祝開幕!絶対落とせない試合で力勝ち!深読み版 対横浜戦 3/26

絶対に負けられない中で、横浜打線にはこれ以上ない攻撃をされたが、巨人は地力の強さでなんとか上回る事が出来たといった印象の試合だった。

スタメンに関してはオープン戦での内容も含め総合的に妥当だったと思う。

初回から振り返っていきたい。


1回表

菅野の立ち上がり、先頭桑原に初球アウトローカットから入り隙の無い配球やなと個人的には満足いく球種の選択だった。

桑原に対して全ストライク見事な球。

これぞエースという開幕の先頭打者の打ち取り方だった様に思う。

関根に対してのカーブの精度も最高に良かった。

注目のルーキー牧に直球2球で追い込んだのも貫禄があり、最高の立ち上がり。

菅野、岡本の守備も見事だった。


1回裏

梶谷の1打席目、威圧感抜群の四球。

これが梶谷が1番にいる魅力。

若林は内角に厳しく投げられた後、外よりの変化球を見逃した所に考えて野球をやれているなと感じる。

最終的にも四球を奪い2番として最高の仕事っぷりだった。

そして坂本が流石の勝負強さでタイムリー。

求めてる通りの仕事だった。

隙を見逃さず梶谷の走塁で先制出来たのも良かったし、勢い余って若林が暴走しなかったのも当然ながら、落ち着いていて良かった。

続く岡本もタイムリーとオープン戦でずっと調整していたのが活きた打撃でチェンジアップに対応し、4番として頼もしかった。

丸も2-2からアウトローのチェンジアップを見逃したのは流石の選球眼だった。

これで更に濱口を狂わす事が出来た。

続くウィーラーにもタイムリーが出て、追加点。

ファーストストライクを振りにいけたのが大きかった。

オープン戦から良かったコンタクト力がここでも活きた価値あるタイムリー。

ここまででまだアウトを取られておらず、無死満塁のチャンスだったが、大城はちょっと強引にいってしまい三振。

だが併殺よりなんぼもマシでチャンスは途絶えさせ無かった。

こうゆうのが得点には繋がらなかったが勝てるチームの攻撃に思う。

松原も三振でチャンスの芽を摘んでしまったが

満塁でボール球のチェンジアップを投げ切れた濱口の勝ちかなと諦めはつく内容だった。

大城、松原と打てる球は無かったし、満塁という事でボール球で勝負しにくい場面なので積極的にいく狙いは良かったと責める気にはならない。

だが結果的には無死満塁からは無得点で、下位打線にはこれがあるからこそ、上位がランナーを返したのは大きかった。


2回表

下位打線がガクッとレベルが落ちるので宮崎へ慎重にいったのは理解出来る。

リアルタイムではそう思っていたのだが、菅野の力、点差を思うとその慎重さは無駄だった様に思う。

柴田にバントがあるかもと2Sからストライクゾーン付近に色気が出て投げてしまったのが内野安打に繋がり痛かった。

ここぞで追い込んでから嶺井に失投は菅野らしく無い。

ウィーラーの素晴らしいフィールディングで

最小失点で終えられる可能性が高まったが、

らしく無いストレートの押し出し四球で好守を活かす事が出来ず。

ここも菅野らしさが無かった。

だがこの後で菅野が不用意に投げる訳も無く、続く関根が初球から振ってくれたのはラッキーで追いつかれるのは避けられた。

この回の菅野はやってはいけない事の連続で、2点で収まった事を喜ぶしかなかった。


2回裏

濱口が立ち直り3凡。

梶谷の追い込まれた球の判定がストライクだったのが、乗るきっかけになったかなと推測する。


3回表

宮崎に対し多少甘くても力で勝れるのやから、2回のは慎重になり過ぎやったかとここで気づく。

今年の打線なら1点を守りにいくメリットより、慎重になり過ぎる方がリスクは高いかも。

際どくいき過ぎて、自ら苦しい投球になっていた。

柴田に追い込んでから無駄に四球を与え、俊太に失投を打たれてしまう勿体無い失点の仕方だった。


3回裏

岡本が打ち損じはしたが、甘い球を振りにいった事により濱口に怖さが再び出て、丸も自分の間合いで振りにいけるからこそ四球に繋がった。

ウィーラー、3球目の直球をファールにしたのは痛かった。

だが5球目のチェンジアップを見逃せたのは大きく四球に繋がった。

そして大城が勝ち越しの3ラン!

