要所での集中力 大まか版 ヤクルト戦 6/27
投打守采配全て噛み合い快勝!
楽勝ではない展開で要所での集中力が光った試合。
これで今週全勝と最高に気持ちのええ1週間となった。
まずは先発高橋。
制球力抜群で西武戦の途中降板した時と同様の安心感、安定感があった。
危なげない見事なピッチング。
同点とされた直後に好守未遂で出塁を許し相手に勢いがつきそうな場面だったが、元山を併殺に打ち取れた事。
4回のピンチでオスナに対し一発打たれた同じインローに厳しく投げ込め併殺に打ち取れた事。
山田に一発を浴びた後の村上に対し、投げ急がず丁寧に投げ切り抑えた事。
この要所での集中力が素晴らしかった。
特に6回の村上を抑えた所は、勝てる投手になったなと感心した。
ピンチでも、3Bとなっても、何一つ乱れない所に高橋の成長がある。
ナイスピッチングだった。
継投も完璧に決まった。
2点差で長打がある右打者が続く7回に高橋を続投でなく、鍵谷に継投したのは妥当であり冷静な采配に思う。
回跨ぎでヒットを許した鍵谷を代え畠、そして左の所で大江に継投したのも最大限にリスクを避けた采配で良かった。
無理矢理、無茶苦茶なマシンガン継投もあるが、それもこうゆう場面での予行練習だったのかなとベンチの奥深さを感じる。
要所での好守も光った。
3回のピンチで前身守備をひきながら、青木の当たりを松原の守備範囲の広さが活き無失点。
ピンチを脱した事と同等に、クリーンナップに回さず終えられたのは大きかった。
5回の岡本の好守。
先頭にセフティを決められ相手に流れがいきそうな所で、取ってから素早く一塁ランナーを刺しダブルプレー。
一瞬の隙があれば間に合わなかった所で、凄まじい集中力だった。
最終回の坂本、ウィーラーの好守。
先頭の出塁を許さなかった事で、球場の雰囲気を完全に静められたのはビエイラにとっても、流れ的にも大きかった。
最後のウィーラーの守備も堅実で助かった。
効果的な一発を放った3人。
スアレスの速球の力が増してきているのが厄介な中で、いきなり先頭の松原が速球の対応力という長所を活かし先制弾を放てたのはチームに勇気を与えた。
結局初回はこの1得点のみやったが、後続の2人の打撃を見てもスアレスに直球の精度に疑問を持たせダメージを与えられたと言える。
こうゆうのも1番の仕事として非常に重要で頼もしい。
その後に2本ヒットを放ったが、フォークを空振り追い込まれてから高めの甘い直球を逃さずという打撃と直球を打たれている分、変化球勝負となったスアレスだったが、そこにも対応しヒットと内容が抜群だった。
3安打目の直球待ちで変化球を打てたのが、松原の大きな成長所。
坂本のダメ押しの一発。
相手の中継ぎから得点が出来ず、徐々に流れが向こうにいってもおかしくない中で追加点が取れたのは非常に効果的だった。
内容もインローを技ありに打った瞬間の当たりと不調気味だったが、今週の最後にこの打撃が出来たのは来週に活きるやろう。
最後に岡本の一発。
ヒーローに選ばれていたが、まさしく1番の勝利の立役者。
丸の三振の後にこの一発と誰もが認める流石4番という仕事っぷりだった。
素晴らしい勝負強さで、岡本を軸に打線が組めている事に安堵感を感じる。
キャンプから取り組んでいた事がここにきて抜群に効いている。
序盤苦労しただけの甲斐がありますなぁ。
という事で快勝で今週全勝。
阪神に勝ち越し、役者が揃ってきた充実っぷりもあるが完全に勢いに乗った1週間だった。
8ゲーム差から7連勝で一気に2.5ゲーム差に。
風向きが確実に巨人に向き始めた。
最終的には前半戦終わりに僅差の2位で問題は無いが、この追い風が吹いている間に1度は追いつきチームの士気を最大限に高めておきたい。
そんな事まで期待が持てるペナント的にも、大きな1週間だった。
来週は久しぶりの本拠地での試合。
大城が心配ではあるが、全員が明日の一日で英気を養いまだまだ追い風に乗ってくれる事を期待する!
以上。
元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。
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