第三クールスタート。

紅白戦前のフリーバッティング。簡単に。

全体的に、スイングの強度が8分ぐらいまで上げての練習になっていた。

大城。

アッパー気味に角度をつけにいくスイングになっていた。

湯浅。　

コンパクトに強いライナーを意識していた様に見えた。

紅白戦。

投手

山川。

緊張かストライクが入らない所からスタート。

岸田がどう生き返らせるかに注目していたが、ストライクが入る様になっても甘い球が多く失点を重ねた。

牽制悪送球もありと、評価はガタ落ちだっただろう。

良かった点は、シュート方向に投げるチェンジアップが打者に近い所から曲がっていた所。

堀岡　

直球で振り遅らせ、フォークで空振りと堀岡にとって理想通りの投球が出来ていた。

直球は素晴らしい球威。

制球面では3ボールからストライク入れた時もあっ

たが、四球をだす場面も多く課題は残ったまま。

田中優大　

変則が武器な分抑えられたが、制球はまだまだ。

谷岡　

制球も良く、変化球も曲がりが大きく、結果も良かった。

だが、1軍戦力レベルのキレ、球威にはまだ達していない。

戸根

荒れ気味だったが、直球のキレは有り。

1軍級の打者相手にどんな通用の仕方をするのか見たい。

内角攻めだった。

平内

初実戦の初球はインローストライクから。

左打者への内角制球が良かった。

力んでか直球高めが多かった。

インタビュー

初実戦を楽しめたらしく緊張はしないタイプで良い感覚で投げられたとの事。

松原を内角直球でセンターフライに打ち取った場面の回想で、プロはあそこまで飛ばすんやとアマチュア時代との違いを語っていた。

北村を併殺に打ち取った決め球はカーブっぽい軌道で緩急もあったが縦スラだそう。

登板後、桑田コーチからは四球後も落ち着いていて良かったと評価されていた。

高橋

これぞ求めていたものやという投球。

直球の伸びが抜群だった。

2人目の岸田から制球も良し。

バックドアとかる外からのスライダーも決まっていた。

途中から上から目線で投手有利に投げていた。

直球を打者に意識させられるぐらいの球威があり、変化球もより活きていた。

変化球も低めに決まり良かった。

伊藤

直球を松原にいきなり打たれるも、打たれた直後にも直球を続けるなど自信のある所、気の強さが見えた。

直球で空振りを奪えている場面も多く、球威は前評判そのもの。

変化球も低めに投げきれ落ち着いている。

だが岡本には緊張気味で制球乱れ、後続にも甘かったり、明らかにボールやったりと修正が出来なかった。

もう一度言うが、球威は抜群でこの実戦期間中にプロの打者に慣れ開幕には1軍戦力としていて欲しいと思える力を見せていた。

古川

直球、変化球ともに良かった。

だが決め球となる球が無いのが、苦しい。

大江　

オフでのトレーニングで身体もごつくなり、パワーがついたのか変則の武器だけでなく球威で圧倒していた。

クロスファイヤーも威力抜群。

石川に2ストライクから打たれたが、3球勝負出来るぐらいの好調さだった様に思う。

野手

4.増田大　2-0 2四球

去年よりも身体を捻った状態から構えており、雰囲気を感じた。

凡打の内容は悪く、タイミング合わず引っ張って右にボテボテ内野ゴロと変速に対応出来ずアウトロー変化球に空振り三振。

実戦2試合を見ると特に打力は上がっていない印象。

2.大城　3-1 1四球

フリーバッティングで角度をつけようと意識してそうだったが、実戦でも同じ意図が見えた。

四球後の2.3打席目はタイミングが合わず内野フライだったが、4打席目に高めの直球をアッパー気味に打ちセカンドゴロ強襲でタイムリーと結果に繋がった。

長打率を上げたいと本人も語っていたが、去年よりも期待が持てるスイングの軌道に思う。

2打席目の内野フライは狙い球を絞らず、反応で打ってしまった様な凡打で勿体無さを感じた。

こんな打席が減ってくれば、率も上げられそう。

インタビューでバットを昨年から軽くしていると語っており、今年もそれが継続されるらしい。

長打率を上げたいと言っていたので意外だった。

2.喜多　1-0

内角を詰まらせセカンドゴロ。

打撃では大きく課題がありそうだ。

9.八百板　4-3 

猛打賞と大アピール。

初球からタイミングを合わせられ、引きつけての打撃が出来る。

それと外角をポイントを前にし、素直にバットを出してのセンター返しも出来る。

右足に壁が出来ていて、前に突っ込まない。

捕手のタッチを避けてホームインするなど、走塁面での技術の高さも見せていた。

2回目は避けながら狙いにいくもアウトだったが、これも惜しかった。

後は投手のレベルが上がって、どこまで対応出来るかだけだ。

7.伊藤海斗 4-1 

4番起用で力みがありミスショットもしていたが、高めのボール球でもフルスイングしにいくなど狙いは良い。

低めをヒットにしたのは、良いアピールになっただろう。

最終打席のレフトフライも当てただけで飛距離がそれなりに出ていた所に才能を感じる。

フルスイングしながら、緩急にもバットに当てるぐらいの対応力は見せていた。

8.立岡　4-2

甘い球をミスショットせずセンターオーバー、インローの厳しい球をライト前と流石のバットコントロールの良さを見せていた。

