サヨナラ勝ち！

菅野に勝ちがつかなかったのは気の毒だが、打線によって負けを消した事もあったりとチーム戦やから仕方ない。

それよりも今季の菅野が投げた試合はこれまで全勝とこっちの方が凄い。

エース登板日を落とさない堅実な戦い方が出来ている。

まずはそこを喜びたい。

その菅野だが、長野にやられましたなぁ。

初対戦となった1打席目のライトフライが対菅野やと精一杯かなと思っていたが、舐めていた。

こーゆうのがあるのが長野やったなぁと。

スライダーの失投だったが、外角一辺倒のリードがそれに反応させてしまった。

長野が外スラを苦手にしている事をどのチームよりも知っているし、真ん中より内に入った時の怖さも知っている巨人。

それが強すぎたあまり、大城のリードも偏っていたし長野も明らかに外を狙っていた。

元チームメイトやからこそ打たれた様な一発だった。

ちょっと物申したいのが、巨人ファンならみたいな言い方で長野に打たれるなら仕方ないよなとか、長野に打たれるのは嫌な気がしないとか、長野になら打たれても嬉しく思うとか言っている人がいたが、どんな見方をするのも自由だが巨人ファンの総意ではないのだけは分かっていてもらいたい。

巨人で打つ長野が好きやった訳で、巨人戦で打つ長野はこっちにとって何一つええ事やない。

ましてやあの場面で。

他で打って活躍している事に喜びは確かにあるが、こっちが打たれて喜んでるのは自分には訳が分からんかった。

そこは巨人ファンを名乗るなら菅野側につこうぜと個人的な感想を言わせてもらいたい。

話を戻しまして、その一発の前に併殺に打ちとっていたのが大きかった。

尻上がりに良くなるいつも通りの投球で8回まで投げたのは流石菅野。

勝ちはつかなかったが、あの一発が無ければ結果的についていた訳で負けずに記録継続した事を喜ぶとしよう。

ナイスピッチングだった。

デラ。

エンドランを決められたのは諦めな仕方ないが、先頭をヒットで塁に出したのが痛かった。

だが失点してからのピンチを同点で抑えられる力があるからこそ、デラは抑えが務まっている。

抑え不在時の辛さを覚えている者としては、デラは十分な働きをここまでしてくれている。

今調子は良くないが、安定感は備えているので戻る事をじっくり待つとしよう。

これもやなぁ、中川出しとけよという声もあったが今の現状で役割を解体してどないすんねん。

8回に穴が空くやないか。

デラの抑え剥奪して8回にするんかい。

勝ちパから外すんかい。

ありえない。

短期決戦してるんやないんやから、この程度でジタバタするのは最悪だ。

菅野の記録がかかっているからも関係ない。

それで右往左往しないのが原野球の強みやし、デラはそんなレベルの抑えでは現状ない。

抑えとして投げながら復調を待ちたい。

攻撃陣は得点は全部2アウトからと僅差で勝つにはこれ以上ない勝負強さだった。

まずは松原の先制タイムリー。

フルカウントから粘って四球を奪って坂本に繋いでくれと願っていたが、よくぞ自分で決めてくれた。

何が何でもバットに当てようと思っていたとコメントがあったが、それがあの場面で出来るようになったのが松原の成長だ。

昨年原監督が坂本を起用し2番最強打者を流行らせたが、今は古き2番タイプの松原を起用しているのが面白い所。

パンチ力あり、バットコントロールも良く、脚も速く盗塁も出来るとまぁ2番向き。

選球眼に不満がまだあるのでそこと、当てる技術を更に磨き、三振さえ減れば理想の2番打者へとなってくれそうだ。

得点圏で打てるようにといった翌日に打つあたり、持っている男やなと感じさせられた。

ナイスバッティングだった。

岡本の逆転2ラン。

インハイを引っ張ってバルコニー席まで飛ばす。

岡本の通算のHRの中で最も4番らしく格好良すぎる美しい一発だった。

菅野が逆転弾浴びた後やっただけに、チームにかなりの勇気を与える一発だった。

あの厳しい球を内角狙って逆転弾、たまらんわ。

岡本の勝負強さの証で最終打席での記録達成弾が自分の中で1番なのは変わらないが、それに次ぐ度肝の抜かれ方だった。

最高！

尚輝のサヨナラ打。

その前に上がってきて即結果を出した石川をまずは讃えたい。

あそこで剛腕左腕相手に左キラーっぷりをアピール出来たのは本人にとっても大きかった。

右の代打要因が不在の中、石川が担ってくれれば巨人の穴がほぼ塞がる。

好投手相手に打てた事で再び貴重の存在となってくれる事を期待する。

先頭で石川が出て、尚輝がサヨナラ打。

サヨナラでは無いが開幕戦を思い出した。

大城のバント失敗がありながら尚輝の打席中に相手のミスがあり3塁までいけたのは強運だった。

運といったが、石川に代え若林を代走で使っていた事でプレッシャーを与えたと思うと巨人サイドも巧かったとも言える。

それが2塁やなく3塁までいけた事に価値があり前進やなく定位置よりだった事で尚輝の打球が落ちた。

ナイス走塁だった。

でやっと尚輝だが、よーやってくれてるわ。

流石センスの塊やなと思わせるプレーが増えてきている。

開幕戦での一打は驚かされたが、ここまでレギュラー争いしながら勝ち取りここまできた事で今回は雰囲気があった。

勝負強さはその自信も要素のひとつだろう。

嫌な感じで追いつかれた後だっただけに、最高の一打だった。

ワンランク上の選手になったと言えるだろう。

欠かせない選手として、怪我だけは無いように頼む。

ナイスバッティングだった！

という事で物申し系ブロガーでした。

あまり趣味で無いので、続かないようにしたいなと思います。

それでは。

以上。

元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。

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