打線が今日も奮わず、1得点。

やがチームで戦っている以上、攻撃陣が打てんのやったらその分抑えんと勝てんのは当然。

野球観が大きく変わった落合氏の本に書いてあった話。

自分は当たり前の様に先発投手が5回1失点〜9回3失点までの間で抑え試合を作れていたら役割は果たしていると思っていた。

だがこの本の落合氏の野球観は違った。

得点より失点を少なく抑えるのが投手の役割であり、失点数で役割を果たしたかが決まる訳では無い。

10点取られようが、11点取れていたのなら役割は果たしているという内容だった。

逆に2失点でも1得点しか自軍が取れて無かったら、果たしてはいないと。

本やから極論で分かりやすく文字にしたのやとは思うが、目的は失点数を抑えるのでなく試合に勝つ事やというのは原点であり間違いない所。

全盛期の菅野ですらそこの域には完全には達していないなと感じており、難易度は非常に高いが投手陣にはそこの意識は強く持って投げて欲しい。

ちなみにそれが出来ていた印象が強かったのは、自分が見始めてからは古い話やがエースと呼ばれていた時の上原、吉見が思い浮かぶ。

高いレベルの話ではあるが、戸郷にはそこを目指して精進してもらいたい。

ええ投手やなく、強い投手になれるだけの力は戸郷にはあるやろう。

期待している。

投球内容は持ってる力をフルに使った、申し分ないナイスピッチングだった。

ビエイラは球団記録の30試合無失点。

この安定感、圧倒感、頼もしい投手になってくれたもんやと喜ばしく、頼もしい限り。

今日は制球重視やったが、それでも十分抑えられるのがビエイラの強みとなってますな。

歴代最強クローザーとして、巨人の歴史に名を刻んだが、それに見合う力量、内面の持ち主で誇らしい。

本人の希望は分からないが、巨人ファンとしては現役最後まで味方としてビエイラを見続けたいと強く願う。

中々活気が出ない試合が続いている攻撃陣。

そんな中でも間違いなく状態が良いのは岡本。

次点で中島、大城。

この好調な選手だけの結果で勝ち切るというのもペナントには重要。

そうゆう意味では、この3人も含めて長打が1本も出なかったのが得点力を欠いた要因で苦しかった。

だがそんな簡単にいくほど甘くはなく、起爆剤となる選手が出てきて欲しい所。

そこに期待がかかるのは、昇格してきた陽やが今日は打席に立つ事はなかった。

あの場面で若林を代打に出すのは前回の結果からも当然で仕方ない。

明日こそ、チームを活気づかせる一打を期待する。

中田を起用する事なく1得点で引き分けたのは不満所。

9回の代打は松原やなく、中田が良かったのではと見ていた。

正攻法としては6回に尚輝が出塁した場面があったが岡本の前で盗塁は仕掛けにくい。

好調岡本に数球待たせる訳にもいかんし。

その点でも、尚輝3番のデメリットが出たなと感じた。

松原より尚輝の方が期待出来る状態という事で

、尚輝を1番とするのが妥当に思う。

坂本と岡本をくっつける方が現状の調子を踏まえると良いかもしれない。

という事で昨日はスタメンを固定し火曜の形に戻すのが1番やと書いたが、調子も踏まえたバージョンとして、尚輝、丸、坂本、岡本、中田、ウィーラー、大城、松原これがええかなと。

中島の好調さを取りウィーラーと入れ替えるのも一つやが、中田の後ろに長打がより警戒されるウィーラーを据える方が相乗効果があるかなという事でこちらに。

要所で中島を代打で使える利もある。

守備力は問題ない、1軍投手に対する今季の打力が未知数で試す価値がある陽を松原と入れ替えるのは不調のこの時期なら効果的にも思う。

来週の後半戦1発目の大勝負に向け、なんとしてでも善戦出来る状態にしないといけない。

明日はその兆候が見られる試合となる事を願う。

以上。

元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。

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