完封勝ち、完勝と喜びたい所やが、ちょっとスッキリしない試合やった。

けど試合後のメルの無事を知りこれ以上ない喜びで気分が上がり、結果的に気持ち良くなれ嬉しく思う。

メルの投球は圧巻だった。

下で万全の状態に仕上げられての登板やったので、期待はしていたがそれ以上のピッチング。

直球の球威、変化球のキレ、低めの制球、1個1個挙げてもキリがない、完璧さだった。

その中でも特筆すべきは、球速かなと。

前回の2軍登板でも去年さながらの直球の精度で150キロ手前まで球速も出ていたが、今日は最速152キロで150キロも連発していたのには驚いた。

これだけ力強い投球が出来、持ち味のテンポの良さと制球もあり、変化球の精度も高いとなると、高橋を超え左のエース格になるんやないかと期待度は大きく高まった。

間違いなく、ローテ上位レベルの投球とは言えるやろう。

前半戦首位ターン、交流戦優勝へ大きな戦力が戻ってきたのは、言うまでもないがチームにとって非常に大きい。

今日の試合の展開としては、2.3回と池田がリズム良く抑えていた流れで、それを食い止めるどころか、池田の更に上をいくテンポの良い投球で4回の表を3凡で抑えたのは大きかった。

見事な快投、ナイスピッチング！

緊急登板となった大江も見事な投球。

カウント途中から、何の変わりもなく投げられるのは頼もしい限り。

安定感抜群な大江を贅沢に便利屋としてどんな場面でも使えてるのは非常に心強い。

初回の唯一つけ込めるチャンスがあった池田の甘い球を逃さなかったウィーラーと尚輝の打撃で先制出来たのも非常に大きかった。

続くスモークが、追い込まれながら外角を軽打しレフトオーバーとパワー、技術、状況判断共に見事なタイムリーを放ったのも大きく勝利に繋がった。

状況に応じて、軽打と強振を使い分け結果を残せているスモークを5番に据えられているのは、去年からの大きな上積みでかなりのチーム力アップとなっている。

守備力。

若林、岡本、亀井の守備は大きく投手を助け勝利に貢献した。

特に若林のチャンスを逃した後の5回に好守2つは、展開的にも大きかった。

本職やないショートも様になりつつある。

ユーティリティと言われているが、適応の速さが並やないからこそ対応出来るのやろう。

若林の魅力を新しく一つ知れた気がした。

岡本も安定感あるし、亀井も衰え知らずの守備と頼もしい限りだ。

という事でメルの無事を喜び、この記事はええ話ばっかりにした。

深読み版の方では、苦言もしようと思うのでそちらもお付き合い頂けると嬉しいです。

メルに心踊らされた一日だった！

以上。

元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。

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