巨人4-2中日 大まか版 中日戦 8/15

4点差をしぶとく守り抜き勝利。

リリーフ陣が少し不安定な所が垣間見れた前半戦終盤から、この3連戦通して無失点と内容を見ても満点では無いものの安定した投球をしてくれているのは、これからの戦いに頼もしい限りだ。

4回までは投打共に完璧な試合展開で、それが最後まで活きた。

そんな試合を初回から振り返り、最後に勝因を。

試合前の注目、対策記事から見たこの試合についても。


1回表 戸郷

京田、二ゴロ。

変化球主体やが、直球の走りも良し。

変化球のキレも良い。


加藤翔、遊飛。

直球で押し込め。


大島、三ゴロ。


変化球のキレ、制球良く、直球も走っている。

直球が戻ってきているのが何より。


1回裏 小笠原

松原、二ゴロ。


坂本、左本塁打。

初球の内角直球を打った瞬間の一発。

流石坂本という、内角の裁きですな。

五輪中に見せた本来の姿そのままに。

巨人1-0中日


丸、空振り三振。

緩急に翻弄され。


岡本、四球。

変化球、直球共にタイミングが合っており、雰囲気抜群だった。


ウィーラー、ほし捕邪飛。


小笠原の立ち上がりも非常に好調そうやが、そこで坂本が狙い通りに投げてきた直球を捉え先制出来たのは大きい。

岡本のファールにはなったが、変化球を捉えていたのも後に効いてくるやろう。


2回表 戸郷

ビシエド、空振り三振。

フォークのキレ良く、ええ所から落とした。


福留、三飛。

3Bから打ちにいき、捉え損ねてくれたのは大きい、


高橋、左飛。

直球の走り良く、最後逆球ではあったが力があり守備範囲内までしか飛ばさなかった。


こんな内容の良い戸郷を見るのは久しぶり。


2回裏 小笠原

若林、三ゴロ。


大城、空振り三振。

直球続き追い込まれ、カーブ3球続けられ読みを完全に外された。


廣岡、空振り三振。

変化球で翻弄され。


3回表 戸郷

大野奨、空振り三振。

フォークの落ち良く。


溝脇、空振り三振。

直球の伸び良く最後当てさせず。


小笠原、空振り三振。


抜群の内容で3者連続三振。


3回裏 小笠原

戸郷、二飛。


松原、右二塁打。

初球から甘い直球を打ち損じず。

色々苦言されている中で、自分の打撃スタイルを見失っていないのが良い。


坂本、左飛。


丸、四球。

ストレートの四球。

じっくり狙い球を絞って打席に立っていて、威圧感があった。


岡本、四球。

選球眼良く、冷静だった。


ウィーラー、左安。

ツキもあったが、見事な勝負強さ!

