ええ事もあったし、おいおい大丈夫かというのもあったりとややこしい試合やった。

今日の勝ちは強運も大きく味方した。

やがそれも実力の内で、勝利には変わりないのやから大きな1勝に思う。

まずは先発のメルやが、初回のピンチを切り抜けられたのが大きかった。

少し立ち上がり不安定さはあったが、それでも牧とオースティンを狙い通りにゴロを打たせ無失点。

特にオースティンに対し、制球ミスなく1Bからアウトローに変化球で併殺に打ち取ったのはメルが自信をつけてきた現れかなと。

丁寧さが光った投球だった。

最近は直球の力強さが目立っているが、元来の魅力はこの低めの制球でそこも維持出来ているのが頼もしい限り。

6回途中までと思っているより早い降板だったが、前の回辺りから直球の抜け球が増えてきたのを危険視したのかなと。

まぁ、この継投はメルが悪いというより冒険はしないという事と、豊樹試しやろう。

先頭の出塁を3イニング続けて許したが、四球で無かったのが粘り強く投げきれた要因に思う。

次以降も期待が持てるナイスピッチングだった。

中継ぎ陣で逃げ切ったが、豊樹、高梨、ビエイラは文句なしの投球で良かった。

特に豊樹は3Bでも落ち着いて投げられる様になってきたなと信頼度を高める投球で、変化球の制球良く火消しに成功した。

問題は鍵谷、デラの不安定な投球。

特に鍵谷は制球高く、逆球も多々ありと綱渡り的投球。

だが、ここを1人で無失点で切り抜けたのは大きく試合展開として、ここが1番の勝因とみている。

素晴らしい幸運だった。

デラも本来の姿とは程遠く、下でも制球面では甘さが目立っており、まだまだ時間がかかりそうな内容。

だが失点後の大和に対し3Bから、外角直球2つ、決め球スライダーはそこそこらしい投球だった。

徐々に様子見ながらですな。

一発を放った3人。

まずは丸。

ウィーラーの当たりが逆風でアウトとなり落胆した直後に出た一発はチームに勇気を与えた。

この逆方向への一発は19年の巨人の良かった時を思い出し、やはり丸の本調子こそが巨人の芯の部分での強さと改めて感じた。

岡本。

4番打者らしい弾道で、一際岡本の存在が大きく見えた一発だった。

両チームともチャンスを潰していた中、2点先制出来たのは大きかった。

最後に北村。

右左問わず起用が続いている事で、持ち味を存分に発揮出来る様になってきたなと感じる一発。

この回は相手の好守により北村の一発のみの得点だけだったが、攻め続けられた良い攻撃だった。

だがそんな好守3つあっても、得点出来たの北村の一発は流れ的にも非常に効果的だった。

守備面でも、打者走者の走力を踏まえた送球で併殺を完成させた。

これも常時起用を続けてきた、良さですな。

明日は高橋が先発。

2戦しかなくなったこのカードを勝ち越し、高橋個人としても次の阪神戦に繋がる投球を期待する！

以上。

元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。

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