投げ勝った。 対Dena戦 7/18
いやーこの展開で勝つというのは夢にも思わんかった。
まずこの試合は分が悪すぎると思い、試合前は正直半ば諦めていた。
今永先発時に勝ち、カード勝ち越しを決められたのは大きい。
という事で試合の詳細を。
まずは先発サンチェスから。
今まで舐めとった、すまん。
これぞ入団時に想像していたサンチェスの姿だった。
やっと多くの巨人ファンが納得し、今後に期待を持てる投球をしてくれたのではないだろうか。
前回登板までとは明らかに違う投球内容だった。
試合前の記事で緩急が使えないのが苦しいと書いていたが、そこを力感無く投げる事でストレートのノビが今までより数倍良くなりスプリットのキレも抜群に良くなっていた事で空振りを増やせ相手を翻弄する事が出来た。
制球もある程度まとまっていた。
やっと1個1個の球質の良さを活かす投球が出来たのではと思う。
ここは炭谷のリードが光った所でもあった。
良い意味でアバウトに投げさすリードが抜群に巧い炭谷やからこそ、気持ち良く投げられていそうだなと見ていた。
これでサンチェス、炭谷のコンビは継続すべきだというのが見えたと思う。
9回の続投については疲れは見え始めていたが、4点差で8回の3者三振を見せられると続投を選択するのは妥当かと個人的には思う。
デラがいない事を思っても投げさせたくなるのは、当然だ。
少し欲張った事でピンチを招いてしまったが、打ち損じもある訳で4連打される確率の方が少ないので勝負をかけた値打ちはあった筈だ。
今日の投球を機に、大きく化けてくれそうな予感もしてきて期待が持てる。
次の登板が楽しみだ。
後は宇宙船の中にいるみたいといっていたドームでどれだけの投球が出来るかだが、そんな心配はいらんやろう。
初めて山口の穴を埋める男になり得るなと思える快投だった。
そのサンチェスが最後に残したピンチをしっかりと火消しした中川の投球も素晴らしかった。
用意はしてたやろうけど甘い球もあり危険な状態やった。
それでも抑えられたのは、昨年の経験が大きく場慣れをさせ落ち着いて投げられたからだと思う。
中井の最後の球をボール判定された後に桑原から3球で三振を奪ったのには痺れた。
デラが抜けても、中継ぎに絶対的な存在がいる心強さを感じた最終回だった。
続いて打線だが、少ないチャンスをしっかりと得点に繋げ好投手相手には理想的な攻撃だった。
立ち上がりの今永は高めの甘い球をちらほらあり、それを逃さず打った2回の先頭中島の出塁は良かった。
そしてウィーラーが繋ぎ、積極的な走塁で相手のミスも誘い先制する事が出来た。
この走塁も紙一重ではあったが、今永相手に下位打線に入っていく事を思うと好判断といって良い。
ウィーラーも渋い活躍や。
案外巨人には向こうの良い球をあのようにしぶとい打球を打つ選手が少ないだけに、貴重な存在だ。
その後苦手そうなサンチェスがバントに成功し北村が2アウトから大きい大きい追加点となる2点タイムリーを放った。
やっぱりバントは大事やなと改めて強く思ったのと、噛み合わせが完璧だった。
追い込まれてからの陽の四球が効いた。
それにしても北村の勝負強さは大したもんや。
元木コーチから内角をビビるなという助言を見事に活かした積極的な打撃だった。
初対戦時の広島ジョンソンの時もそうだが、好投手から1打席目に圧倒的な力差で抑えられていても2打席目には対応してくるのが北村の凄い所。
亜細亜で鍛えられた底力みたいなんがあるんかなぁ。
印象がうなぎ登りに良くなっている事だろう。
ナイスバッティングだった。
で立ち直ってきていた今永が唯一見せた隙を坂本が逃さずタイムリー。
丸の盗塁を活かした価値ある得点だった。
坂本は判定に泣かされる事も多い今季。
8回の三振なんかふざけんなと言いたい所やと思うが、そんな事も続かない筈なので最終的には本来通りの成績になってくるだろうと見ているのでそんな心配はいらんかなと。
2塁でアウトになった場面は脇腹の影響もあるのかなと思うので、その辺は慎重にケアしてもらいたい。
とまぁこれしか無いというぐらいの勝ち方で勝ち越しを決める事が出来た。
役者が控えも含め揃いまくっているので、強みを感じる。
パーラ、亀井を使わず勝てる力があるのが大きい。
凄く楽しい試合だった。
以上。
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