結果的に 対中日戦 8/9
勝てずか負けずか結果は引き分けとなった。
基本的に継投の数が少ない方が勝率が高いとされている中で、巨人流オープナー。
6回までノーノーと手も足もでない相手先発の出来の良さ。
強みである坂本、丸の並びが絶不調。
亀井がスタメンで出れる状態では無い。
貯金が9。
チーム状態さえ良ければ勝てるチャンスをモノにしていたとは思うが、上記の試合内容と現状をみると負けなかっただけで良しとするべきかなと思う。
3タテも阻止出来たし我慢の時期に最悪を逃れる事もペナントレースでは大きいので、今日の引き分けはプラスに捉えていきたい。
では試合の詳細を。
投手陣の失点は初回の宮國が打たれた2ランのみとよく粘ってくれた。
その宮國は四球の後に一発と役割を果たせなかった。
中継ぎを先に投げさせる意図として、立ち上がりが良くない先発投手に下位から投げさせる事が出来る事と、上位との対戦数を少なくするというのがある。
今村に対してそれをした事に異論は無いが、ビハインドでの起用がメインの宮國を先発にするのには果たして意味があったのかと疑問に思う。
メジャーでは抑えの投手がオープナーとして先発したという例があったりと本来の形は序盤の失点を全力で防ぐ事に重きをおく策だと認識している自分としては、効果的な起用に思えなかった。
オープナーは終盤に困るリスクを背負って序盤を抑えにいこうという策なのだから、大江か大竹あたりに頼るのが策としては妥当だったのではないかと個人的には思った。
中途半端な意図で目新しい策をとるのは危険だと分かる起用だった。
今村は4回の一死満塁で加藤がボール球を振ってくれた事で救われた。
5回に先頭の京田に四球を出してしまった所を見ても、ローテーション投手になるにはまだ足りない部分があるなと思わす内容だった。
鍵谷は大ピンチでの登板で甘い球ではあったが三振、外野フライと失点は許さず結果としては良い仕事をしてくれた。
大江もピンチで引き継いたが、変則が活き高橋にバッティングをさせなかった。
久しぶりに左にヒットを打たれはしたが、右打者で併殺を取ったりと中継ぎとして非常に存在感のある投球を続けている。
この投球で流れを巨人よりに引き寄せる事が出来た様に思う。
高梨、大竹、中川の現状中継ぎトップ3は流石の安定感ある投球で安心して見てられた。
特に大竹の福田から奪った三振なんかは、らしさ全開で最高のシュートだった。
今年の大竹は昨年よりもキレが増している様に見える。
最後は田中豊が登板したが金曜日で何か感覚を掴んだのか2軍で良かった時の投球をそのまま出来ていた。
戦力として段々と立場を掴んでいきそうな内容になってきている。
金曜より力みが少なかった様に見えたのも、また良い傾向だ。
この3連戦の大きな収穫の一つだろう。
ナイスピッチングだった。
打線の方はやはり上位が四球こそあれど、ノーヒットでは得点能力は大幅に下がるわな。
5.6番がマルチだっただけに残念だった。
坂本、丸は内容を見ても重症だ。
けども相手からしたらそれでも怖さがあり、四球等出しているので下位にはしない方が吉かなと個人的には思っている。
1.3番で離して使ってみるのは、亀井がスタメンで出れていない時期だけにおもしろいかもしれない。
坂本のなんとかしたい気持ちの伝わるセフティーは見ているこちらも苦しい気分になったが、実力者だけに復調を待つしかない。
丸のタイミングが全く合わせられない三振も同じく。
坂本、丸ほどでは無いが岡本も苦しんでいる。
けどライトへのファールとなった大飛球が一番のあたりというのは寂しいが、あの当たりが打てるというのは凄みは感じた。
敬遠狙いでフルカウントになった難しい打席であの落ちる球を見逃せたのは、レギュラー3年目の経験値やなぁと今更だがレベルは年々上がっているなと思った。
ノーノー、完封を防いだ大城、ウィーラー。
状態の良さが分かる連打だったが、全員が打てていない投手を打てる意外性というか反応の良さをこの2人には感じる。
そんな2人が5.6番と続くのは上位が普通ぐらいに活躍してくれた日には効果抜群だ。
ここを強化出来たのは昨年より大幅に良くなった部分で大きい。
ウィーラーの勝負強さも大したもんだ。
ええ補強やった、ほんまに。
7回の攻撃で代打北村が追い込まれてから右におっつけてライトへのヒット、非常に価値あるヒットだった。
そこで一死満塁のチャンスとなり、代打亀井が流石頼りになる男やと巨人ファン総意になる技有りの同点犠飛を放った。
だが、ここで同点止まりやった所が一番勝てなかった要因だろう。
流れ的に逆転してなんぼのイニングだった。
9回の攻撃もチャンスを作ったが、パーラが巧く打つも併殺で北村も呆気なく三振と繋がらなかった。
パーラに任せるしかない場面だっただけにツキが無かったと思うしかないが、結果論中の結果論として増田に走らせずウィーラーに打たすのなら松原を代走で使い増田を代打で使いバントという策でも良かったなと後から思う。
まぁここで併殺となるのが乗っていないチームという事だ。
割り切ろう。
中島に最後託したが力及ばず、勝負を決められなかった。
打った本人がビックリする微妙な当たりが相手チームはスタンドに入り、岡本亀井松原の当たりはギリギリきれるというほんの僅かな運も無かった。
打線が湿り散らした一週間だったが、2日連続試合が無いのを活かして新たな気分で来週からは打線が復活してくれる事を期待する。
以上。
元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。
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