戸郷の自信と軸がある強み、畠の直球! 投手編 日ハム戦 3/6

長くなってしまったので、今日はメイン記事を投手編と野手編で分けています。


戸郷 5回無失点、5奪三振、1四球

結果は良かったが、調子自体は悪かったんかなという印象。

特に制球が立ち上がりの初回と2回は中々悪く、先頭バッターに四球もあり、甘い球も多々あり、打ち損じに助けられた感の強い無失点投球だった。

直球が高めに抜ける事が多く、スライダーも高め、真ん中にいく事も多かった。

厳しい球やったにもかかわらず、王に大ファール打たれたのは、直球にもあまり力が無かったんかなとも思った。

3回の途中ぐらいからフォークの精度が抜群に良くなり、ピンチを脱した。

この回に投げたチェンジアップも制球は甘かったが、タイミングを外すには有効そう。

近藤に対して、ええ所からフォークを落としても選球されフルカウントにまでされたが、乱す事なく抑えられたのは頼もしい。

4回の二塁打とボークで作ったノーアウト3塁のピンチを無失点で抑えられたのは、直球とフォークがバッターとしては意識せざるを得ないレベルの精度やからこそ、打ち損じもあったのかなと。

それと去年の成績による自信も味方した様に感じた。

ボークがあっても動じない精神力は流石。

全体的に今日のピッチングを見てると、直球とフォークをあまり決め球に使おうとせず、軸となるボールに頼らず打ちとろうという意図があったのかなと思う。

ストレートとフォークが一級品なのは確かな投手なので、今日制球が全然だったスライダーの精度を開幕までに高めていってくれれば去年の成績を上回る可能性は高いだろう。

悪いなりに抑えたのも値打ちが高い。


畠 4回2失点、5奪三振、1四球

原監督が試合後のコメントで「どう評価していいか分からん、もう少し出来るのに」と語っており、あまり良い印象では無かった様子。

期待の表れなのは間違いないが、この印象になったのは失投2球を野村に左中間に運ばれたのと、樋口にセンターへタイムリーを打たれたからだろう。

この不用意な投球が畠の課題点なのは間違いない。

だが、この2球以外はほぼ完璧な投球で直球の質なんかは抜群やったので個人的には今日の投球はかなり好印象だった。

制球、球威ともに今までで、1.2番目に良かったんとちゃうかなというぐらい、調子も良かったと思う。

怪我続きやった畠が去年はそれなりの結果を残し、安定感、まとまりみたいなものを感じる投球が出来ていた。

今年はそこに迫力も追加されそうやなと思える、今日のストレートの球威だった。

プロで一流の投手となるには、まずは武器になるものが無いと話にならん。

失投や不用意な球を投げてしまう癖は課題点ではあるが、今日の直球の出来は十分評価されるべき投球やったなと自分は思う。

去年の打点王で、キャリアハイの31本を放った中田翔に対して直球で押せていたのが、まさに今日の直球の良さを物語っていた。

それと、あんまり多くは投げなかったが球速が遅めの大きく曲がるスライダー、それかカーブも武器になりそうで、これを要所で精度良く投げられればより投球の幅も広がるやろうと思うので開幕までにより磨いてもらいたい。


以上。


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