ムラゴン ホーム
M35 原辰徳の力量 対阪神戦 9/16
元木ヘッド入院。
坂本軽い体調不良。
岡本軽い腰痛。
並のチームならこの逆風をどう耐え凌ぐかに全力を注ぐだろう。
うちのトップはそこに止まらない。
阿部2軍監督に1軍ヘッド代理を経験させ後の財産に。
坂本、岡本のチームの核に軽い症状でも完全休暇を与え、後に備える。
それならばと、青柳対策として全左打者オーダーを試す。
今日になって分かる事だが、阿部2軍監督の下で結果を出していたウレーニャをこのタイミングで支配下、おそらく1軍で試すだろう。
これだけ逆風を活かしチーム力向上に舵を切れる人間がどれだけいるだろう。
これが原辰徳の力量。
巨人を復活させた最大功労者の実力を見た気がした。
すげーわ。
阿部よ、後継者として得られるモノ全てを吸収し巨人を長年任せられるトップに絶対になってくれ！
という事で興味深いオーダーを組んだこの日の試合だったが、勝ちましたな。
まずは田口だが、かなり良かった。
初回近本をいきなり塁に出すが、サンズに回す事なく糸原を併殺に打ち取れたのは大きかった。
キレ、低めへの制球共に素晴らしい内容のピッチングだった。
ローテ投手として心強い。
だがランナー出てからの投球、100球前後のスタミナ面での課題克服とはならなかった。
今季も残り半分を切っている。
この現状の実力を踏まえ、これからの継投策を練ってもらいたい。
この日のギリギリまで試した事については点差的に妥当かなと思っている。
豊樹は追い込んでからあの打たれ方をするというのが現状の実力だろう。
代わりは宮國、直江、畠がいるが今後の戦いに誰をこの枠に入れるか試し熟考し始めても良い時期かなと思う。
ランナーを追いてまだ課題のある直江と比較し伸び悩んでいる宮國、信頼を失った畠、荒さのある豊樹の誰を選ぶか。
力が一番あるのは自分の見立てとしては畠やと思っているので、そこを最優先とし試してもらいたい。
大江、中川は力通りの投球で反撃を食い止めた。
結果1点差になった事からも、貴重な仕事っぷりだった。
デラ。
判定負けした所もあるが、無駄な四球だった。
大山に打たれたのも力負け。
最近の制球難は不安ではあるが、不調な時期がきているというのが自分の見立て。
いずれ元通りの力を発揮してくれるやろうと、あんまり深刻には思っていない。
攻撃陣は青柳対策が抜群にハマった。
不調やったのかもしれないが、今まで見た青柳の中で一番投げにくそうだった。
青柳に限らず今後の負けられないここ一番の試合には、こうゆう思い切った策も候補に入れるべきだと発見出来た。
俊太、立岡とこの日の試合前までの一軍での打席内容が代打で最悪だったにもかかわらず、よー打ってくれた。
俊太は流してのタイムリーもあったが、引っ張ってあれだけの打球を飛ばせるのやからその長所を活かしていければ差別化を図れ、1軍枠に必要な存在になれる。
進化した俊太を見れた。
立岡の一発は展開的に大きな追加点となった。
2点目のタイムリーも同じく。
これはいらん感想だが、パリーグ産というかソフトバンク産というかセリーグであまり見ない打撃だった様に感じた。
去年やられた福田を思い出した。
2人共腐らず下でやってきた事が結果に繋がり嬉しく思う。
けどこれだけで終われば、ファンが1試合楽しめただけだ。
1軍戦力として、左の貴重な控えとして打撃での貢献を続けてもらいたい。
展開的に上の2人の打撃に加え、若林のタイムリーは大きかった。
尚輝は求められる打撃があると力が半減するタイプに思う。
8番尚輝はもったい無いんやなく、長所を活かせる打順なのかもしれない。
器用では無いタイプとして起用するのが得策かと感じた。
俊太の最低限を求められた場面での三振も立場上心象が悪い。
あそこでバットに当てられる打者にならんと、上で書いた長所を活かす機会すら少なくなってしまう。
そこはどうか対応出来る努力をしてもらいたい。
大城は今後高めの直球が苦手な事を突かれる恐れのある三振があった。
早急に対処せんと、打撃が崩される不安がある。
捨てるのも一つかもしれない。
ハマると一発もあるし難しい所でもあるが。
今日の3戦目は、坂本、岡本のどちらかそれか両方ともか出れるだろうというコメントが。
無理せずが最優先だが、10連勝とする為にもチームを引っ張っていってもらいたい。
最後に阿部ヘッド代理がいる事でベンチの雰囲気が変わった。
この空気を変えられる力こそ、トップに必要なものかもしれない。
ええ緊張感があり目新しかった。
以上。
元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。
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