メキシコ3-7日本 起用の感想 序盤の試合経過と得点シーン
このメキシコ戦でも起用面で賛否があったがその感想を。
まずは、試合経過と得点シーンを振り返る。
13時から巨人戦があったのでそっちを重視した為、試合経過は途中までです。
1回表 オラマス
山田、四球。
そんなに苦労しなさそうな相手の球質。
坂本、空振り三振。
山田、盗塁成功。
吉田、左飛。
変化球狙いか、差し込まれが目立つ。
鈴木、右飛。
変化球を必要以上にマークし過ぎて、てこずった印象。
1回裏 森下
ロドリゲス、右安。
内角直球で詰まらせるも、相手の力勝ち。
だが球は走っている。
エリサルデ、左飛。
ワイルドピッチ。
メネセス、中安。
決め球のみ甘くいってしまった。
メキシコ1-0日本
ゴンザレス、二ゴロ併殺。
抜群の内角直球の球威。
2回表 オラマス
浅村、右安。
柳田、空振り三振。
タイミング全く合わず。
菊池、左安。
高めの直球を空振りした後に、変化球に対応してヒットにするのは流石の技術。
村上、空振り三振。
明らかな振り遅れ。
直球が見た目以上に走っているのかもしれない。
甲斐、中安。
9番にこの勝負強さのある打者がいるのは頼もしい限り。
メキシコ1-1日本
山田、左飛。
変化球、直球とヒットに出来た事で、今後の打線には期待が持てる。
2回裏 森下
エスピノザ、二ゴロ。
ナバーロ、空振り三振。
チェンジアップの落ち良く。
ジョーンズ、遊ゴロ。
3回表 オラマス
坂本、左二塁打。
真ん中低めを面で捉えた様な打撃で長打。
吉田、遊ゴロ失。
坂本の揺さぶりが活きた出塁。
坂本、丸あたりは良くやる走塁やが、NPBではあまり通用しない事が多いですな。
鈴木、中飛。
浅村、投ゴロ。
初戦と違い早い回に追い抜かせたのは大きい。
メキシコ1-2日本
柳田、一ゴロ。
3回裏 森下
ペーニャ、見逃し三振。
アウトローに完璧に制球。
ウィルソン、右飛。
巧く捉えられたが、コースに投げきっている分打ち取れた。
ロドリゲス、三ゴロ。
4回表 アレドンド
菊池、二ゴロ。
村上、中安。
球威ある内角直球に力負けせず。
甲斐、左二塁打。
バントの構え見せた後にこれだけ強く引っ張れるのは、国際戦ではより嫌らしい。
山田、左本塁打。
真ん中失投逃さず。
メキシコ1-5日本
坂本、空振り三振。
真ん中、捉えられず。
吉田、二ゴロ。
4回裏 森下
エリサルデ、中安。
メネセス、右安。
真ん中。
巨人戦重視のため得点シーンのみ。
坂本、左本塁打。
内角の厳しい所を完璧に。
らしい一発か戻ってきて何より。
メキシコ2-6日本
山田、中安。
2死から甲斐のヒットそして盗塁後、アウトローを素直にセンターに打ち返しタイムリー。
こんな1番は理想的ですな。
メキシコ2-7日本
メネセス、左本塁打。
平良が四球後に変化球を完璧に捉えられ飛弾。
メキシコ打線では1番脅威と感じる内容が続いていたメネセスやが、点差と8回という事で勝敗に影響はなく良かった。
メキシコ4-7日本
中継ぎ起用について。
負けても敗退しない中で千賀等を起用しなかった事について賛否があった。
この件について個人的には、特に問題視する必要は無いのかなという見方をしていた。
逆にお試しで起用していても価値はあったと思うが、平良と栗林を絶対的な存在として使えるかをこの2試合で試していたとした様に感じ、そちらも今後に向けて値打ちがあったのではというのが自分の感想。
どちらもプロでの国際試合は初めてでもあるので、よりその様に感じる。
千賀は復帰明けで、強化試合で打たれたりと状態は把握出来ていないが、次あたりで点差がついた場面で起用出来れば理想的に思う。
だが仮に僅差なら無理矢理お試しする必要は無いかなと。
今の起用法やと今大会での序列は上位ではないというのが首脳陣の判断やろう。
その序列通りに起用するのが、戦い方としては妥当というのが自分の見立て。
それに困った時に千賀にしても、青柳にしても、岩崎にしても誰もが役に立ってくれるだけの力は持ち備えている。
まずはセパの無失点記録を続けてきた平良、栗林の後ろ2人を五輪に慣れさせられたのが収穫に感じる試合だった。
鈴木誠也の4番について。
プロの解説者も含めて、入れ替えるべき、そのままにすべきと意見が分かれている。
自分はその論争についていけてなくて、何ひとつ入れ替える要素が分からない。
2試合ノーヒットやったからぐらいか?
それで負けていたり、明らかに打線が分断され繋がっていなければ入れ替えも一つの手ではあるが、たいして鈴木が足を引っ張っていない様に見えているのは自分だけなのか?
この日の最終打席を筆頭に、他の打席を見ても状態はそこまで悪くない様に感じる。
強化試合でもヒットも出ていたし、そないに気にする必要は無いやろう。
個人的には鈴木が4番のままで良いと見ている。
むしろ他の4番候補の村上、柳田の方がこの日は内容が悪く感じた。
まぁ、次のアメリカ戦で是非を問うのがよさそうかな。
そこまではジタバタせず戦い、そして鈴木に当たりが出る事を期待する。
柳田6番について。
ドミニカ戦で結果を残し、打順を上げる事を匂わせていたのでそのまま6番に据えたのは驚いた。
自分は6番以降が良いのではという見立て。
まだ本調子やないが、力量は抜群で試合に出られるならスタメンには必要なのは言うまでもない。
本調子なら上位に据えたい選手やが、状態を踏まえると下位が妥当かなと。
村上が好調なら6番で柳田を7.8番でも良いのかなと思うが、似た様な状態なのでそれなら柳田を6番の方が期待度が高いかなと見ている。
次戦以降、持ち味の一発が柳田、村上に出る事を期待する。
最後に山田。
ええ1番ですなぁ。
一発あるは、盗塁出来るは、勝負強いはと理想的な1番。
ヤクルトでは最近は塩見が1番としてハマっていたが、3番にハマった選手がいて山田が1番にいる打線になると非常に厄介で手強いなと感じるこの日の活躍だった。
山田のインタビュー通り、3つ勝って優勝としてくれるのを期待する!
以上。
元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。
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