【過去の遺産】WBC 巨人勢 総評
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仕事:野球.巨人ファンの集い処.語り処.京都でやってます。
店名
野球燻し処.巨人語らせて
住所
京都府京都市下京区梅小路東中町65-1-2
最寄り駅
JR京都線.京都駅から一駅の西大路駅。
ご予約方法
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値段帯:3000-5000円
決勝戦、最終回最後のトラウトに投げた3球目がボール判定され不利カウントになったのが非常に気味悪く苦しかったと見ていたが、流石大谷、それでも上回り奪三振と継投のドラマ性も含め最高の締めくくり。 全日本、WBC制覇! 景気の悪い話題が近年多い中で、最高の話題を日本に提供してくれ大歓喜だった。 チームをまとめたダル。 チームを引っ張った大谷。 まだまだ伸び代あるこれからの若い力。 役割を全う出来るレギュラー陣。 要所、困った時に頼れる控え陣。 そして何より最強選手を徹底的に信用し活かし切った栗山監督。 関係者含め、これ以上ない全日本チームやったからこその頂点やろう。 最高!
という事で触れてなかった準決、決勝の巨人勢の内容と全体を通しての総評を。 メキシコ戦 岡本 ①三ゴロ併殺。 初球からいけたのが良い。 やが、読み外れ外角変化球凡打ボテボテの併殺コースに。
②左飛。 完璧な当たりも、ホームランボール、ジャンピング捕球。
③四球。 打ち気になる場面で冷静に選球し、振らずに四球。
④死球。 初球。 避け方上手く。
大勢 制球は荒れ気味だったが、球質は強く落ちも良くと抜群だった。 死球を与えてもこれっぽっちも動揺無く持ち味をいかんなく発揮。 言うことなしの圧巻投球。
大城 大勢と組んだ大城やがポロポロと捕球に難があった。 送球面も含めWBCでは球の違いに対応出来ていないのが目立っていた。 ペナントレースにおいて関係ないかもしれないが、対応出来ていた甲斐と中村との違いがあったのは事実。 3番手捕手という立場を高める事が出来なかったのは残念だった。 リードの良し悪しではなく、捕手として何が違うのか、絶対的正捕手と信頼を置かれている2人から参考になる事は多々あったと推測する。 緊張感のある大舞台での試合で長々とベンチで見る機会が続くのも巨人では有り得なかっただけに、最高の経験になったやろう。 これを活かし、正捕手は大城やと論争を無くすだけの進化がペナントで見られる事を期待する。
アメリカ戦 岡本 ①右安。 追い込まれてから、アウトローカーブをおっつけ巧打。
②左本塁打。 甘い所を左中間に完璧な一発。 力強さ、飛距離、放物線全てらしい本物の岡本の打撃!
③空振り三振。 スライダーに翻弄。
④空振り三振。 誘い球にも乗らず、振りにはいけており、状態は良好かと。 やが決め球は完璧に抜かれ、勝負かけ三振。
戸郷 トラウトに直球から入ったりと強気な投球を見ていい根性してるなと再認識。 決め球の落ち球で完璧に三振を2つ奪ったのは大したもんだ。 最高の自信となり飛躍間違いなしと見た。 トラウトから三振を奪えど、勢いに乗り過ぎて雑になったりはなく丁寧に低めに投げられていたのは冷静で良かった。 これは昨年よりも成長した所。 不利カウントからでも、直球で押し込めているのが意外で凄かった。
大勢 好機を流し流れが悪い中でストレートの四球、追い込んでから繋がれての大ピンチ。 そこで何が出来るかやが、苦しい流れでも、1人1人切り替えられるのは流石の一言。 冷静に出来る事をしようと低めに集め落ち球で併殺を奪ったのはシーズンにも活きてきそうに思う。
WBC 巨人勢 総評 戸郷 強気さが際立った、巨人のエースとしてやっていけるだけの精神力を備えていると感じれる見事な投球。 この経験はペナントでの勝負時で必ず活きる。 世界大会での初登板での快投、そこで洗い出された課題を次登板で改善させられた事、決勝で上位打線から始まる所で起用された事、そこで結果を残せた事、ピンチでも続投され踏ん張れた事、直球がメジャーレベルに通用し落ち球で翻弄出来た事、収穫しかあらへんWBCだった。 甘ったれた事を言いたくないのやが、シーズン通して活躍してもらう為に、精神的休養という意味で開幕ローテからは外しても個人的には思う。
大勢 図太さ、圧倒的な力強さ、迫力、冷静さ、全て揃ってる事を再認識した、世界にも通用する実力者やと明らかに出来たWBCだった。 あれだけの投手陣の中で抑えのポジションを任される信頼を得られたのは大したもん。 なんていうか怪我なく元気で終えられ、1年目に経験出来なかった短期決戦をどえらい舞台で体験出来た。 それだけで実力は知っとるだけに十分な収穫。
大城 ハッキリ言って、捕手としての実力の低さを自身が感じたやろうWBCだった。 3人の中で誰よりも打力に長ける大城がメインで使われない要因を、直接的に痛感したのではと思う。 それこそが最大の収穫。 正捕手で日本一を果たした現役選手を巨人では見た事なくここまできた大城。 そこで甲斐.中村の捕手としての意図.考えを間近で体感出来たのは非常に大きい。 リードの良し悪しだけではなく、捕手として何が違うのか、チームで絶対的正捕手と信頼を置かれている2人から参考になる事は多々あったと推測する。 緊張感のある大舞台での試合で長々とベンチで見る機会が続くのも巨人では有り得なかっただけに、最高の経験になったやろう。 これを活かし、正捕手は大城やと論争を無くすだけの進化がペナントで見られる事を期待する。
岡本 色々なポジションを守り、確約されていない立場でレギュラーを勝ち取った経験はキャプテンとしても伸び悩みしてる経緯としても、最高の経験値になったように思う。 打撃面も明らかにおかしかった所から、アメリカに行ってからは完全体の岡本ならではの、らしい打撃が復活した。 昨年の開幕した頃以来の打撃内容の良さで、1年振りに迷いを感じない打撃が見られたのは大きな収穫。 大谷が打線を鼓舞し明らかに引っ張っていた。 4番の吉田が要所でことごとく勝負強さを発揮していた。 それを間近で見た岡本は、確実に刺激を受けたに違いない。 それがペナントレースで活かされる事に大いに期待する。 お前がとてつもなく太っとい大黒柱にならんかったら、今の巨人では優勝などあり得ない。 チームは世代交代の最中で弱っている。 それを補うだけの選手になったと証明する1年にしてくれ!
全日本の一同、おめでとうはん、ご苦労はん、ありがとうはん! 巨人勢もほんまによーやってくれ、ファンとして堪らんWBCやった。 残すは悲願それだけや!