【過去の遺産】2022 今季も坂本がショートの絶対的レギュラーでええのか?Part1


昨年は読者のみなさん、大変お世話になりました。
どうか本年も当ブログをよろしくお願いします。
私事ですが喪中の為、そして巨人が優勝出来なかった為、お祝い言葉は控えさせて頂きます。

てな事で新年明けたてなので明るい話を1発目に持ってきたかったのですが、その気持ちよりも強い事柄が。
それが今季も坂本がショートの絶対的レギュラーでええのか問題。
昨年から少しずつちょい出ししてはいましたが、巨人ファンとしてほっとけない話である。
現状で最も適任なのは坂本で間違いないが、それで優勝出来るのか、常勝チームに復活出来るのかとなるとそろそろ疑問視しても良いかもしれない。
まぁ、書きながら今回時点での自分の結論に辿り着きたい。
かなり難しい話で長くなるので、何記事かに分けて更新予定。




まずは21年他球団の主なショートとの比較。
ヤクルト
西浦直亨(30)
82試合 10失策 .968守備率
.223打率 54安打 5本塁打 24打点 1盗塁

元山飛優 (23)
77試合 4失策 .983守備率
.255打率 53安打 3本塁打 17打点 2盗塁

阪神
中野拓夢 (25)
124試合 17失策 .970守備率
.273打率 127安打 1本塁打 36打点 30盗塁

広島
小園海斗(21)
113試合 10失策 .977守備率
.298打率 134安打 5本塁打 35打点 4盗塁

中日
京田陽太 (27)
112試合 7失策 .985守備率
.257打率 105安打 3本塁打 24打点 6盗塁

横浜
大和 (34)
80試合 11失策 .967守備率
.252打率 68安打 2本塁打 26打点 1盗塁

柴田竜拓 (28)
40試合 5失策 .963守備率
.234打率 52安打 2本塁打 15打点 1盗塁

森敬斗 (19)
32試合 6失策 .945守備率
.194打率 20安打 0本塁打 5打点 4盗塁

オリックス
紅林弘太郎(19)
115試合 14失策 .971守備率
.228打率 102安打 10本塁打 48打点 2盗塁

ロッテ
藤岡裕大(28)
93試合 6失策 .983守備率
.255打率 110安打 3本塁打 37打点 10盗塁

エチェバリア(32)
78試合 8失策 .969守備率
.203打率 42安打 4本塁打 24打点 0盗塁

楽天
小深田大翔(26)
109試合 12失策 .968守備率
.248打率 97安打 3本塁打 21打点 5盗塁

ソフトバンク
今宮健太(30)
123試合 5失策 .989守備率
.214打率 78安打 4本塁打 30打点 4盗塁

日ハム
石井一成(27)
101試合 7失策 .981守備率
.225打率 64安打 4本塁打 19打点 8盗塁

中島卓也(30)
56試合 4失策 .976守備率
.186打率 18安打 0本塁打 1打点 7盗塁

西武
源田壮亮(28)
119試合 8失策 .985守備率
.272打率 126安打 2本塁打 29打点 24盗塁

巨人
坂本勇人(33)
116試合 4失策 .991守備率
.271打率 115安打 19本塁打 46打点 2盗塁




12球団 遊撃手 打率順位
1位 小園 .298
2位 中野 .273
3位 源田 .272
4位 坂本 .271
以下は2割5分台

12球団 遊撃手 本塁打順位
1位 坂本 19本
2位 紅林 10本
以下は一桁本塁打

上記の通り、打撃面において他の追随を許さない程圧倒的な打力を誇っている坂本。
守備力についてもイメージと差異を感じはするが、ゴールデングラブ賞受賞と未だに認められている。
走力面で盗塁は期待出来なくはなってきたが、そんな事は他でお釣りたっぷりにカバーしている。
そら昨季まで長く絶対的レギュラーであり、全日本でも正遊撃手として選出されるわなと。
だがやはり他球団の選手と比較しても懸念点となっているのは、年齢面。
2年目の19歳からレギュラーとして不動な地位を築き未だに絶対的存在なのが巨人の強みそのものだが、その積み重ねのリスクである部分と向き合わないといけない時期に入ってきたとここ2年で感じ始めてきた。
これからどうなるかは誰にも分からないが、確率的には現状維持から下降線を辿っていくと予想される。
そんな坂本に頼りっぱなしでは暗黒期に差し掛かる気がしてならない。
偶然なのか、編成的に必然的なのか、おそらくどちらもと思えるが、坂本の全盛期には脅かす選手の存在はいなかった。
だが今は尚輝.廣岡.中山と後釜の有力な候補がいる。
坂本をレギュラーとして戦うのが勝率は高いやろう。
だがそこを戦力ダウンさせてでも、長期的に見て有力者達に意図的に出場機会を与え成長を促すのも必要な事ではないやろか。
坂本が全く機能出来なくなるまで使い続ければ、有力者達の力を発揮しやすい時期を逃してしまうかもしれないと懸念する。
それに坂本が戦力としてまだまだいける今やからこそ、チームを崩す事なくチャンスを与えやすい。
坂本は戦力であり、その期間が長ければ長い程巨人は安定感を増す。
坂本の選手生命を伸ばすという点でも、出場数の調整、コンバートというのも考え始めてもええのかなと。




こんな考えからこの記事にしました。
次からはもう少し細かく掘っていく。
ただ一つ矛盾した話として、遊撃手のまま40でレギュラーを張っている坂本も見てみたいなという感情もあるんですなぁ。
いやー難しい話や。

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