初回の威圧 深読み版 中日戦 8/15
タイトル通り、初回の威圧が効いた試合。
相手先発小笠原の先頭の松原への投球、降板するまでの投球内容を見ると好調だった様に思う。
そんな中で初回松原が打ち取られた直後に坂本が球威ある直球を捉え一発、岡本がファールにはなったが変化球を捉え大飛球と小笠原にとっては非常に脅威に感じたやろう攻撃。
この威圧が重圧となり、小笠原は3回のピンチで窮屈な投球となり3.4番の四球に繋がりウィーラーのタイムリーに結びついたかなと。
甘い球を逃さないのも勝利に欠かせないが、相手のベストピッチを仕留める事も好投手相手には重要やなと強く感じた主力の功績だった。
プレッシャーをより与えられたという意味では、戸郷のそこまでの投球内容も大きかったなと感じる。
その戸郷やが、4回までは久しぶりに直球を武器に出来ているらしい投球だった。
この直球が戻ってきた事だけで自分は大満足し次回以降に期待が持てるが、5回に崩れてしまった所には触れんとあかんわな。
完璧な内容、結果で前の回まできていたがセットでの投球がここまで無かったのが大きな崩れに繋がってしまったなという印象。
精神的にも、久しぶりに好調ならしい投球が出来ていた為今日はいけそうやなと過度に自信を持ち過ぎたのが隙となり連打された時の落差が大きく乱れたんかなと見ていた。
これも若さが故やろう。
若いから仕方ないという立場では無くなってはいるが、最近の苦しんでいた投球内容から脱却出来たからこその乱れでそっちの安堵感の方が大きい。
結果的にもチームは勝ち事なきを得たので、今村に感謝という事で要所は反省しながらも切り替えて次回登板に挑んでもらいたい。
大城の一発。
まず左腕から打てたというのが収穫ですな。
展開的にも貴重な中押し点となり、その後の追撃を食い止めた大きな要因となった。
内容も良く変化球でタイミング外されるも、身体が前に突っ込まず技ありの一発だった。
絶好調とは言わないが、状態は良好に思う。
松原。
前日好機で大振りし苦言されていた中でのこの日の試合だったが、工夫ある打席を続け苦言に対する答えとして即日解答してみせ見事な活躍。
2四球で坂本に繋ぎ、セフティを試みるなど打席での役割に徹した内容だった。
ここが前日の反省を活かした所に思うが、この意識がありながらも2打席目、初球から甘い直球を狙いにいき長打。
自分の打撃スタイルを見失っていなかったのも非常に良かった。
デラ。
まだ完全体程遠いが、セットアッパーとして起用されたこの日は1つ気持ちの入り方が高かったなと感じる投球だった。
制球面で狙いより高めにはいっていたが、コースの制球は良く内外に厳しく投げ込み3凡。
現時点での状態としては、最大限の投球だったと思う。
まずはこの投球を続け、本調子に戻していってもらいたい。
最後にビエイラ。
ただの感想文になってしまうが、カッコいいなと。
ベンチ裏から登場した際の所作というか、強者感溢れる雰囲気に始まりこれぞクローザー、パワーピッチャーという、高めボール球直球を振らせ空振り三振フィニッシュと圧巻の投球。
インタビューでも人柄の良さが際立ち、心を奪われた。
巨人で居続けて欲しいなと強く思う、内容、インタビューだった。
個々の力量の高さが光る快勝で、素晴らしい後半戦3連勝スタートとなった。
来週へ英気を養い備えてもらいたい!
以上。
元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。
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