【過去の遺産】2023年 巨人 大反省総括
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仕事:野球.巨人ファンの集い処.語り処.京都でやってます。
店名
野球燻し処.巨人語らせて
住所
京都府京都市下京区梅小路東中町65-1-2
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JR京都線.京都駅から一駅の西大路駅。
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値段帯:3000-5000円
年越しまでにこれやろうと思ってたけど、もう大晦日やて。 早いもんや。 去年おもろなかったなぁと思い出すが、今年も巨人のペナントレースはおもろなかった。 その結果、原監督筆頭に首脳陣も大幅に入れ替わる事に。 退団した選手.首脳陣共によーやってくれた事も多々感じてはいるが、総合的にはおらんくなる事が低迷期打破のキッカケになるやろうと進展しているように思う。 てな事で1年をざっくり振り返り総括したい。
4位.71勝70敗2分 貯金1 数字以上に苦労した印象が強い。 選手層、力量を踏まえると戦略さえハマっていれば、優勝争いには加われたかなと物足りなさを感じる1年やった。 松田.長野の加入。 長野は頼りになる場面は確かにあったが、補強ポイントに適した動きやとは当時としても1年振り返っても感じられなかったというのが正直な所。 2人とも開幕に1軍登録されていたというのが、元から苦しいチーム事情をより乗り越えられない要因になっていた気が個人的にはしている。 ブリンソンのエラー風な守りから始まり即失点、岡本の失策絡みで敗戦スタート。 ビーディ.ロペスも含め新助っ人がいきなりこけ、核の岡本が好機で打てず守りでも足を引っ張り始まったシーズン。 そこから這い上がるチーム力は無いわなと今季の苦しみの根源が開幕戦から露呈されていた。 昨年新人で大奮闘した大勢がWBCに参加し、巨人ファン誰しもが懸念した点が杞憂で終わらなかったのも苦しかった。 個人的には代木と今村の比較でオープン戦の内容が抜群だった今村でなく若さで代木を開幕1軍に据えたのも失敗だったともったいなく見ていた。 開花したかもと感じれるオコエもオープン戦でくらった死球で低調となり開花までいかなかったのも痛かった。 巨人は開幕戦こそ落とせどカードは勝ち越したが、続くカードの横浜.広島は開幕4連敗スタートと弱っていた。 横浜は牧が絶不調.広島は打線全体が湿り栗林も病み上がりで計算が乏しいチーム事情。 そこに連続カード負け越し、5連敗。 この取りこぼしがかなり痛かった。 勢いに乗りそうな勝ち(サヨナラ勝ち等)があれど、連勝街道を歩めずチームが乗りそうな時はあれどひたすら乗り切れなかった。 GWに弱ってる中日にカード全て逆転負けで3タテ喫す、これもキツかった。 そこから交流戦まで横浜.広島.阪神、ここに勝ち越し続けられれば持ち直せると期待していたが、シーズン成績そのままに広島.阪神には叶わかった。 特に交流戦前の甲子園3タテはこたえたのう。 交流戦はよー奮闘したが、日ハム戦での惨敗.優勝かかった最終カードで起死回生の坂本のサヨナラ弾からまさかの連敗で優勝を逃す。 これが唯一の優勝争いした期間であり、中々悔しかった。 リーグ戦再開即坂本離脱、もう一度上位に前半戦中に勝ち越し続け優勝争いに加わりたい所やったが例によって負け続けた。 7/12.立ち上がり不安定やった広島森下を崩せず完封負け、ここで自分は優勝を完全に諦めた。 おまけでヤクルトにと3タテ喫し、前半戦も最悪の幕切れとなってしまった。 後半戦は優勝を諦めた所からのスタートであり半分以下の熱量での観戦やったが、気持ち良すぎる阪神優勝の為のかませ犬にすらなれていない巨人のまま終わるのが悔しく、甲子園での3連戦は喉を殺す勢いで叫び邪魔をしてくれと勝利を願った。 やが結果は周知の通り。 原監督をもってしても、GIANTSプライドたるものをお目にかかる事は出来なかった。 呆気なく3連敗、情け無い見苦しいみっともないアホボケカス巨人の醜態を晒し胴上げを見せしめられたのは、過去の13連敗よりも個人的には屈辱だった。 最後の敗者復活枠争い、チームが目指すものならどう導くのか見ものやなぐらいに試合の行先を見ていたが横浜に連敗、今季の全てが終わった。 まぁ、1年通しての主な記憶はこんな所。
今年の課題(敗因徹底追求) 【岡本の要所での勝負弱さ】 これが最大の要因と感じる。 殊勲打は多かったが、全試合振り返ると先制打がかなり多かった印象。 1試合単位の流れや決定機においての岡本は弱かった。 数字語りはあまり趣味ではないが、得点圏打率が本来の打率より大幅に落ちるのも関連性はあるように思う。 チーム順位が低くとも、坂本個人軍と言われている時代では他があかんかったと少しの納得感というか諦めはつきやすかった。 やが岡本個人軍とは今年も言えていない。 それでチーム順位が低いのは岡本が原因やと自分は強く感じてしまう。 他があかんくても、それを払拭させるだけの力量を岡本は持ち合わせている。 1試合単位でも、それを発揮させるのが4番の仕事。 極論、他が打って勝てる試合は何もせんでいい。 お前が打てば勝てる、お前が打たな勝てへん、こうゆう場面でかませる4番にならんと今の総合力では今季の上位チームを今後上回るのは厳しい。 ここの物足りなさを来季は改善させてもらいたい。 ヤクルト戦での戸郷の149球完投2-1勝ちした試合、岡本の2発のみの得点。 こうゆうこっちゃ。 この試合は最高に痺れた。 もっと増やしてくれ!
