山口のNPB、巨人復帰登板を勝利で飾る事が出来た。

好守でここぞの強さが出ての1勝で、この価値は非常に高い。

まずは山口の投球から。

試合前の記事にも書いたが、直球の精度に大きく注目していた。

その直球はしっかり走っており安心した。

今日の投球内容を見ると、十分戦力として勝ちを計算出来るやろう。

アメリカで制球面の大事さを学んだという話やが、確かに荒れ球感が無くなり安定感が増した様に見える。

持ち味のフォークも立ち上がりは落ちがあんまりやったが、徐々に本来の落ちとなっていき頼もしい限り。

どえらい選手が加入し、追撃体制は整ってきた。

試合としては今日は並の戦いぶりでは、負けていた可能性が高かった様に思う。

相手先発の出来は上々で、直球に球威があり制球面も非常に良かった。

そう簡単には得点出来ない内容やったやろう。

畠の乱調も点差的に苦しく、無死満塁で上位打線と厳しい展開だった。

そんな中で継投、小林のリード、松原と岡本の好守、丸の2発とここぞで最高のプレーが続出し勝ち切った。

ここにチームの強さを感じれた。

初回の松原の好守で山口が崩れるのを回避。

今永が失投したたった2球を丸が逃さず仕留め、主導権を握れた事。

6回の満塁のピンチで山口を信用し続投させた采配。

牧に対し小林がフォークでの勝負を選択し抑えた事。

大江に継投するもソトを出してきた相手の隙のない采配を小林がソトの力みを見抜き狙いを外し抑えられた事。

大ピンチで松原、岡本が好守2つが続いた事。

鍵谷が追い込むまでは甘い球が続いたが打ち損じに救われた幸運、決め球のフォークは最高の所に落とし火消し。

この全てが必要だった試合に思う。

これだけ揃って接戦を取れた事で、チームの士気、強さは高まってきたと言えるやろう。

こっからが本番ですな。

最後に、取り越し苦労だったらいいが試合後の監督インタビューでの原監督の顔色が悪く、喋り方も少し違和感があった様に感じた。

考えすぎか？

どうゆうても、原監督は戦力の1人。

元気に週末のヤクルト戦で顔を見れる事を願う。

以上。

元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。

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