この2点の追加点は相手に強いダメージを与えられたやろう。

後藤コーチも素晴らしい判断力。

巨人3-0中日


若林、空振り三振。


2死から丸、岡本が四球で歩かされ、5番が打点と重厚感のある攻撃。


4回表 戸郷

京田、中飛。

ボール球に手を出してくれ、ツキあり。


加藤翔、投ゴロ。

セフティを仕掛けられるも、戸郷が冷静に処理。


大島、遊飛。

フォークの落ち良く。


テンポも良く、安定感抜群の投球。

得点直後に淡々と抑えられたのが良い。


4回裏 小笠原

大城、右本塁打。

変化球でタイミング外されるも、身体が前に突っ込まず技ありの一発。

左腕から打てたのは、今後の期待度が高まりますな。

巨人4-0中日


廣岡、空振り三振。

変化球のみで翻弄された1打席目から、この打席では直球を続けられ追い込まれ、最後は変化球に翻弄。

全く整理がつかないやろう、ここまでの打席。


戸郷、見逃し三振。


松原、四球。

強引さ無く、坂本に繋いだ価値ある打席。


坂本、中飛。

初球甘かったが、力で押され捉え切れず。

直球続けられ、差し込まれた。


貴重な中押し点が入り、主導権を完全に握る。


5回表 戸郷→今村

廣岡退く。重信in。

このお試し枠を使い、非レギュラーの選手を見極めていけるのは大きいですな。


ビシエド、右飛。

高めのボール球に手を出させる程の球威。


福留、右中二塁打。

コース、球種を狙い打たれた。


高橋、右二塁打。

ランナーを置き、直球の制球が中に入る様に。

ただ走ってはいる。

巨人4-1中日


大野奨、四球。

展開を踏まえられていない投球。

無駄な慎重さが、四球に繋がってしまった。


溝脇、四球。

制球乱れ。


小笠原→アリエル、死球。

立ち直れず、押し出しの死球。

巨人4-2中日


戸郷ここまで。

完璧な内容、結果で前の回まできていたがセットでの投球がここまで無かったのが大きな崩れに繋がってしまったなという印象。

これも若さかな。


ここから今村。


京田、見逃し三振。

ファーストストライクを取った、緩い内角の変化球は非常に効果的でカウントを整えられたのは大きかった。

これが活き直球にタイミング合わさせず三振。

制球も完璧だった。


加藤翔、二ゴロ。


戸郷のままなら、逆転されていた可能性は高いやろう。

判断の早さも含めベンチは英断で、それに応えた今村も最高の投球だった。

ここを2失点のみで切り抜けたのは、最高に大きい。

層の厚さが光る。


5回裏 藤嶋→岡田

丸、左飛。


岡本、四球。

相手が脅威に感じている、貫禄の四球。


ウィーラー、中二塁打。

3Bから狙いにいき、ミスショットせず捉えられるのは見事。


ここから岡田。


若林、遊飛。

ファーストストライクの甘い直球を捉えて欲しかった。

甘いも直球で押され追い込まれる。

直球に最後までタイミング合わせられず。


大城、遊飛。

厳しい所に手を出してしまい、凡打。


結果論として、若林は外野フライ狙いやなくゴロ狙いの方が得点する可能性は高かったのかなと感じた。


6回表 今村

大島、遊ゴロ。

制球厳しく。


ビシエド、空振り三振。

フォークのキレ抜群。


福留、左安。

外角直球、狙われ。


高橋、中飛。

変化球で入った事で打者の狙いを惑わせられた。

大城好リード。


6回裏 福

重信→石川、左安。

左腕から役割を見事に果たす。

インローを鋭いスイングで一振りで仕留めたのが良い。


今村→北村、空振り三振。


松原、犠打。

最高の狙い、最高のセフティやったが、最高の守備に阻まれた。


坂本、申告敬遠。


丸、一ゴロ。


相手の好守、相手の策がハマり、勢いを与えかねない攻撃となってしまった。

次のイニングは非常に重要。

次の1点が勝負を決めそうだ。


7回表 鍵谷

大野奨、見逃し三振。

直球の走り、制球共に良い。


溝脇、二ゴロ。


福→福田、右安。


ここから大江。

きゆ京田、二ゴロ。

制球厳しく。


相手に流れがいきそうな展開の中、見事な鍵谷、大江の好リリーフだった。


7回裏 祖父江

岡本、左飛。

内角を内容抜群の打撃で捉えたが、相手の好守に阻まれる。


ウィーラー、二直。

コンパクトなスイングで芯で捉えたが、相手の好守に阻まれる。


若林、右二塁打。

左打席では、球が非常に見れてますな。

左打席ならどこのコースでも打てそうな状態の良さ。


大城、一ゴロ。


相手の好守が続いていた中で3凡で終えさせ無かったのが流れ的に大きい。


8回表 デラ

祖父江→渡辺、左飛。

高いがコースは厳しく。


大島、左飛。

内外に制球厳しく。


ビエイラ、二ゴロ。

スライダーの曲がり大きく。


横の制球が抜群だった。


8回裏 又吉

デラ→亀井、二ゴロ。

2球目の内角ボール球は選球して欲しい所。

真ん中捉え切れず。

ボール球を振り、真ん中捉え切れずと、寂しい打撃内容。


北村、投ゴロ。

ここは代打尚輝でも良かったのではと見ていた。


松原、四球。

坂本へ最高の繋ぎ。


坂本、空振り三振。


9回表 ビエイラ

福留、三飛。

高低差だけでも、相手は苦しんでいる。


高橋、一ゴロ。

変化球のキレ良く。


大野奨→木下拓、空振り三振。

これぞパワーピッチャーという、高めボール球直球を振らせ空振り三振フィニッシュ。


試合終了。


主な勝因はもちろん、5回の今村への継投。

戸郷が完璧に4回まで投げていたのが、5回に完全に崩れ2失点と追随され1死満塁で降板。

ここで続投させず継投を選択した首脳陣の判断がまず英断だった。

勝ち投手の権利が残っていた所からも、育て中の戸郷を前半戦ならほぼほぼ続投させていたやろう。

後半戦は僅差とはいえ2位スタートと追いかける立場というのもあり、勝ちにいく試合、今後の布石を打つ試合と見極めが非常に大事となってくる。

そんな中でこの試合は落とせないと判断しての戸郷降板やったやろうと見ていた。

この辺の勝負勘は流石原巨人といった所ですな。

自分の見立てとしても、己をコントロール出来ていなかった戸郷を続投させていたら逆転され苦戦していた可能性が高かったなと思う。


で大ピンチで起用された今村だが、素晴らしい火消しだった。

この場面は結果のみでも十分な功績だが、内容も良く抑えるべくして失点を許さなかった様に思う。

そこに大きな価値があり、今後においても期待が持てる。

層の厚さを実感する、5回に先発が崩れて登板するレベルでない見事な今村の投球だった。

京田に対し緩い内角の変化球でファーストストライクを取れたのが非常に効果的で、これが活き直球にタイミング合わさせず三振を奪えたと見ていた。

制球も完璧で、隙の無い投球で火消し出来た事は今村にとっても大きな自信になったやろう。

今の中日のチーム状態なら、あそこが最大の山場でラストチャンスだった様に思う。

そこを踏ん張れた事で、相手の勢いを9分9厘消せた事が最大の勝因。

ナイスピッチングだった。


試合前には戸郷の直球の走り、岡本を筆頭に坂本、ウィーラーと右打者が直球が高めにきた所を仕留められるかに注目していた。

その戸郷の直球に関しては、非常に走っていて満足いく精度だった。

この直球が投げられなかったのは身体のどこかが思わしくなかったのが原因な筈で、状態が改善されてきたと今後に期待が持てる。

右打者が高めに浮いてきた直球を仕留められたかどうかについては、小笠原がその様な失投をしなかったというのが答えに思う。

そんな中で、狙い通りに投げ込んできた内角直球を仕留めた坂本は見事で1枚上をいく打撃だった。


順調に後半戦に仕上げてきたのが表れた快勝だった!



以上。


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