田口にアクシデントがありながらも無事、勝つ事が出来て良かった。

今のチーム状態は多少イレギュラーな事が起きても、どうにか出来るだけの底力を感じる。

昨年優勝出来た経験が大きく活きている気がする今年の戦いぶりだ。

では試合の詳細を。

先発の田口は立ち上がりからキレも抜群で好調さを見していた。

危なげなく3回を投げ終えたが、4回まさかの降板。

練習から足が張ってたらしく、万が一のための交代らしくて良かった。

次回登板も影響はない見込みで、試合終了時もベンチにいたので恐らく本当に大事ではないだろう。

鍬原が4回から登板となったが、連続して先頭打者を四球で出して長打、死球で満塁のピンチを招いた。

まぁここまでは鍬原がそないに改善出来ている印象も無かったので、悲しさは無かった。

ここからどんな投球をするかがNEW鍬原の見せ所やと思い見ていたが、簡単に大島にタイムリーと今までと何にも変わらん打たれ方で降板。

頭真っ白でエイヤッで投げてたら安定感も糞もでない。

球質自体は上から投げてた時も今年も中々良いのやから、制球面を良くする為にも投球術を今以上に勉強してもらいたい。

メル登板時の桑田氏の解説やないが、プロ年数的にもそろそろ頭を使いながら投球出来るようになってもらいたい。

出来てもおかしくない大卒3年目だ。

頑張れ鍬原、今年は正念場かもしれへんど。

鍵谷は今日も素晴らしい火消しをやってのけた。

あの場面で併殺を取れて無かったら、主導権を握ったまま戦えては無かっただろう。

4点差、ノーアウト1.2塁で登板し3点差になるも打者3人で終わらせたのは見事な仕事っぷりだった。

京介、中川、澤村共に無失点と好救援し試合を締めくくれた。

京介の低めのチェンジアップとクロスファイヤーは中々武器になりそうだ。

中川は流石の安定感だ。

澤村は四球を出しはしたが、あそこで起用された事は意気に感じただろうし、これぞ原采配といえる9回の登板だった。

無失点で良かった。

打線は今季初めて重信が1番で起用された。

その重信が初回いきなりヒットで期待に応え、盗塁も決めてと流れを作ったのが繋がりを産んだ様に思う。

打順についても大いに賛成で、亀井を控えにおくという意味でももっと出場機会を増やしてもらいたい。

亀井を抜きで考えた時に、右投手なら1番重信、下位に尚輝、左なら1番増田、下位に石川、こんな打順でも悪くないと思う。

ペナントの勝負時に誰が1番良いかを決める為にも、今の時期にセカンドとレフトのレギュラー争いは活発にやっていてもらいたい。

まぁ捕手もかなぁ。

今日の大城のリードは特に疑問も抱く事なく、巧く最後までリードしていたと思う。

昨日菅野と組んだのが、大きなきっかけとなり向上してくれれば最高だ。

話はズレたがその後丸が先制の3ラン。

段々とらしい天才的な打撃が出始めてきたなと思わせる一発だった。

初回に3点入るとだいぶ楽に試合が運べるので貴重な得点となった。

2回坂本にも一発。

そこそこ厳しい内角をあそこまで飛ばすとは流石坂本。

状態は良さそうだ。

展開としても初回に相手が3点でなんとか済んだと気合をもう一度いれようという時に、点が入ったのは大きかった。

5回丸にもう一発。

投手が変わるも坂本にストレートの四球を出し乱れ気味だったが、その後の初球をものの見事に右中間スタンドに叩き込んだ。

この見ていかなくても、打ち損じしない所に丸の凄さがある。

完全復活といえる一発だ。

結果的に大きな追加点ともなった。

7回にもタイムリーツーベースを打ち、この日6打点と大暴れ！

岡本が嫉妬するぐらいの暴れっぷりだった。

丸が不調の間にも勝ててたんは良かったなぁ。

これで丸が復調となると、もっと勝つ確率は上がる。

今年はイレギュラーなシーズンなだけに、余計に勝てる時には勝ち続けてもらいたい。

亀井も無事らしく、打撃練習も出来ている。

戦力は揃ってまっせー。

日曜も頼む。

以上。

元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。

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