エキシビションマッチ、まぁ練習試合が始まった。

若手が1軍に合流しそっちに自分も注目度が高まっていたが、この日は若手よりも主力の内容に非常に満足できる試合だった。

豊樹　1回0失点　1奪三振　1四球 0被安打

直球の球威、フォークのキレと最高級の精度だった。

まだ絶大なる信用というには時期尚早やと怒られるかもしれないが、そう言いたくなる様な圧倒的な投球。

他の球団の勝ちパターンに見劣りしないぐらいの球質で、後半戦への期待度が更に高まった。

一つ四球を出しはしたが制球ミスやなく、三振を狙いにいってのもので内容はこれまでとは大きく違う。

続く打者にもフルカウントとなったが、しっかりと狙って三振を奪っておりこの日の起用通りのセットアッパーらしい投球内容だった。

直球で押していき、フォークで三振を狙いにいく投球スタイルを確立されるだけの球質となってきたのは大きい。

鍵谷　1回2失点　1奪三振　1四球 2被安打

ペナントレース中なら、先頭への失投での長打、実績ない選手への四球でサヨナラに繋がったのは苦言していたやろう。

だが練習試合なので、結果は1軍主力級の選手には優先度は低く気にしていない。

投球内容だけを見ると前半戦終盤の精彩を欠いた投球から状態は戻ってきている様に見える。

特に直球は完全に良かった時の走りで、打者を押し切れていたのは収穫。

変化球の制球に不安定さはあったが、直球がここまで戻ってくれば中断期間に完全復調としてくれるやろうと期待が持てる。

丸　2-1 1四球

特筆する必要も無いかもしれないが好調、状態の良さは維持しており選球眼の良さも光った。

北村　3-1 1本塁打

全打席で芯で捉えた当たりを放っており、状態は良さそう。

一発も良かったが右狙いの打撃等、状況に応じて求められている役割を全うする活躍だった。

セカンドの守備でもジャンピングスローで併殺を完成させたりと、強肩具合をアピールしていた。

大城　3-1

どのスイングも振りが鋭く、疲れが大幅に取れたなと感じる。

逆に終盤の鈍いスイングは疲れからくるものだという証でもあり、そこは来年以降の改善点。

外角への対応も良く、状態は良さそう。

岡本　2-2 1本塁打　1四球

この日1番目立っていた。

1本目は追い込まれてから、アウトローの変化球に当たり前の様に対応し長打。

2本目の一発は、真ん中直球を引きつけ、逆方向への一発。

まぁ、両方ともいつも通りの凄さだった。

前で捌く傾向の強い長距離砲が多い中で、この岡本の引きつけて長打にする技術は相当なもので、希少価値も高い。

これにより、打てるコースが広いのも魅力の一つ。

今年はその引きつけての打撃を確実に自分のものにした様に感じる。

今年もそれに近い事を期待したいが、来季は久しぶりに3割に到達するのではと期待が持てる。

守備面では松原がセンターで再三、大飛球を好捕し投手を救っていた。

主力で打撃に物足りなさがあったのは、松原、ウィーラー。

両者共に、真ん中の甘い球の打ち損じが目立っていた。

明日以降の修正に期待。

五輪もおもろいが、やっぱり巨人戦ですな！

以上。

元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。

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