【過去の遺産】21年 巨人V逸の要因 Part1

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我らが巨人は3連覇ならず。
残念なペナントレースとなってしまった。
勝負の9月.10月に入るまではええペースで走れていたかに思ったが、そこまで善戦するのが精一杯だった。
9.10月だけが悪いんやない。
ずっと強くなかった。
この大失速も含め、何がV逸の要因だったのかを探っていきたい。
どの様な記し方をしても負け惜しみ文になるのが、悔しいですな。



まず、今年のペナントの大きな違いは9回打ち切り。
采配で先手で動き、相手の野球をやらせないのも原野球の特徴。
そんなもったいない使い方するんかいという起用法で、相手に勝ってきた去年、一昨年。
原監督は少なくともセリーグではその巧みさが抜群に長けていると思う。
だがその長所が活きなかったのが、今年の終わりが分かっている9回打ち切り制だった。
相手チームも惜しみなくええ選手を起用して、投打で苦しめられたのが引き分けの多さに繋がったと感じている。
引き分けの多さが後に有利に働くとの声が多く、自分もそう言われるとそうなのかなという気になっていた。
だが特に前半戦の引き分けはこれまで通りのルールなら勝てた可能性の高い試合が多かったと見ており、もったいなさを感じていたのが当時の本音。
原監督流の采配力の有利性が乏かったのも、V逸の要因の一つに思う。

怪我やコロナ事情による大離脱。
特に菅野、梶谷、坂本、スモーク、テームズ、サンチェスの長期、完全離脱は結果的に大きな痛手だった。
菅野の離脱により数字の計算が崩れ、坂本は交流戦.梶谷は交流戦から最後までいない事で1.2.5番の上位の主要所が不安定となり、スモーク.テームズを欠いた事で破壊力が損なわれ、サンチェスを後半戦で欠いた事により例のローテが生まれる原因となった。
そこに序盤のコロナ陽性での離脱、勝負所でのビエイラの軽い離脱もあり、相当計算が狂った。
これもとんでもないV逸の要因。
だが言い訳は出来ない。
30オーバーに多くを背負わせたらこんなリスクは高まって当然。
補強で戦力の埋め合わせをしてきた球団の特性そのものの脆さが祟ったシーズンだった。




主力の不振。
菅野、増田、亀井、丸、絶対的戦力であった4選手の想定外の成績低下、坂本、岡本の率低下と数字では見られない不調の長さ.不安定さ、大城の大幅な打率の低下と頼りの選手が数字面でもそうでない所でも期待以下の力しか発揮できなかったのも痛かった。
菅野が圧倒的な存在になれなかったのも先発の核を失い苦しかった。
増田が盗塁力を欠いたのが、接戦の弱さに繋がった。
亀井がここぞでの活躍が乏しいのが、決定力の弱さに繋がった。
丸が不振により打線の繋がりが欠いた。
坂本も嫌らしさが薄れ、岡本も例年よりかここぞでの勝負強さに欠いた。
この中で最も痛かったのは、増田かな。
チームに勢いを与える役割も担っていた増田が走れない、成功率が低いでは雰囲気が重い日が続いたのも頷ける。
次にも触れるが、新しい力が乏しかった年に昨年以上の成績を残した選手が少ないとなると優勝に届かなくても当然やろう。

新戦力が頼りにならず。
極端な言い方できつい表現やが、当てはまる言葉はこれかなと。
主にテームズ、スモーク、ハイネマン、梶谷、井納、山口、中田、廣岡と経緯はともかくとして、やれるだけの補強はしたが期待通りとはいかず。
スモーク、梶谷、山口は力は示してくれたが、期間が短かったり噛み合わなかったりしてシーズンを通しての勝ち数への貢献度は低かった。
スモーク、テームズは守備力で懸念点が大きく、ウィーラーも前半戦は大活躍やった事もあり離脱、退団時はそこまで痛手とは思わなかったが、後半戦の得点不足による大失速を見ると居なくなったのは非常に痛かった。
ハイネマンを途中補強したが、即戦力とはならず期待値を残しながらも帰国となってしまった。
頼らざるを得ない状況で合流となったが、頼りにならず。
チームに閉塞感を生む事となった。
梶谷の離脱は新戦力の中でも1番計算出来る選手だっただけに、V逸の大きな要因。
尚輝と衝突しての離脱で、防げた可能性のあるプレーでの怪我は非常に悔やまれる。
井納は悪い予感的中といえばそうなのやが、2イニング以上を上で投げられ無かったのは想定外。
ローテの谷間でたまに好投するぐらいの期待度には応えてもらいたかったが、そうならなかったのが圧迫した投手事情を生んだともも言える。
山口は試合を作り続けたが打線と噛み合わず、酷い成績に。
19年の投手戦を制すといった投球までは至らなかった。
まぁ山口に関しては、V逸の原因の一つとは言えないやろう。
廣岡も伸び代を高くかってのトレード補強で、廣岡のせいでV逸とは言い難い。
中田が起爆剤とならなかったのは痛かった。
中田が力量通りの打力を発揮していれば、優勝していた可能性も十分にあったと見ている。
想定外というか、急に舞い込んできた大戦力だったが実績から高まった期待値を大幅に下回り、今年はセパ両方で不振から脱却出来なかったのは獲得した巨人としても辛かった。
中田の加入でチームが沈んだとの見方をされている方もいるが、中田の打力が発揮しなかったのは確かやがチーム全体に悪影響があったとはいうのは自分は違うのかなという見立て。
加入時のチーム事情としては、喉から手が出る程中田の打力が欲しかった。
コロナ組が復帰した際の香月の様な存在はおらず、ちょうど穴だった所に舞い込んできた中田の加入で使わない手は無かった様に思う。
それこそ中田を加入させたにも関わらず、ルール上何の不正でもない中で上で起用せず下で幽閉しV逸となった方が最善を尽くしていない様に感じたやろう。
まぁ、こんな声をかき消すぐらい大活躍しなかった中田に全ての責任はあるが上で起用したのは当然いうのが自分の考え。
上記と同様ぐらい痛かったのは、ルーキーが誰一人戦力に加われなかった事。
特に平内と伊藤は即戦力と期待された中で頼りにならなかったのは、投手起用の幅を大きく狭まめてしまった。
こんだけ新しい力が出なかったチームは巨人ぐらいやないやろか。
それでは、2連覇していても捲られて当然。




ここまでが大きな要因。
そこに細かい所で炭谷の放出、起用法等の采配面が加わってのV逸。
その辺までいくと長くなりそうなので、後日Part2として更新します。

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