悪かった所を 深読み版 阪神戦 9/5

心苦しい引き分け。

怒り、失望、恐怖、色々な感情があるが、実情は1.5ゲーム差の2位。

首位チームの試合数が1試合少なく、そこが勝たれたとしても2ゲーム差。

優勝しか興味ない。

その為、自分の頭の整理をつけたく悪かった所を主に洗いざらいしていきたい。

映像で全て見ました。


1回表 秋山

坂本の走塁死。

これは前の2試合の悪い流れ、相手の勢いを払拭する為の懸命なプレーやと何も悔いが無い。

たらればすら思わない程に。

岡本の当たりを好守で阻まれたが珍しいものでもなく、こちらとしても同じ事で阻む時はあると受け入れやっていくのは容易い事やろう。

尚輝のタイムリー、中島の一発が出て試合展開としても非常に良い攻撃だった。

松原の粘って四球も最高の1番の仕事。


1回裏 メル

前日までの阪神の勢いを思うと、火付け役の近本に初球を打たれたのは不用意だった。

四球よりかはマシやが、そこを基準に戦っていく様なチームではこの先も無い。

その後連打とされるが、クリーンナップを抑え無失点で切り抜けたのは良かった。


2回表 秋山

大城が粘りを見せていた。

甘い球を捉えて欲しかったという気持ちもあるが、難しい要求やが最後の球を見逃せる選球眼が欲しい所。

ストライクかもしれんが。

結果がどうであれ、その嫌らしさを出せるのも強いチームの証。


2回裏 メル

先頭にヒットを許すも、2アウトまで進塁を許さなかったなかのが良かった。


3回表 藤浪

丸の不調さが痛い。

これからの時期、打席を与え復調を待ち心中するのか取っ替え引っ替えするのかが難しい所。


3回裏 メル

表の拙攻の流れを物ともせず3凡。


4回表 藤浪

ウィーラーが速球に対応できつつあるのは復調の兆しかなと好印象。


4回裏 メル

甘い球で併殺を取れたり、判定もこっち寄りとツキがあった。

こうゆうのも大事。


5回表 藤浪

藤浪も相手のジョーカー的存在であり、このまま好投されたら勢いづきかねない中で1番から5番まで全員がええ当たりを放ったのは今後にも活きてくるやろうと良かった。

坂本の当たりを好守されたが、初回と同様ここでもその流れに引き込まれず得点出来たのは強いチームらしさがあり相手にも大きいダメージを与えられたと思ったんやがなぁ。

まぁ一発の後にもう一度チャンスを作れたので、ウィーラー、大城で試合を完全に決めにいけなかったのは一つの勝てなかった要素ではある。

その時には思わなかったが、ここで藤浪を降ろすぐらいの圧倒の仕方をしなければ阪神の勢いを鎮火させられなかったという事に思う。

岡本は変化球2つタイミングを外した空振りの後にもう1球続けてきた変化球を技ありにスタンドに放り込んだのは新たな境地にきたなと、進化が喜ばしい限り。


5回裏 メル

得点直後に難なく3凡と流れとしては最高だった。


ここまでで、藤浪を降ろせなかった事ぐらいしか勝てない要素が無い。

その藤浪についても3点は取れている訳でそれ以上、上手い事いけと言う方が無茶というのが通説。

9割以上勝てるここまでの展開だった。


6回表 馬場

メルを代え、代打若林。

メルが代わっただけでもチャンスやという空気感が球場に漂っていた中で、その代打の若林が呆気ない内容で見逃し三振となったのが、試合の崩れ始めかなと。

それでも松原がしぶとく四球で出塁しただけに、得点にこじつけたかった。

ここで注目は松原が坂本の打席で盗塁した事。

6点差をつけていても、攻撃を緩めない所にこの試合にかける思いは強かったと感じた。


6回裏 鍵谷→大江→畠

怪我、疲労防止の為、坂本をこのタイミングで下げるのは今後を見据え6点差もあるのやから良策とも取れる。

だが、松原の盗塁で見たこの試合への執念とはなんやったんやという坂本交代。

この日は走塁面での貢献度も高く、もちろん守備でもポイントとなっていた坂本。

打撃面でも乗っている節はあった。

2連敗中のチーム事情を思うと、この日だけはもっと後に残すか下げるかの判断をすべきで原監督の勝負勘が冴えて無かった。

続いて、坂本を下げるなら尚更6点を守り抜く事に舵を切らんとあかん中でショート若林。

