オリックス11-7巨人 若手の内容 試合経過 オリックス2戦目

若手の内容を中心に初回から振り返る。


1回表 山崎

松原、二ゴロ。

選球眼良く、粘ってタイミングは合っていた。


ウィーラー、空振り三振。

高めのボール球から低めのボール球となるカーブに翻弄され三振。


丸、中安。

高めの直球を捉え、クリーンヒット。


岡本、

丸、牽制死。


1回裏 今村

福田、投ゴロ。


宗、二ゴロ。

内角に厳しく制球し抑える。


杉本、空振り三振。

スローカーブの制球良く。

緩急を使い空振り三振。


無難な立ち上がり。


2回表 山崎

岡本、左二塁打。

真ん中の球を掬い上げ、フェンス直撃の長打。


中島、空振り三振。

速球に振り遅れ三振。


北村、空振り三振。

選球眼良く見切っていたが、ストライクゾーンの大きな変化球に対応出来ず。


山下、中二塁打。

外角直球を芯で捉え、センターオーバー。

ポイントを前で捉えた素晴らしい打撃。

オリックス0-1巨人


湯浅、四球。

強引さなく。


小林、右飛。


2回裏 今村

t-岡田、空振り三振。

変化球のキレ良く、コースに厳しく。


モヤ、右本塁打。

肩口から中に入ってくるスライダーを完璧に初球から持っていかれた。


安達、四球。

コースギリギリに投げ続けたが、見切られ判定も辛い。


紅林、遊ゴロ。

外角の制球良く。


伏見、空振り三振。

変化球のキレ抜群。


3回表 山崎

松原、投ゴロ。


ウィーラー、二ゴロ。


丸、左飛。


1巡目を終え、2巡目に入った対策として、逆方向への意識が強かった。

捉え方としては攻略の糸口はあったと感じる内容。


3回裏 今村

西村、四球。

ストレートの四球。

9番にストレートの四球は印象悪い。


福田、左安。


宗、犠打。


杉本、空振り三振。

変化球でタイミングを完全に外し三振を奪った。

明らかなボール球を3つ振らせた所から、キレは相当あったのでは。


t-岡田、一ゴロ。


良い意味でも悪い意味でもなく、今日の今村は球離れが早い。

それにより制球が高めにいったりする反面、打者がタイミングを取りづらく左なら球が向かってくる印象、右なら球が逃げていく印象がより強くなっているのかなと感じる。


4回表 山崎

岡本、空振り三振。

タイミングは合っていたが、変化球のキレについていけず。


中島、空振り三振。

球威に圧倒され。


北村、三ゴロ。

インロー直球を真芯で捉え鋭い当たりも正面に。


4回裏 今村→沼田→桜井

モヤ、右安。

内角厳しい所を巧く打たれた。


安達、右安。

逆球の直球を打たれた。


紅林、中安。

アウトローの厳しい所についていかれ、ヒットに。


ここで降板。

驚いたが、制球面に普段との違いがありこの回はそこをどう修正するかがテーマだったのかもしれない。

それが出来ず、早めの降板かと。


ここから沼田。


伏見、左二塁打。

内角の厳しい直球を巧く打たれた。

これは諦めんと仕方ない。

オリックス3-1巨人


西村、中安。

これまたインローの厳しい所を巧打されタイムリー。

オリックス4-1巨人


福田、右安。

逆球やがアウトローの厳しい所をタイムリー。

オリックス5-1巨人


宗、空振り三振。

追い込んだフォークのキレは抜群だった。


杉本、空振り三振。

直球で相手の主砲から三振を奪えたのは、いい自信となるやろう。


t-岡田、四球。

厳しい所に投げ続けるも、振らせる事は出来ず四球。


モヤ、右安。

インローの厳しい直球を巧く打たれタイムリー。

オリックス7-1巨人

代走、勝俣。


安達→西野、右安。

インローの厳しい変化球に対応され。

オリックス8-1巨人


紅林、左本塁打。

内角変化球をレフトスタンドに。

これも決してコースは甘くない。

オリックス11-1巨人



沼田は投球内容は良かった。

それでこの有様。

現状の力量では全く通用しない事がハッキリと出てしまった。


ここから、桜井。


伏見、捕邪飛。


5回表 山崎

山下、見逃し三振。

手が出なかったというよりか、見切ったがストライク判定といった内容。

インハイの速球、変化球もカットしていたりと非常に対応力の光る打席。


湯浅、右飛。


ここから、荒西。


小林、一飛。


5回裏 桜井

西村、遊ゴロ。


福田、右飛。

内角に厳しく。


宗、右安。

アウトローの変化球を軽打されヒット。


杉本、左安。

外角直球を簡単に引っ張られ、鋭い当たりのヒット。


t-岡田→太田、三ゴロ。


6回表 山下

松原、左邪飛。


ウィーラー、右安。

アウトローの直球を軽打しヒット。

状態が良くなくても、結果は平均して出せるのが頷ける技術の高い打撃。


丸、左中二塁打。

外角直球を綺麗に流し打ち。

まぁ、丸の本来の打撃そのものですな。

代走、中山。

オリックス11-2巨人


岡本、中安。

アウトローを軽打しヒット。

軽いスイングでも、かなり鋭い打球。

調整としてはバッチリ。

