペナントを進めてきた事が響いたかなという感想だった。

だがこれは2年連続。

今季は日本一をより狙っていたチームなだけに、言い訳など出来ない。

この辺りの改善を来季には期待したい所。


2年連続日本シリーズ4連敗。

エースと4番が軸となり果たした連覇。

チームの柱が初戦から粉々にされたのが、最後まで響いてしまった。

特に岡本の1打席目のバットを折られてのキャッチャーフライは、力勝負に負け完敗したシリーズを象徴する場面だった。

全体的に力及ばずと口を揃えて言われているが、菅野と岡本には勝負になる力は現時点で備わっていた筈。

この2人までもがというのが残念な日本シリーズだった。


とまぁ、大まかに振り返りまとめてみました。

終わりよければすべてよしの正反対な1年だったが連覇した喜びはほったらかしにしたくない。

とてつもなくおもろ無い1年でしたが、唯一おもしろかったのがプロ野球だった。

表面上一部の仕事だけが大きく讃えられている1年だったが、どの仕事も不要なら需要は無い筈。

苦しみながらも知っている限り日本中のほとんどの仕事が自分にはありがたい存在だった。

医療崩壊と騒がれているがそれも困った話だが、他も同じかそれ以上に困っている所も多々ある。

どうか心動いた方はそっちの方にも気を向けてもらえればええ世の中かなと思います。

プロ野球観戦は自分にとっては最高に必要な外出だった。


最後に、

有言実行が今年も出来ずブログ更新が思う様に出来ませんでした。

来年は色々と考えがあり、よりプロ野球、巨人関連に特化した1年にしたいと考えております。

どうぞよろしくお願いします。

お楽しみに。

読んで下さってる皆様、1年間ありがとうございました。

コメント頂いた方やアクセスし興味を持って下さってる方、共感や異論を持ってもらえた方、非常に励みになりました。

良いお年をお迎えください。

では又来季もよろしくお願いします。

そして日本一を。


以上。


元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。


ご覧下さりありがとうございました。


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