【中田の離脱】 肉離れ前と肉離れ後でチーム力はとことん変わった。 前述した岡本の至らなさを補填出来る唯一の選手が肉離れ前の中田だった。 やるにしてももっと終盤の8月後半以降なら優勝争いに絡めた時期もあったのかなと思う。 仮に怪我なく1年戦えていたら、ベスト9に選ばれるだけの貢献があったのではないやろか。 かなり痛かった。 やがそのおかげで門脇をレギュラー化.坂本のコンバートも進めやすかったのではともとれる。 来季、中田がおらんくなった損失より利が大きかったと言える活躍を坂本にも門脇にも岡本にもしてもらいたい。
【毎年やが中堅の至らなさ】 畠.鍬原.高橋.平内.若林.北村.松原など。 全く戦力にならんではチームの安定感など保たれる訳がない。 この不安定さが、並以下のチーム状態の際に負けが重む事に繋がったと見ている。 ペナントレースにおいて好調期の大型連勝も1.2度あれば有利となるが、それ以上に優勝するにあたり条件で強くあるのが大型連敗を避ける事。 ここが上位と順位を分けてしまったのかなと感じる。 今年の内容で見ると下での投球ではあるが畠、ここは戦力となり得ると見ているだけにキャリアハイの成績.貢献に期待する!
【高梨の不調】 開幕戦といい、ここの計算が狂ったのが勝ち試合逃しに繋がり苦労した。 精神的に強いタイプではあるが、近本への死球で平常心を失ったりと心身共に崩れた1年。 もちろん完全復活は望むが、計算に入れてはならんかなと。 痛いが年齢的にもそろそろ立場を入れ替わる中継ぎ左腕の台頭を求む。 吉村が最有力、対抗で冨田。 どっちもまだ育成やが、この2人なら可能性は大いにある。 短期間でもまずは台頭してもらいたい。
【犠打策.代打策.継投策の裏付けの薄さ】 怪我などの裏事情は考慮出来ん所やが、色々とそれは完全に愚策やろという采配の連続で閃きもハマらず競り負けてきた今季。 犠打で言えば、後続がヘボいのに大城にさせたり、好機で苦手なのが明白な秋広に執拗に求めたりと裏付けが薄く感じた。 代打で言えば、左右病で好機で左腕に対し右の北村を使い、ランナー無しで右腕に梶谷を起用したりと力量順を軽視した采配も裏付けの薄さを感じた。 継投策で言えば、横川の甲子園での降板など中継ぎ陣が不安定にもかかわらず先発を早期に降ろしたりしたのが1番印象強い。 若手投手にピンチで降板させ成長を促す場面もよく逃していたのも裏付けの薄さを感じた。 1年通してチームの戦い方に芯が無かったのが、臨機応変でなく思い付き采配に映った最大の要因で敗因やろう。 この失態を間近で見てきた阿部監督がどう改善させていくのか見ものであり、楽しみ。
【若手の我慢起用】(マシな方やったが) 萩尾.岡田.赤星.千晴.直江.船迫など、もちろん悪くて降格してはいたがもっと我慢強く起用すれば立場をモノにするだけの選手に育ったかもなと惜しく感じていた。 降格し下で出場機会を増やして調整させる育成案もあり、それが赤星や船迫なんかはハマったように思うので一概には言えないが、理由が我慢弱さだったのなら再現性は低い。 萩尾も岡田も打席数を安定して与えれば化ける可能性を大いに感じた。 確かに結果は出なかったが、他にアテがあった訳ではない。 それならば上で打席を与えた方が近道だったと見ている。 千晴.直江は疲れてきていたタイミングではあった。 やがそれを乗り越えさせたら、先があるのではという思いも残っていた。
【怪我人】 若手で開幕ローテ間違いなしぐらいの評価だった山﨑.井上。 中堅投手最有力の畠。 代打戦力の中島。 開幕投手内定の菅野。 絶対的守護神の大勢。 中軸の中田。 主戦力の坂本。 などなど、それも時期的にもしんどい間合いで怪我離脱は苦しめられた。 逆に全盛期の坂本.岡本.門脇はやっぱり立派で大したもんやなと。 来季は皆怪我なく、これが理想論やがせめて間合いは痛手やない時であってもらいたい。