3打席目のど真ん中を狙い球と違ったか見逃してしまったのが勿体なかった所。

現時点では、今季代打での戦力として期待出来そうな活躍。

5.秋広　4-3

内角の厳しい球を肘を巧く畳んで一、二塁間に鋭い当たりでライト前。

アウトローを狙い撃ちし三遊間に鋭い当たりでレフト前。

左腕から直球2球で追い込まれ、高めの抜け球の変化球ではあったがタイミングをずらされても崩されずをライト前。

と対応力、引き出しの多さをアピールしていた。

どえらい新人やと度肝を抜かれる。

低めに難がと思っていたが、まだ判断するには早過ぎるが間違いなく深刻ではない。

投手レベルが上がった時の打撃が早く見たいものだ。

沖縄行きに現実味が出てきた。

松井　1-0

対左で全くタイミング合わず三振。

この辺は下でまだまだ課題克服が必要だろう。

3.菊田　3-2

バットの構えが頭ちょっと後ろぐらいから。

一時の中田翔に似ていた。

それが原因かタイミングが遅れ気味に見えた。

だがスイングスピードは速くアウトローの変化球に流されながらもサード強襲ヒット、詰まりながらもレフト前と結果は残した。

余談だが、威圧感がついてきた菊田といえど、バットが折れて新しいのを取りに行く時の仕草は初々しく微笑ましかった。

6.中山　4-0

前回より内容のある打席が多かった。

1打席目は、パワーさえついてくれば超えていきそうなレフトフライ。

外角高めを素直にバットが出てのものだった。

2打席目は、内角直球に詰まりセンターフライではあったが、自分のスイングが厳しい球でも出来ていた。

3打席目は、初球ど真ん中見逃しと嫌な入りで、フォーク空振りで追い込まれるも球威あるアウトハイの直球をファールで逃げる。

その後の変化球もバットに当てファール。

打席内でタイミング合わせていた。

最終的にはインローの鋭いボール球の変化球に空振り三振だったが、簡単には凡打しなかった。

守備では柔さのあるプレーを見せていた。

D.平間　1-1 2四球　盗塁死あり。

選球眼の良さも見せ、外角甘めを楽に捉えてレフト前に運んでいた。

　

9.松原 3-1 

球を捉える力は出場している選手の中でも抜けている。

強肩を見せ捕殺に成功。

コントロールを見事だった。

2.山瀬 2-0

打撃は全くだが、捕手として盗塁阻止。

セカンド側に大きくずれてもアウトにする辺り、流石の一言。

同じく強肩が売りの小林もレギュラー扱いされていない現状を見ると、打力の向上は必須。

6.湯浅　2-1 1四球

バッティングカウントから真ん中低めの変化球を見送れたり、逆に追い込まれて良い所から落とされても見送ったりと選球眼の良さが光った。

何より良かったのは、売りである内角直球を流石の巧さでレフト線に二塁打を放った事。

段々と状態を上げアピールを続けてもらいたい。

4.北村　3-0

3打席目、アウトローでもフルスイングし打撃が崩されないのは良かった。

真ん中直球をライトフライ。

角度がついていて求めている内容だったと思う。

D.岡本　1-0 1四球

シーズンさながらの雰囲気だった。

高橋の直球に空振りしていたが、岡本がどうこうより高橋の凄さの方が目立っていた。

走力が上がったのか⁈岸田の右中間への当たりで1塁からホームインしたのは驚いた。

2.岸田　3-2

直球2球良い所に決められた後の外の変化球に手が止まったり、直球を意識しながら落ちる変化球を素直に打ち返し右中間まで持っていったり、どのコースに投げられても自分のスイングが出来ていたりと内容が抜群だった。

3.若林　3-1

3ボールからど真ん中を振りにいってのホームランは今後に活きてきそう。

だが3打席目にど真ん中の変化球をファールにしてしまったのは、反省点。

7.石川　3-1

高橋のクロスファイヤーの軌道に驚いていた。

その後追い込まれてもアウトロー変化球をファールで逃げていたのは良い。

だが、アウトロー大きくボール球を空振りしたりもしていて、これは無くさんと不利な勝負となり数字がついてこない。

8.重信　3-0

迷走中といった所。

初球の外角直球を引っ掛けて一塁線にファール、何がしたいか意図が見えない。

対左にアウトロー、インローと攻められ空振り三振。

歯車が全く合っていないので、今は評価不可だろう。

新フォームが自分のものになったり、元に戻したりしてからが勝負。

5.香月　3-1

真芯で捉えた打席が今の所、実戦では無し。

まずはその率を高める事が最優先だろう。

サード守備でもヒットになったが、強襲の当たりを弾いてしまっていた。

この試合で良かった選手。

投手。

高橋、大江はほぼ満点。　

伊藤優輔も失点はしたが、力は示していた。

平内は結果、内容も良かったがこんなもんやないやろうという印象。

野手。

八百板、秋広は猛打賞と抜群の結果。

1軍級の内容だった。

岸田も全て内容のある打席だった。

助っ人2人に大城が安泰では無くなってきた。

ええ感じに切磋琢磨出来ていて、意味のあるキャンプとなってますな！

以上。 

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