やっと待ち望んでいた岡本の一発が初回に飛び出し、今村も危なげなく完封と気持ちのええ試合。

チームに糞詰まり感がしばらく続いたが、解消に導いたのは岡本やろう。

岡本だけ打つなどありえないんやと。

岡本が打てばチームは乗っていくと確信出来る今日の快勝だった。

ええ形で、苦しんだ1週間だったが締める事が出来た。

主な勝因は今村の好投と初回の好守3つ。

まずは今村だが先頭を1度も出さず、安定感抜群だった。

特に4回の先頭の安部にフルカウントからストライクゾーンで変化球勝負出来るようになるとは、数年前では考えられんかった。

自信つけてるんやろうなぁと成長を感じ頼もしい限り。

味方が得点を重ねていた事で余裕のある投球が出来ていたが、2回以降しっかりストライク先行で投球し四球を与えなかったところに試合を支配する力がつき本物の戦力になったなと感じた。

140球を超えても投球の質が落ちず完封と、大きくチームを救った今日のピッチングだった。

岡本の一発でチームに活気が戻り、今日こそはという雰囲気が漂っていたのは初回の守り。

昨日ヒットにされたコースに打った菊池の打球をノリノリに動けている岡本が楽に処理し先頭を打ち取り、増田がセンターに抜けそうな当たりをギリギリで追いつき無駄なく1塁送球し俊足の安部をアウトにしたのには感激した。

気持ちが入ってるというのも気迫が出てて良いが、やっぱり技術が素晴らしい。

何よりクリーンナップにランナー無しで挑めるのは大きい。

ここがセーフになっていれば、今日の試合がどうなっていたか分からない大きなプレーだった。

チームを乗せた岡本、相手の勢いを殺した今村も良かったのだが、この試合単独の展開でだとこの増田のプレーが一番の勝因に思う。

起用がハマるのは乗っていける要素の一つ。

初ホームランもしかり。

困った時に阪神戦の炭谷、今日の増田がスタメンでチームを救った。

この勢いに水をさす西川への四球は絶対にあかんかったが、続く鈴木の当たりを今村自身が好フィールディングでアウトにし切り抜けたのも本人、チームともに救ったといえる。

この時点でだいぶ巨人に流れがあったといえる、良い攻防だった。

という事でええ事尽くしの試合だったが、岡本が本調子かといわれるとそうでは無い。

今日のがキッカケとなり、明日の移動日兼休日をええリフレッシュ期間として来週から巻き返しを図りたい。

優勝争いになるやろう、広島と阪神が潰し合いを火曜からする。

そこで巨人は本拠地で息を吹き返すか、沈むかはペナントレース的には大事な所になるやろう。

岡本には不調でも5割を保つ事に貢献した投手陣にお返しの週としてもらいたい。

以上。

元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。

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