【機動力.盗塁数の少なさ】 これはほんまに酷かった。 レギュラーが走れん選手多々やったのも大きな要因。 ただ走れる選手に対しても消極的すぎた。 一発ある選手が揃う言うたかて、岡本以外30発超えがおる訳でもない。 次点が坂本の22発。 これで走塁死のリスクを背負わんのはリターンが小さすぎる。 ガンガン走って、動かして痛手を喰らっても、ソロがあるいうぐらいが今季の巨人の長打力の強みの出し方としては適していたのではと思っていた。 尚輝.門脇、ここぐらいは必ず動かすぐらいのチームの方が僅差の勝率を高められるのかなと。 中継ぎの投壊と同等に、1点を上回る野球の下手さが目立った。 印象としては得点出来ない方に力量との差異が大きく反省点があると見ている。 盗塁にエンドラン.1.3塁を作れる機会が増す野球を来季には期待する。
【犠打力】 よー失敗しとったなぁ、ほんま。 大城の成功以外記憶から消えとる。 ただのアウトだけでなく、甲子園で門脇が見逃して長野が飛び出して走塁死など記録に残らない形も複数あった。 犠打やと得点率が下がるというデータがあるらしいが、それ以前の問題で決まらんかったらただのアウト献上なだけで大幅に得点率が下がるのは言うまでもない。 流れも当然悪化。 技術を皆高めて欲しいが、センスも大きいと思う。 打力がある選手で下手な者には諦めた方がマシやないやろか。 打力が悪く、下手な者は死に物狂いで精度を高めてくれとは願うが、選択肢としては1軍に置かないという手でもいいのかなと。 犠打要員、ここを代走要員.代打要員のように置きたい。 技術が高いと思える野手は門脇.大城ぐらい。 並の範疇に坂本.丸といった所か。 湯浅あたりが要員なって控えに置ければ、接戦に強くなると期待したい。
【陸.井上の不甲斐無さ】 今年が間違いなく立場を確立させる大きなチャンスやった。 それが不調と怪我で何一つ戦力になれず。 なにさらしとんねん。 どこかこの2人にしたらあかんとはいえ首脳陣も計算はあったはず。 たまたまツキがあったのかどうか、来季もセカンド.外野.左腕に確立した選手はおらず枠はある。 けどチャンスは今年ほど確実にあるとは言えん。 また一から期待度を高める所から始めなあかん。 力があるのは知っとんねん。 来季こそ示せ!
【ロペス.ビーディのハズレ】 ここまであかんとしんどいわ。 今年のチーム力で優勝出来るか否かは助っ人達の出来で大きく左右される程のもんやった。 開幕1軍が勝ちパターン担えず、1勝も出来ず。 それでは優勝など程遠い。 WBC辞退して巨人に全力を注ぐ事を決めたロペス、親日で日本文化に馴染もうとしたビーディ、ハズレとは言いたいないがお騒がせプレーのブリンソン、皆大戦力なってもらいたかったなぁ。 良い人間やった気がする。 巨人に来て1年もおれば基本的には思い入れがある。 ありがとうはん! 来季こそは残ってくれと思える当たりが来ますように。
時間無く今季の総括やなく、大反省総括で今年の最後のブログを締めたいなと思います。 新年は23年度の収穫と24年度の期待と明るい話で始めたいと思います。 今年も1年お付き合い頂きありがとうございました! 来年度は野球ファン、その中でも特に巨人ファンの方とお付き合いを深められる場所として呑み処を京都でオープンします。 より濃いお話を文字や音声だけでなく、対面でさせてもらえると幸いです。 店もブログも音声もどうか来年もよろしくお願いします。 ほんまに今年もありがとうございました! 良いお年を! 頼むど巨人!