意図の無い、安易な起用過ぎる。

代打の一打席のみで良かったと自分は思うが、使う事に意味があるという判断なら次の打席で打順が回ってこようが中島を代え一塁手でも良かったのではと思えてならない。

それも守備力低下には繋がりそうやが、ショートよりかは100倍マシやろう。

坂本も下げ、若林も残したい、その舐め過ぎた結果がとんでもない事となってしまった。

若林のショート守備に関しては、これまでも安心出来るレベルでは無かった。

アウトを取った守備全てに若林が絡んだが、エラー後でガッチガチ。

そらそうやろ、本職で無いし、本職のポジションすらどこか分からんぐらい色々たらい回しにされ決して守備は得意やあらへんのやから。

起用された以上プロやねんからしっかりせいという考えを否定する気はないが、井納に中4日で完封してこいぐらいの無茶苦茶な起用法に感じ個人的には若林を責める気は薄い。

坂本を下げる利を取るなら、増田大輝に任せて欲しい所だった。


鍵谷、大江、畠も今は投げてみんと分からんぐらい、パッとせん。

1人1四死球ずつ出されたら、しんどいわ。

逆に出しても抑えられる投手となってくれんと、勝ってる展開で使い辛い。

豊樹、古川、大竹に頼りたくなる散々な投球だった。


7回表 小川

得点直後に失点しては流れが悪いのと逆で、失点直後に主軸が3凡は相手に完全に流れが傾いてしまった。


7回裏 デラ

この回はショートを若林から廣岡に。

若林を危険と見たか、次は廣岡に。

点差的に代走で増田大を控えさせたいのは理解するが、代走は立岡に任し守備固めで増田大で良かったんちゃうかなぁと。

100歩譲ったら、6回から本職の廣岡で良かった。

だがこの回のエラーに関しては、予想するのは困難で廣岡の力量不足が露呈されただけ。

廣岡には猛省してもらいたい、悪送球だった。

対糸井でデラを続投。

これは綱渡り的采配で理解に苦しむ。

桜井、高梨、中川、ビエイラが残っている中。何故高梨で継投しなかったのか。

大差ある場面で石橋を叩き、僅差で綱渡り、原監督よ復調してくれ。


8回表 岩崎

ウィーラーは長打しやすい球を待てず、中田は甘い球を捉え損ね続け、若林は挽回のチャンスを活かせずと散々な攻撃だった。

ウィーラー、中田の復調は優勝へ不可欠で、一日でも早めに頼みたい。


8回裏 中川

リズム良く3凡、これが攻撃にええ流れを呼ぶと基本的には思っている。

だが失点すれば最悪やが、打順を回すと9回裏の守りは楽にはなるなと思い2死からピンチを招いた事は悲観はしてなかった。

むしろ同点で踏ん張れたのは、この回にマルテまで回したからに思う。

セットアッパーとして、2日続けてピンチを脱し無失点で切り抜けられたのは見事だった。


9回表 スアレス

この日のスアレスはそんなに脅威的な投球ではなかった。

松原の初球も甘く浮いてきた球、廣岡に対しても甘い球連発、ここを仕留め切れないのが絶対的レギュラーとの大きな差に思う。

精進してもらいたい。


9回裏 ビエイラ

大山に対し前日のリベンジとして決め球は直球を選択し勝負に勝って欲しかった。

1死1.3塁となり、原監督がマウンドで叱咤激励。

これは勝負師として最高のタイミング、ビエイラの士気も上がった様に思う。

ストレートの四球を出し最後、近本へ直球勝負。

力量通りの直球の球威は無かったが、ビエイラの武器で抑えられたのは実力者の証で今後にも期待が持てる。

一日休み、来週からもしんどいのはめちゃくちゃ察するが頑張ってくれビエイラ!


あかん試合、相手は勝ちに等しい引き分けやが、よくサヨナラさせず踏ん張ったのも事実。

優勝諦めてもうた同士達、もう1回3連覇願おうや。

この中川、ビエイラの粘投は優勝に繋げたいがな。

一つ良かった事として、ヤクルトが一歩後退して三つ巴が少し和らいだ。

まだまだこれからやなく、こっからならまだ取り返せる。

ワイはそう思いまっせ。


以上。


元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。


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