畠の力が結果に結びついて何より 大まか版 中日戦 4/14
畠ぐらい力のある投手が開幕ローテに入れず、前回の今季初登板もしょーもない所で代えられるなど首脳陣から厳しくやられていた。
それが期待の表れでもあると思うが。
そんな中で今日も結果が出なければ2軍降格もあったのかなという所で、1軍戦力としては欠かせないと考えている自分としては実力がそのまんま結果に結びついたのは畠にとっても、チームにとっても非常に良かったなと思っている。
その畠の投球内容は初回から飛ばしていたなという印象で崖っぷち感が出ていた。
それがらしい投球に繋がり、制球はそんなに厳しい所にという訳では無かったが、直球の力強さで抑えていた。
制球を細かく意識し窮屈になるぐらいなら、こっちの方が畠の場合は抑えられる確率が高い様に思う。
それに今年の直球はキャリアで1番強さがあるので、それぐらい大胆にいかんともったいない。
それと落ちるカット。
今まではフォークと認識していたが、2軍戦の時からあれはカットやったんかな?
精度が抜群で要所で抜群に決まり、投球の幅を広げていた。
特に良かったのは2回の先頭の阿部にフルカウントにされてからボール球で三振を奪えた事。
それだけの精度だった事が分かる。
それを相手打線に意識させた事で、横の変化や直球もより活きる事になりタイミングを合わさせない投球に繋がっていた。
この辺は大城のリードも良かった様に思う。
8回9回と続投し完封を目指す事になったが、7回の阿部、石橋を初球でアウトに取れたのが挑戦出来る事に繋がったやろう。
その8回は疲れが出てきていて、制球、球威ともに落ちていたが結果無失点。
この疲れがでてからの粘り強さは成長過程の部分であり非常に評価されて欲しい所!
9回でもそうだったが、落ちるカットが疲れがあっても精度を高いままを保てているのは非常に武器となっていた。
8回で限界を超えた投球をしていた様に見えたので継投やと思っていたが、完封に挑戦させたのは首脳陣の期待の表れ、桑田コーチの考えの影響もあったのかなと思う。
アリエルに一発を許し完封を逃したが直球の球威は落ちとったんで仕方ない。
まだ力足らずな所。
この続投で完封、完投を意識した投手になってくれればそれで良いかなと。
相手のリクエストもアウト判定になり大きなツキがあったので活かして欲しかったが、石橋にヒットを許し降板。
初回から飛ばしていたし、ここは無理があった。
それでもここまで投げられたのは期待以上。
実力以上のものは大きく出せなかったが、実力を示してくれただけで今は十分と思えるナイスピッチングだった。
最後はデラに託したが、流石ストッパーといえる火消し。
高松への追い込み、三振を奪ったインロースライダーは見事なキレ、変化球量だった。
頼もしい限り。
デラの復調は去年より大きく上積みされた部分。
最後に3回の集中打。
久しぶりに打線が繋がり、下位がチャンスを作り上位で返す理想的な攻撃だった。
松原が畠のバントミスを救い、坂本が追撃し、梶谷が後1本で大きく主導権を握れる所で、最高のクリーンナップの仕事をした見事な勝負強さだったが、この流れを作ったのは香月に思う。
去年では考えられないぐらいめちゃくちゃ選球眼が良くなり、その上フルスイングが出来るのは魅力の塊。
アウトローの厳しい球を真芯で捉えクリーンヒットと素晴らしいバッティングだった。
今の巨人で誰よりも外角を捉えるのが巧いのではと思うほど。
それに、畠のバントの空振りを想定した帰塁は1軍試合経験が浅いのに見事な野球脳の持ち主だなと感心した。
この打撃、走塁が相手に知らず知らずにダメージを蓄積させられたからこそのビッグイニングやったかなと。
ええ選手を取れたでほんまに。
という事でまだ岡本が苦しんでいたり、1イニングのみしか得点、ヒットが出なかったりと好調とはいえないが、だいぶチーム状態は上がってきた様に思う。
ここにコロナ組と助っ人組が混じってくるのやからいよいよ本領発揮した野球が見れる日も近づいてきた。
もうちょっと開幕期といえるやろう。
開幕ダッシュはペナントを制する上で有利には違いないので、このまま勢いに乗り5月半ばぐらいにはトップで少し差をつけてる展開になってる事を期待する。
以上。
元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。
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