オリックス11-3巨人

代走、菊田。


秋広、左邪飛。

直球で完全に押し込まれ、振り遅れが酷かった。


北村、中安。

直球にタイミングが合っていた。

追い込まれコンパクトなスイングで芯で捉えセンター返しと理想的な打撃。


山下、空振り三振。

高めのつり球にバットが出てしまった。

北村、菊田重盗。

オリックス11-4巨人


6回裏 桜井

勝俣、空振り三振。

カーブのキレ良く。


西野、二ゴロ。

内角に制球良く。


紅林、右飛。


7回表 吉田

亀井、右安。

高めの直球に力負けせず。


山瀬、右安。

ライトへポテンヒット。

粘って、選球もしてと内容が濃かった打席。

簡単に空振りしないのが良い。


松原、空振り三振。


ウィーラー→大城、左本塁打。

外角直球を当てただけのパンチショットの様なスイングでレフトスタンドに。

まぁ、芯で捉えたとは思うが身体のキレが戻ってきたからこその一発やろう。

オリックス11-7巨人


中山、四球。

追い込まれても、自分の間合いで打席に立ち余裕を持って選球。

高卒ルーキーとは思えない、落ち着き。


菊田、空振り三振。

振る力はあるが、当てる技術はまだ足りていない。


秋広、二ゴロ。


7回裏 古川

伏見→松井、死球。

代走、大城。


西村→小田、捕邪飛。

ワイルドピッチ。

直球で押し込めている。


後藤、二ゴロ。


宗、三ゴロ。


8回表 海田

増田陸、空振り三振。

変化球で翻弄され。


山下、二ゴロ。

高めの変化球を捉え、センター方向に鋭い当たりも相手の好守に阻まれる。

左腕からヒット性の当たり、コンタクト力など、良いアピールに。


亀井、投直。

芯で捉えるも正面に。

状態は上向き。


8回裏 古川

杉本、空振り三振。

カーブのキレ、制球良く。


太田、見逃し三振。

緩急激しく、直球に手を出させず。


勝俣、一ゴロ。

球速151キロを記録。


9回表 澤田

山瀬、中安。

粘り勝ち。

1打席目同様、簡単に三振しないのは非常に魅力。

自分の役割を全う出来る野球脳の高い選手やろうと推測する。



松原、遊飛。


大城、中安。

真ん中低めの直球を真芯で捉えたヒット。

状態は非常に良さそう。


中山、左飛。

この打席も追い込まれてから余裕を持って選球していた。

アウトローの厳しい所を逆方向へ、巧いバットコントロールを見せた。


菊田、右飛。

真ん中低めを強振するも芯で捉えられず凡打。


山下 4-1

まずは前日結果を出せなかった中で、続けてスタメン起用され良かった。

これぐらい続けて打席に立たん事には、真価か見えてこない。

そして山下もとりあえずはヒット1本出て何より。

そのヒットはポイントを前で捉えた素晴らしい打撃だった。

見逃し三振があったが、判定に泣いたといった形で手が出なかったというよりか、見切ったがストライク判定といった内容。

インハイの速球、変化球もカットしていたりと非常に対応力の光る打席だった。

左腕からもヒット性の当たり、コンタクト力の高さを見せ良いアピールに。

全体的に非常に良い打席内容だった。


中山 1-0 1四球

追い込まれても、自分の間合いで打席に立ち余裕を持って選球し四球を奪った。

高卒ルーキーとは思えない、落ち着き。

凡打した当たりも、アウトローの厳しい所を逆方向へ、巧いバットコントロールを見せヒットコースに飛ばしていた。

この内容を見ていると、自然とチャンスは増えてくるやろう。


菊田 2-0

振る力はあるが、当てる技術はまだ足りていないなという印象。

これも経験と結果次第と思うので、この中断期間中にキッカケとなる打席があるのを期待する。


秋広 2-0

直球に差し込まれ、振り遅れが目立った。

まだまだ課題点は多い。

前日に変化球を打ち順調に成長した姿を見せてはいる。

他の若手より器用さは劣る所があるが、大きく育ってもらう為にも長い目で見ていきたい。


増田陸 1-0

変化球で翻弄され三振。

もう少し打席を見ないと、何とも言えないが穴が大きいとチャンスはもらい難いやろう。

守備面では前日の反省を活かし、丁寧に捌いていた。


湯浅 1-0 1四球

強引さがなく四球を奪うなど、1軍経験が他の若手より多い事から落ち着きを感じる。


山瀬 2-2

この試合で1番目立っていたのは山瀬。

2安打共粘り続けた後のヒットと、内容に大きな価値がある。

簡単に三振しないのは非常に魅力。

自分の役割を全う出来る野球脳の高い選手やろうと感じる内容で、最高のアピールとなっていた。

余談ではあるが、小林に求めている様な内容だった。


若手がこんなにも打席を与えられる機会もそうはない。

そんな中で持ち味を存分にアピールしようとする姿には期待度が高まる。

1軍選手を超えるぐらいの目立ち方に期待!


以上。


元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。


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