これぞ、完勝! 対ヤクルト戦 6/27

いやー、まずは連戦が1日でも少ない方が良いという考えなので、今日試合が出来て良かった。

昨日が嫌な負け方やっただけに、内容的にもええ勝ち方で連戦を終わらせたい所だったが、昨日の敗戦の影響など微塵も感じないぐらい見事な完勝で最高な形で連戦を締め括る事が出来た。

いや、僕の目には昨日の敗戦を引きずらない様に意識して、いつも以上に集中力を高め戦ったからこその完勝に映った。


では試合の詳細を。

まずはサンチェスについてだが、大量得点に守られながら6回無失点と結果を残した。

この大量得点がサンチェスに大きく余裕を持たらしただろう。

その気持ちの余裕こそが好投の要因で、僅差なら相手の策も変わってくるので結果も違ったかもしれない。

投げている球質としては特段前回と変わらなかった様に思え、四球も4つと変わらず多い。

僕の見立てとしては、こんな結果になる日もあれば滅多打ちにあう日もありそうで、良くても2桁勝てて2桁負ける様な印象にまだ変わりはない。

スタミナ面でも6回100球以上は厳しいやろう。

それでも戦力として貯金を3つぐらい作ってもらう為には、今日の様に打線には頑張ってもらいたい。

相手投手によっては、ロングリリーフが出来る投手の早めの準備も大事になってきそうだ。

こんな好投したのに悪い事ばっかり書いてしまったが、良かった点も勿論あった。


その一つは、2回以外に先頭打者を出塁させなかった事。

セットでの投球になると球が高くなったりと制球を一気に乱し危険だが、それが先頭打者からとなると失点する率はかなり高い。

それが今日は1イニングだけだったというのがまず大きかった。


2つ目は得点直後のイニングを無失点に抑えるなど要所で粘り強かった事。

特に2回のエラーありでの無失点は大きかった。

ここで失点していたらこんな展開の試合運びにはならなかった可能性が高い。


鳴り物入りで入ってきたから厳しい見方にどうしてもなってしまうのだが、(どこかマイコラスレベルを追い求めてしまう)まだ裏ローテの登板は一度だがチームで唯一の2連勝スタートでまだ早いとはいえ防御率も0点代と現時点で充分戦力な事をもっと見ないといけない。

僕の見解外れでこのまま活躍してくれ、反省させてくれる事を期待している。

まずはその1歩という事でナイスピッチングだった。

それにしてもサンチェスの右手なし左手ありの手袋での打席には笑わせてもらった。

危険やが案外こんな選手の方が怪我しないのも又不思議な話だ。


試合がほぼ決まった段階での登板だった澤村だが、ピンチを招くも無失点で完封リレーに加わった。

山田と力勝負して勝てるのが澤村なんよなぁ。

能力を最大限活かす事に舵きってくれたら、これほど頼りになる事はないんやけど本人からしたら何か違うんやろうなぁ。

僅差ビハインドで勢いをつけるのが今の所、最適な立ち位置か?

もったいない話。

大人の投球と思わす投球を澤村がすれば、7回の男確定になる筈なんやがなぁ。

まぁもう少し待とう。


藤岡、宮國はリベンジ登板となったが、どちらも無失点で1イニングずつを投げ終えた。

特に藤岡は貴重なロングリリーフも出来る左腕で、制球もキレも良く戦力となる可能性が高いので今の出来なら絶対に落としてはいけない。

巨人に来たのがキッカケで覚醒する稀なタイプの選手になる力を秘めている様に思う。


では続いて今日のメインディッシュの打線について。


増田は初回からヒットで出塁と起用に応えた。

皆さん知っての通り、増田が出塁すると巨人で誰よりも盗塁に期待が出来る。

こんな塁にいて頼もしいのは鈴木以来だが、よくこのスパンで鈴木2世を見つけられたものだ。

以外と打撃に期待も出来る所までそっくりだ。

守備も勿論堅実で素晴らしい。

話を戻そう。

初回も結局盗塁とはならなかったが、完璧なスタートで四球だったのがもったいないぐらいだった。

今日一番の仕事となったのが、2回の先制点となる押し出し四球だ。

役割をこれ以上ないぐらい完璧にこなす、素晴らしい仕事っぷりだ。

初回に村上の好守もあり得点出来なかったりと、好機で2イニング連続で無得点やと流れがどうなる事か分からない。

噛み合わせの悪さでサンチェスに満塁で回ってくるなど、無得点も受け入れざるを得なかった場面で粘って奪った四球の価値は非常に大きかった。

Twitter上で井端2世やと言っている人がいたが、それぐらい嫌らしい打者へと進化を続けている。

尚輝の存在が霞むぐらい、レギュラーになってくれと思わす活躍ぶりだった。

結果を見直すと4打数1安打となっていて驚いた。

エラー出塁1、四球2と4回出塁した事で、3回凡退してたん忘れてたわ。

3回凡退してもMVP級の活躍が出来る増田の凄さを改めて思いしった。

素晴らしい集中力だった。

更に言うと、この日は4つのポジションを守った。

ベンチとして増田は代えのきかない選手と確実に認定した1日となったのではないかと思う。



丸も押し出しの後に続いてタイムリーを放ったが、この追加点も展開的に非常に大きかった。

サンチェスという事で少なくても6回までに3点は欲しいという中で、早めに3点目が入り良かった。


坂本、岡本はただただ凄い打者である事をこの試合でも見せつけていた。

坂本の流れを切らさない2回のタイムリーに4回の技ありのタイムリーには、追加点としても良かったのだが、技術的にも魅了され感動した。

岡本も渋いタイムリーあり、クリーンヒットあり、ドデカい完璧な一発ありと化け物ぶりを発揮していた。

どちらの打撃も生で見る価値が高い素晴らしい技術で、それを無観客とは憎い。

試合を決定づけたのはこの2人だった。


亀井のタイムリーも集中力を切らさない、ダメ押しとなるベテランの技が詰まった良い一打だった。


石川の打った瞬間の一発も、試合の締めとしてこれ以上ない気持ちの良いものだった。

主力が下がっても攻撃を緩ます事なく最後までたたみかけられているのは、理想的な展開で次にも好影響を与えてくれるだろう。

岸田も下で出来ていた打撃が上でも出来ていて今後も期待出来る。

大城がもたもたしていたら、大逆転で評価がひっくり返るかも。

チームで1番勝てる捕手に正捕手となってもらいたい。

捕手も激しいサバイバルやな。


最後に大きく貢献した割に目立っていない炭谷についても触れておきたい。

まずはサンチェスを無失点の好リードと、難しい投手相手によくやってくれた。

けども言いたいのはそこやなくて、8番打者としての最高の結果を残した所だ。

2回の大量得点も炭谷のヒット無くして、サンチェスで終わっていたから生まれていない。

3回のヒットもサンチェスまで回す、貴重な2アウトからのヒットだった。

これで4回1番からとなり、得点出来たといっても過言でない。

今日の勝利の立役者は人それぞれ好みのプレーで決めているやろうから、あえて僕は炭谷の活躍が一番の鍵やったと言っておきたい。


これっぽっちも集中力きらしてないのが分かるプレーの連続で、最高に面白い試合だった。

去年より明らかに強いチームになっている。

日本一になるチームらしい、スタートをきれているのではないやろか。

最後まで今年も楽しめそうだ!

では、今日はこの辺で。


以上。


元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。


ご覧下さりありがとうございました。


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