雨天での試合だったが、それが大きな敵となってしまい敗戦。

雨天での戦い方がしっかり出来た阪神と全くだった所の差で負けた。

最短5回で勝敗が決まる中、先制点を取られ、甘い球を確実に捉えられ、犠飛で後1点を追加され、巨人は上記が一つも出来なかった。

1度も流れを掴めずに試合が終わってしまった。

その辺を初回から振り返っていきたい。

1回表　西

梶谷、感じの良い捉え方。

全くタイミングが合わない打席もあるが、毎試合1打席以上は打てる雰囲気があるので現状最悪なのは結果だけで個人的には心配はしていない。

坂本、梶谷と同じく嫌なイメージは無いやろう当たり。

西のシュート方向の変化球の曲がりが去年までより大きく感じるが、制球面ではビタビタでは立ち上がりは無かったので早い内に雨も含めて先制したい所だった。

1回裏　サンチェス

近本へ低めに制球良く3球とも見逃させ三振。

低めのストライクゾーン大きい球審。

相性良さそうなのは大きい。

マルテ、スプリット見極められたのは痛かった。

大山、3球目アウトローをボール判定は厳しい。ちょっと低めのストライクゾーン狭なったか？それかコロコロ変わるタイプか？

ポールぎりぎりファールはツキありか。

決め球厳しくいき、なんとか凌ぐ。

掛布氏の言う通り、マルテの大山への繋ぎ方は非常に嫌な感じだったが結果的に無失点で凌げたのは大きい。

何度もこんなええ流れに相手も出来んやろうから、助かった。

これでサンチェスが落ち着けば良かったのだが。

2回表　西

岡本、気候が味方せずレフトフライ。

角度をつけられたのが、キッカケになってくればと思っていたがそうとはならなかった。

2回裏　サンチェス

西の出来の割に結果に繋がっていないこの流れを切ってもらいたいイニングだった。

サンズに対して、内角勝負、外角ボールで基本通りのええリード。

カウント悪くした事でヒットにしてしまったが、最善の投球。

佐藤に対してもまだデータが少ないが、無難なリード。

サンチェスの妥協せず、マウンドの修正を求める冷静さは良い。

重信最高のプレー。

ど真ん中失投をただの犠飛で済ませたのはこれ以上ないファインプレーだった。

2失点なら流れは決して悪くない。

先頭から3連打、失投有り、送りバントも決められ2失点はよく凌いだ方で良かった。

3回表　西

香月、打ち損じ。

先頭やっただけに痛かった。

3回裏　サンチェス→大江

サンチェスの雨の影響の受け方を見ても、マルテへの死球でこの試合諦めないといけないと感じた。

大山のタイムリーは決定打に等しい。

打線の爆発か、雨天中止ラッキーノーカウントを待つかと、淡い期待とせこい気持ちが芽生え始める。

9回までやるならここで大江が火消しに成功し、追加点を与えなければ勝負にはなるかと思っていたが叶わず。

復帰後1軍初登板をこの展開で試せたのは今後に活きる。

佐藤を翻弄し見逃し三振、攻略へヒントを得た投球。

梅野の技有りの一打に撃沈。

その前の内角要求が逆球になったのが悔やまれる。

4回表　西

梶谷、僅かな光も霞むマルテの好守。

感じは良くなってきていて、それだけで喜べるものではあった。

重信、自分のスイング出来ていて良い。

雨天中止の時間稼ぎにもなった。

せこい事抜きにでも、重信が本領発揮しているのは収穫。

坂本、四球。

西もこの雨には苦労し始めてきた。

岡本、ここは初球からでも本気で勝ちにいく打撃を。

今後に役立つ打撃を見してくれと見ていたが、内角にきたフォークの失投を打ち損じ。

復調へ時間がかかってますな。

4回裏　豊樹

重信好守。

ちょっとせこい気持ちで見過ぎていたから、ええ見方は出来なかった。

そんな中で結果だけ見て思うのは、四球2つ出すが無失点というのは豊樹に求めている投球。

5回表　西

香月、初球絶好の狙い球を見逃し。

積極的にいったらんかいと思っている内に、左中間スタンドに。

見事な技術、パワー！

素質の高さが1軍でも出始めてきた。

尚輝、それやそれというセンター前。

松原、展開的にはここで打ってこそ期待が持てる打席だった。

重信、追い込まれてから三振臭プンプンだった中でええ選球眼でフルカウントまで持っていったことに、上積みを感じる。

三振のイメージがもっと払拭され、去年の日本シリーズでのモイネロからの三振が粘って甘い球を捉えられるぐらいまでの選手になってもらいたい。

5回裏　京介

せこいモード終了。

勝つ為に1個1個大事にいってもらいたい。

佐藤が無駄球でも反応してくれてるので、抑え易さは増した。

決して京介の投球が上回ったとは思えないが、スローカーブがストライクやったのは効いた。

梅野に対しては最高の投球で空振り三振を奪った。

木浪、追い込み方が見事。

決め球も制球ミス無し。

佐藤へは意識も強かったのか制球甘かったが、それ以降は京介らしさ全開の投球だった。

6回表　西

坂本、本調子やないが底を脱するスピードは流石の一言。

岡本、本調子ならセンターオーバーやろう打撃。右中間スタンドに1本でも打てれば、感覚も戻りそうなんやがそこまでが長そうやな。

大城、外角を打つ時と内角を打つ時が同じスイングで内角が無駄に遠回りになって引っ張る事に苦労している印象を最近抱く。

6回裏　京介

近本へ失投気味の甘い球やったが、投げっぷりの良さでタイミングをずらせた。

糸原へは完璧な投球。

回跨ぎもそつ無くこなす京介の存在感の大きさは頼もしい。

7回表　西

香月、出れば雰囲気は少し変わったんやが。

あの球を打者有利カウントなら見逃してもらいたい。

下位が何も出来ず3凡。

7回裏 ビエイラ

力感ない投球。

点差開いていると、今年はこの感じ。

それはそれで、打者は打ちにくそう。

ランナー置くと、剛腕ぶりを発揮していた。

佐藤との勝負は野球ファンとして見もの。

決め球は変化球勝負か。

甘かったが配球で抑えた。

点差的に抑える事のみしか期待してないが、力と力の勝負は面白かった。

プロ野球の面白みを増した、佐藤の存在はええ事やが羨ましい限り。

ここでコールドゲームとなってしまった。

原監督が試合後リップサービスも込みで、もう少しイニングやっていれば3点は取ったかもしれないとコメントしていたが流れ的には本音も少しは混じっていたのかなと感じた。

自分もそんな気になりながら見ていた。

という事で負けてしまったが、打線の低調具合もそろそろ底を脱するかなと期間的にも思っているので頭ぐらい取られてもかまへんわと少数派の考えやろうけど強気に思えている。

雨で負けたのさ。

晴れの予報の明日はとことん期待している。

岡本、4番次第や、頼むど！

以上。

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