外角を打てる様なると、こんな一発は増えてくる筈。

7番にこれだけの長打力がある選手がいるのは大きい。

今年の大城は3Bから打ちにいける、自信を持って打席に入れてる様に思う。 


4回表

再び3点リードで制球はまだ思った通りでないが、落ち着いてきたというか、無駄な慎重さは無くなった様に見える。

0.何秒の差で1塁判定に2回連続泣いた。

牧への6球目はストライクやろと厳し過ぎた。

それでももう一度同じコースに投げるのは流石。

決めにいった球がことごとくボール1個外れていたのが今日の菅野。

桑田コーチがマウンドにきた後はストライクゾーンで勝負する事が出来、安定感が戻った。

佐野に対し打たれた2本よりも甘い球で打ち取るのやから、菅野に慎重さはマイナス効果というのがよく分かる。


4裏

梶谷、坂本はええ当たりの凡打で飛んだ所が悪かった。

若林は追い込まれてからインローの変化球をカット出来た所に今年の成長具合が出てたがフルカウントで高めのボール球を見逃せなかったのは、改善点。


5表

ストライクゾーンで勝負した、ええ時の抑え方。

フィールディングも見事だった。


5裏

岡本の打球が惜しかった。

いったと思ったが詰まったか。

あれが入る様になれば量産態勢ですな。

国吉のカットが昨年とは比べ物にならんぐらい良くなっている。

直球も速いだけやなく、球威が増している。

ここは横浜の昨年よりも上積みされた所で、策を練らないといけない。


6表

若林の逸れ気味の早急をウィーラー、ナイスキャッチ。

ストライクゾーンで十分菅野なら抑えられるのがよく分かる4.5.6回だった。

慎重にいくのは最終盤の僅差だけで良い。



6裏

凡打にはなったが大城のこの打席の対応見てると期待度は高まる。

松原も内容の良い凡打。


7表

この回から京介がマウンドに。

僅差で左腕なら高梨、3点差以上で左腕なら京介という事か?

開幕という事でお試し感はあったが、高梨でない所が隙にも見えた。

だが京介の投球を見ると十分セットアッパーとして信頼できる。

直球で押せてて良い。

関根にフルカウントにされて、粘られても四球出さなかったのは見事。

牧は直球に中々強そうなのをこれまでに感じさせられていたので、直球一辺倒にならなかったのはナイスリード。

四球は余計だったが。

佐野に対してはあれだけ直球で勝れていれば、いくら佐野といえど抑えやすい。

最高の投球で3球で三振を奪った。

だが逆球を宮崎に打たれてしまい降板。

梶谷の飛び込んでから、直ぐに立ち上がり処理していたのは良かった。

これだけ早い選手を意外と見ない。

鍵谷にスイッチ。

細川に対しフルカウントになったハーフスイング判定は振ってたと思う。

投げてる球は素晴らしいが、大城か首脳陣かの逃げのリードには疑問。

一発打たれても同点やという気で投げて欲しかった。

それが最悪な点の取られ方に繋がった。

細川に内角、俊太にも直球で勝負しんと。

鍵谷のスピンのかかった直球の精度は抜群やっただけに、理解に苦しむ恐れ方だった。

細川に内角も使った普通のリードをしてれば、抑えられた可能性は非常に高かった様に思う。


7裏

若林のヒットは狙いを絞って、今年の器用さを存分に発揮した打撃だった。

ここで代走増田を起用。

牽制しない山崎相手やったが、勝負かけて欲しい場面だった。

坂本を追い込ませてしまったのは痛かった。

盗塁失敗のリスクを背負う方が坂本が追い込まれる事よりマシで、展開的にも勝負するのが鉄則だった様に思う。


8表

最悪な流れの中、3凡で抑えた大竹は最高の仕事。

9イニングで1番価値のある投球だった。

シュートの精度は抜群。

四球すら嫌な流れでビエイラを選ばなかったのも巧い采配だった。


8裏

技術の塊のような丸の二塁打。

開幕から頼りになるのは頼もしい。

ウィーラーも見事なタイムリー。

展開的にも非常に大きな追加点となった。

ここで代走重信。

今年の打撃内容やと大城は左でも苦にせんなと期待出来るヒットでチャンス拡大。

ここで代走尚輝。 

1死1.3塁で代打北村。

北村に集中が向いている中でダブルスチールのサインやったと推測するが、狙いは最高に良かった。

だが尚輝が牽制に引っ掛かり、重信が走塁死。

痛すぎるミスだった。

気持ちが先走ったのが原因やろう。

ええ薬としてもらいたい。

重信もダメ元でホームをもっと狙いにいくか、挟まりながら粘って尚輝を3塁にいかすだけの時間稼ぎはして欲しかった。


9表

信頼度抜群の新守護神中川がマウンドに。

だが同点に追いつかれてしまった。

結果的には四球が全て。

だが乗っている俊太に完璧な形で追い込んでから、外角に外す要求にもかかわらず当てられる所に投げてしまったのは勿体なかった。

もっと外せていれば、三振の可能性は高かったやろう。

ええ薬としてもらいたい。


9裏

今年1番の当たりコメントが最高の気分にさせてくれた。

見事な亀井のサヨナラHR。

オープン戦終盤には打撃面は本来の姿に近づいていたので期待は出来たが、この勝負強さは頼もしい限り。


という事でええ内容の試合とは言い難いが、投打共に選手個々に対しては今年に期待が持てる内容が多々プレーで現れていた。

反省点は代走で出場だった増田と尚輝の勝負勘、リード面で投手を救えなかった大城、この2点やと思うので明日は同じ事の無い試合が見れる事を期待する。


以上。


元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。


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