M22 安易 対広島戦 9/30

準備運動している間に試合が終わったかの様な本気度を感じない敗戦だった。

まぁこの準備運動も経験値とし、後に活かしてくれる事を期待する。


田口は今日もらしいピッチングで凡打を重ね、復帰当初のどうしようもない所からローテ投手として信頼できる所までは上がってきたなとは思う。

打順も回ってきてないし、球数も81球な事を思うと6回も続投で良かったんちゃうかなと何故継投になったのか分からなかった。

確かに見苦しい失点の仕方だったが、後に出てくる投手は試しだった訳でそれなら田口に6回まで任せる方が値打ちがあったのではと自分は感じた。

失点の内容が雑だったのは要反省だ。

菊池に打たれたのは仕方ないとして、初球にバントを決められ長野にも初球をヒットされるなど安易に投げ過ぎで工夫が無かったのは残念だった。

この安易さが今年かなり目立っている。

大胆にいく場面とそうでない場面の使い分けをもっと上手く出来てこそ田口の良さが活きる。

猛省し次に活かしてもらいたい。

処理判断については打者走者と打球を考えても目で殺してから一塁へという基本通りにいくべきだった。

このミスは次打者が鈴木というのが判断を狂わせたのだろう。

気持ちは分かるがこれを機に冷静に判断出来る様になってもらいたい。

鈴木に浴びた一発も動揺からか警戒心が薄れていた様に思う。

田口みたいな軟投派は安易さ、打球判断の悪さ、動揺どれもが命取りになる。

巧い投手になる様に精進してもらいたい。


田中は四球2、奪三振2、ヒット2と良いも悪いもらしさ全開の投球だった。

會澤、菊池から奪った三振は無視せず評価すべき点で長所を発揮していた。

だが、投手に四球を出し次打者にも四球で押し出し。

これだけ制球力が無いのは非常に辛い。

けど田中に制球力が無いのは分かりきっている事で、おそらく大きななんらかのキッカケが奇跡的にハマらないと直らない。

個人的には田中に対しては四球は責めて意味あるものとは思えず諦めて見るべきだと思う。

それよりも、ヒット2本打たれた事に文句がある。

多少三振が並より奪える投手だとしても制球力が最悪でそれだけやと戦力になり得ない。

もっと力で圧倒し失点する時は四球を4つ出してもうた時のみ、みたいな投手になってくれ。

ボール球でも空振らせたらストライクや。

暴論だと思うが田中に求めたいのはそれかなと自分の中では定まったこの日の投球だった。


ビエイラは2戦続けてナイスピッチング。

制球もそこそこ良く、ええ時のビエイラが今日も見れた。

けどビエイラの魅力は制球やなくパワー。

そのパワーで打者を圧倒出来ているし、今日みたいにある程度スライダーが決まりさえすれば簡単には打たれなさそう。

良い日と悪い日がハッキリしている投手だが、徐々に安定感が増してきている様に感じる。

後の短期決戦で登板機会が無くなった先発助っ人を抹消し、登録というのも可能性が出てきた。

まぁ焦らずもう少し様子を見るとしよう。


打線の方は繋ぐ事が出来なかったというだけの話でそんな日もある。

松原にエンドランのサインが出て成功しなかったが対応出来たり、尚輝がセフティーを試みたりと工夫があってのこの結果なので諦めがつきやすい。

最後松原は三振だったが、あの球をファールで逃れる様になれば更に嫌らしい打者になる。

徐々にしか求められないが、三振が減りその減った半分ぐらいを四球に出来る様になってくれれば幸いだ。


ウレーニャが打線を止めてしまっていた。

まだ力不足という事だ。

試した値打ちはある。

この経験がどう活きてくるか楽しみだ。


最後に岡本。

5回のチャンスをモノにしていればと思うが、現実的にはこんな日も当然あるしもっとここぞでなら言いたくもなるがまぁええかいう場面だったという事にして今日の敗戦は飲み込もう。

最後に一発が出て良かった。

まだまだ量産しておくれ。


明日から10月。

お怪我の無い様に。


以上。


元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。


ご覧下さりありがとうございました。


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