課題と収穫 ソフトバンク戦 8/3
戸郷が打ち込まれ、練習試合3連敗。
これでリーグ戦、侍戦含め6連敗か。
まぁ、戦績など今はどっちゃでもいいが勝敗を完全に度外視した試合は良くない。
勝敗を意識しながら色々と試し調整していってもらいたいが、そこもこの試合に関しては欠けていたなと感じる敗戦だった。
戸郷 104球 6回7失点 7奪三振 2四球 7被安打
直球の精度が最悪だった。
シュート回転が中から内に厳しくいけた訳でなく、外から中に内から中にとことごとく甘い所にいってしまっていた。
厳しい所にまともな回転で投げた直球も、楽に弾き返されていたりと球威もあんまり。
最近はずっと直球に物足りなさがあるが、どうしたんやろな。
変化球の精度は良好なので、そこを頼りに交わしながら直球の球威が戻ってくるのを待つというのが現状の戦い方かもしれない。
本人もコメントで直球を中心に組み立てようとはしていこいと思っていたと意図はあるので、改善されるのを期待する。
無死2.3塁から2死までこぎつけた後に失点した所に勝負弱さというか、物足りなさがあった。
試合後の原監督のコメントで、4回までのつもりだったがこのままで終わらせてはいかんと6回までの続投が決まったとの事。
ここまで大事に育ててきたが、それにより荒々しさが無くなっていると苦言していた。
その真意が伝わったのか、比較的6回の投球には躍動感があり良かった。
このままでは2流の投手になってしまうと原監督が心配していたが、まさにその通りでこの壁を戸郷には乗り換えてもらいたい。
そうやないと困る。
畠 1回0失点 0奪三振 0四球 1被安打
走り良く、久しぶりに球威ある直球を投げ込んでいた。
緩急を巧く使い、スライダーのキレも抜群で狙い通り併殺にとったりと今後に活きてきそうな投球。
細かい所を抜きにした球質のみで勝負する畠らしいピッチングだった。
まずはここを磨くという意味で中継ぎ起用に賛成という気持ちが強くなってきた。
デラ 1回0失点 1奪三振 1四球 1被安打
制球に全くらしさが戻っておらず、直球の走りもあんまり。
不安定さは変わらない。
1軍デッドラインの中継ぎ陣の中で序列を作るなら、現状では畠の方が優位に思う。
岡本 3-3 1本塁打
巨人打線で1番の力量を持っているのはやはり岡本やなと感じる別格の活躍だった。
失投を仕留める確実性、球威ある直球にも力で勝り、直球にタイミングが合っていなかった打席でも変化球に完璧に対応し一発を放つなど、技術の高さを感じる打撃内容。
オリックス戦では外角を逆方向にという打撃が目立っていたが、この日は内角を強く引っ張って結果を残しており、充実した調整となっていて頼もしい限り。
ウィーラー 2-2
コンパクトなスイングで、しっかり仕留められるウィーラーらしさが戻ってきた。
状態が早くも上向きで安心。
大城 3-1
変化球をしっかり捉えられているのは好調の証に思う。
特にタイムリーとなった打席で、体勢が少し崩れながらも軸がブレない打撃が出来ている所に状態の良さを感じる。
若林 2-2
1打席目は失投を逃さずヒットにし、2打席目は直球を待ちながら、カーブに対応しヒット。
これはシーズンでも活きてくる打撃で価値が高い。
中島 2-1
真ん中低めを中島らしい面で捉えた様な打撃でヒット。
状態は良さそうだ。
残念やったのは、湯浅、松原。
湯浅は1死2.3塁の場面で内野フライと得点に繋げられず。
特に湯浅はこうゆう所で最低限の打撃が出来る所を見してくれんと、非常に使い勝手が悪い選手となってしまう。
立場、役割としては物足りない打席だった。
松原は、結果が2試合出ず少し焦りが見える打撃内容だった。
らしくない強引な打撃で高めを振りにいってしまう所を見ると、深みにハマらないかと少し心配。
良くも悪くも練習試合なので、課題を見つけ後半戦までに修正してもらいたい。
以上。
元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。
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