結果は1勝3敗1分。

投打共に奮わず、苦しい1週間だった。

5回終了時点で全てビハインドの展開と、全く巨人ペースで試合を進められなかった。

それでも5戦で負け越し2と最低限の踏ん張りを見せ、上位3チームとは後半戦スタート時と同じゲーム差のまま。

こんだけあかんくても振り出しでいけたのは、ツキがあった。

2カード続けて最後落とさなかったのが大きく、これは後に効いてくるやろう。

そういえば、まだここまで全体でもカード3タテはされていない。

悪くても、最悪にしないのがこれだけ離脱者が続出したりしながらもこの位置で首位争い出来ている大きな要因ですな。

悪かった所は多々あり過ぎて書き切れん。

特にという所では、中継ぎ陣の大炎上祭りか。

今村、豊樹が抹消となった。

残った中では大江、鍵谷、桜井が失点を許したが、その内容も不安定なもの。

なんやったら内容では今村、豊樹の方がマシだったとすら思う。

大江は難易度の高い場面での登板だっただけやと、まだ心配するのは早いかなと。

桜井は入れ替えが必要やろう。

問題は鍵谷。

直球勝負が基本の投手でありながらも力勝負のみでは抑えられない鍵谷が、逆球やド真ん中失投など制球が甘くいくパターンが増えてきていては悪結果も当然。

中日戦では本来の投球が出来ていて、復調したと見ていたが間違いだった。

次回登板で内容に改善がなければ、下で再調整させ9月の勝負所に向けて中継ぎ右腕の見極めをした方が良いと感じる。

そんな中でも収穫は高梨、デラ、ビエイラの安定感、そして中川の復帰。

この4人+大江を勝ちパターンとして計算が立ちそうなのは良かった。

振り返っても個々で良かった選手を挙げるのが非常に難しいが、間違いないのは中島、畠。

唯一の勝ちに繋がった逆転打も含め2度のタイムリーがあったりと勝負強さが光っていた中島。

右打ちが目立ち結果も出て、素晴らしい活躍だった。

中田の加入によりスタメン起用は大幅に減るやろう。

だがこの内容を見ると代打1番手として期待したくなる。

代打率はここまで低いが、ここからハマってくれれば代打の切り札不在が解消され、攻撃陣の弱点が塞がったも同然。

一塁手がここまでは定まらず中島の起用法もまちまちでシーズンを進めてきたが、代打というポジションをここから絶対的なものとしチームを支えてもらいたい。

先週全試合登板し無失点だった畠。

7イニングで与四球1と課題の制球難を改善させた姿を見せていた。

驚きの連投だったが、結果を残し連投の適性度がついてきた事を証明出来たのは大きい。

明らかに制球に重きを置いた投球を続けているが、そこに結果がついてきてるのは本人も自信となっているやろう。

首脳陣に中継ぎでも先発でもパッとせんなと思われていたのが、中継ぎについては信用度が高まった筈。

ここからが戦力として認められるかどうかの本当の勝負。

今季最後まで結果を残し、期待度の高い選手から信頼できる選手へと立場を変えてくれ！

最後は新戦力、中田翔。

巨人での初安打、初アーチが出てこれが非常に今後の精神安定剤となるやろう。

威圧感は絶大で、岡本の後の5番が本当の意味で適任者が見つかったなと。

雰囲気を一振りで変えられる力は巨人でも1番。

松井の後ろにいた清原を彷彿とさせますな。

岡本がより4番として、洗練されそうやと楽しみで仕方ない。

それに、これで惜しみなく坂本を2番に据えられる。

で、6番にウィーラーと。

たまらんわこの打線。

贅沢にピースが揃った。

本音として、でかい補強に成功したなと嬉しい。

圧倒的な強さを誇る巨人の戦いが、久しぶりに見れそうやともう興奮してしまっている。

今言うと色々な意味となってしまうが、裏切らんと期待の応えてくれ！

頼みまっせ！

以上。

元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。

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