いよいよ後半戦がスタートする。

現在2位という事で、ここから優勝するには阪神より好成績を残さないといけない。

その上でヤクルトを筆頭に他チームに対しても前半戦以上の成績を残せば優勝が決まる。

当たり前の話やが、この計算を狂いなくするにはどうすべきか考察していきたい。

まず、後半戦に向けて新戦力ハイネマンを加入させた。

もちろん賛成で、期待している。

だがここは今季に限っては、保険的要素が強い。

ハイネマンの活躍で大幅に差をつけられれば理想的だが、ハイネマンありきで勝負せざるを得ない事になれば優勝の可能性は下がってしまうやろう。

なので勝負時に1軍合流が見込まれているが、それまでには右の代打枠、一塁手、外野の一枠が定っているのが1番の形に思う。

ハイネマンを少ないチャンスで見極めしても問題ない状態を作っておきたい。

9月.10月前半が今年の勝負所。

昨年で言うと9月の連戦地獄が勝負所だったが、ここを大幅に勝ち越したのが優勝に繋がった。

今年もこの勝負所で強さを発揮してもらいたいが、中断期間があった事により他球団の疲れによる失速が見込みにくいのがやりくり上手な原巨人の強みが利点として比較的弱まっているなともったいなく感じている。

まぁそこは仕方ないので、今年はよりチーム力の高さで勝負していかないといけない。

となると野手陣ではセカンドの活躍が肝心かなと見ている。

一定以上に北村、若林、廣岡が成長してくれているのは頼もしいが、やはり尚輝の力量が1枚2枚上に感じる。

強いチームのセカンドとして主戦力として期待するのは尚輝やろう。

その尚輝が後半戦のキーマンの1人と見ている。

復帰し後半戦初戦のスタメン起用が明言されたが、非常に良い状態で戻ってきているのは2軍戦を見ていても明らかで良かった。

8月に15試合あるがこの間に状態が上がっていき、9月には本調子で戦ってくれる事を期待する。

そしてもう1人キーマンと見ているのが、小林。

大城が正捕手として攻守共に安定して活躍してくれるのが優勝に必須やが、この競ったペナントレースで絶対に落とせない試合となるのが山口、菅野の登板試合に思う。

そこでマスクを被るやろう小林のリードこそ、非常に肝心でここが勝負の分かれ目と推察する。

小林がスタメンマスクの試合で得点力に関しては他任せで頼るしかないが、バッテリーで負けるという試合を限りなく無くす活躍に期待する。

そしてやってくれるやろうと信じている。

投手陣では先発では戸郷、中継ぎでは高梨がキーマンと見ている。

前半戦では力量通りの活躍では無かった2人が後半戦で本領発揮してくれば、優勝へ大きく近づくのは違いない。

戸郷は直球の球威、高梨は制球力が戻れば再び計算出来る投手となるやろう。

その面で高梨はこの中断期間中の投球を見る限り、やってくれそう。

戸郷はこの間のソフトバンク戦でも直球の精度は悪かったが、本人も直球を中心に組み立てる意図があったとコメントしていたりと自分の投球を見失っては無いので、改善されるのを期待して待ちたい。

菅野、サンチェスが計算出来ず、高橋も1年通してローテを守った事のない未知数さがあり、戸郷の投球こそがチームの安定感に直結すると推察する。

勝ち頭となるぐらいの活躍があれば、優勝も見えてくるやろう。

現状で戸郷に安心感はないが、力量を踏まえるとこのまま終わる筈がないと信じている。

勝ちパターンとして抑えのビエイラは絶対的で、大江も安定感抜群。

ここに高梨も加われば、勝ちゲームを逃す手痛い敗戦は大きく減る筈だ。

右腕のセットアッパーに不安定さがあるチーム事情を救えるのも高梨だと期待している。

梶谷、中川、菅野の復帰時期、復帰後の活躍も鍵を握ってますな。

最後にフルメンバーが揃った状態での希望スタメンを。

1番⑦松原or④尚輝。

尚輝か松原、打力が高いと認められた方。

この争いも9月までに決まればなと。

この2人が1番を担う事で6番に重みを持たせられる為。

それと小技より自由度の高い打撃の方が向いてるかなと。

2番③ウィーラー。

1番への投球にプレッシャーを与えられるのがまず魅力。

チーム打撃も出来て、適性度が高い。

坂本よりウィーラーを2番に推す理由は、より好機で坂本に託せる為。

3番⑧丸。

力量のまま。

4番⑤岡本。

力量のまま。

5番⑥坂本。

岡本との勝負を避けさせない為。

試合を決する力は坂本が1番との見立てで、岡本の後のクリーンナップに。

6番⑨梶谷。

坂本との勝負を促す為。

チャンスに強く、坂本までで決めきれなかった次のイニングで1番の役割も果たせるのも魅力。

7番②大城。

梶谷の後に長打がある大城を置く事で、大量得点も狙える為。

それと8番打者との兼ね合い。

8番④尚輝or⑦松原。

1番から外れた方。

走力のある打者が8番にいる事で、投手のバント成功確率が高まる為。

自由度が高い打順でもあり向いている。

この打順を組めれば、完璧やと中々自信があるのやがこれいかに。

尚輝、松原共に3割レベルの打者になれば1.2番に据え、ウィーラーを5.6番に据えズラしていくのが更に理想的かもしれないが個人的には8番に走力がある打者が良いと見てはいる。

緊張感のある後半戦がスタートするが、2ヶ月後最高の歓喜を味わわせてくれ！

以上。

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