逆転負け。

けど勝てたのになぁという惜しさは個人的には感じなかった。

敗因は澤村だけでは無いやろう。

その辺を振り返りたい。

まずは先発のメルだが、6回途中1失点と好投した。

初回、梶谷に四球を出さずにいけた所が良かった。

2回の宮崎の当たりを併殺に打ち取れた所も大きかっただろう。

4回の満塁策を取った場面でも、伊藤を内角ストレートで空振り三振と要所で素晴らしい球を投げられていた。

采配とそれに応えるメル共に良かった。

そして課題の6回だが、2アウトを簡単に取った後死球とヒットで降板。

これが甘やかし過ぎだった。

2点差でまだ100球にも満たない投手に一発を打たれた大和を迎えたぐらいで、代えてる様じゃ後がしんどい。

結果論としてはここが1番の敗因かなと見ている。

万全を期して鍵谷を登板させたが、このピースを早くに失った所が後に響いてしまった。

鍵谷はナイスピッチングで素晴らしい火消しだったが、メルにはナイスピッチングとは敢えて言わない。

あそこで代えられないぐらいの信頼を得られる様、桑田氏の言っている力配分というのを学んでもらいたい。

メルだけの問題でなく、采配もここは浅かったかなと感じた。

中川はちょっと球に力を感じず疲れ気味かなと思ったが、佐野宮崎とあのタイミングで内角使って、制球ミスせんと投げれたんは凄かった。

ただフィールディングが巧くいかず、失点。

責めるつもりはないが、展開的に痛い失点となった。

けどその後のロペスから三振を奪い、役割は全うしてくれた。

7回から登板について型を崩すなとの声も結構言われていたが、1番からの好打順を中川に託さずどうするんやと個人的には思う。

そこを臨機応変にできる所が、原采配の良い所なので問題は感じなかった。

で、問題の澤村だが四球2つでピンチを作り降板。

残ってるメンバーで代打を出さなければ伊藤から始まると思うと澤村に託すしかなかった筈なのでここでの起用は仕方ない。

試合後の原監督のコメントでは今後も同じく期待していそうだったが、鍵谷にセットアッパーを託すのが妥当だろう。

その件については今日でハッキリしたので、この日は仕方ないと個人的には割り切れている。

澤村はこんな投手や。

乱調かどうかはクジなので、ビハインド時での好投で景気づけをして流れを変える立ち位置で投げさせ、そこでもっと厳しい場面で使えるかを見極めていってもらいたい。

援護してる訳では無く、敗因の一つでは確実にある。

京介も抜群の度胸でソトから三振を奪うも、オースティンに失投を痛打された。

梶谷の打球の不運もあったりもしたが、こんな日は間違いなくある。

次に期待したい。

鍬原は相手の打ち辛そうな所を見ると良いのだろう。

現時点で立ち位置を変える必要はなく、ロングリリーフ兼敗戦時の投手としてまずは結果を重ねてもらいたい。

続いて打線だが今日は物足りなかった。

初回から増田の出塁と丸のタイムリーで先制するも1点止まり。

相手の立ち上がりを見るともっとたたみかけたい所だった。

坂本の併殺は痛かったわな。

4回の大城のタイムリーは効果的な追加点となったが、その後の増田に代えて代打尚輝はどこかてきとうさを感じた。

右きたから増田はお役御免以上みたいな。

尚輝を使っていくのは悪いことやないのやけども、点数取りにいく気は薄めやった様に思う。

なら増田の粘っての四球や打撃に期待しても良かったかと。

増田をスタメンで使うデメリットは最強の代走要因が居なくなる事なんやから、それを無くしてまで使ってる増田へのてきとうな代打はもったいなく感じた。

ここで2点しか入らなかったのも、足りなかった様に思う。

最後山崎を攻めたが、大城の当たりが抜けない事でほぼ試合は決まったと感じた。

坂本、陽の岡本の前後がブレーキ、重信を使わない、櫻井をとことん責め切れない、この辺も敗因の一つだった。

まぁ色々と負ける要素はあった試合なので、仕方ないと思える。

切り替えて明日、勝ち越しを決めたい！

丸が復調してきた事で強さは増してきてる筈なので心配不要。

以上。

元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。

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