ボロカス言われていた選手の活躍 深読み版 ヤクルト戦 8/18
タイトル通り、これまでボロカス言われてきた選手達の活躍が目立ち逆転勝利。
どの選手も1軍初登録された時点では期待されているが、結果がでなければボロカスに言われる世界。
その反面、結果を続けて残せば再び賞賛の嵐となる世界でもあるのが良く分かる試合だった。
桜井、平内、井納、堀岡、古川、亀井、石川、ウレーニャ等にも十分手のひら返しの可能性があるという事。
見返す姿を見してもらいたい。
そんな逆転勝ちを、深読みしていきたい。
大城のリード。
直江のフォークをもっと多投させ侍戦の様な投球に持っていって欲しかったなというのがまず一つ目の感想。
だが、制球定まらない直江を4回まで試合を壊させなかったのは大城のリードによる導きがあったからに思う。
執拗なぐらいの内角攻め。
2死球与えてはしまったが、これぐらいせんと好調ヤクルト打線を直江で抑えられはしなかったやろう。
強気な素晴らしい勝負勘だった。
小林のリード。
高梨、デラ、ビエイラを無失点投球に導く好リード。
高梨へは、最初の塩見に3Bスタートとなっても、球種を変える事なく直球、ツーシームを続け決め球のスライダーを活かせる様に持っていけたのは小林やからこそ出来たリードに思う。
昔阿部監督に指摘されていた、遊びの部分とはこうゆう事かなと当時からの成長を感じた。
デラへは、スライダーが不安定と見切るのが早く村上に対してチェンジアップを連投させ追い込み、決め球に釣り球の直球で三振を奪ったのは小林の手中で転がせた証に思う。
最後のビエイラへは、中村の四球に関しては変化球でストライク取れる様になったビエイラになんで全て直球やねんと配球に疑問を感じた。
だがピンチとなってからの、全て変化球要求は圧巻で共同作業ではあるが小林やなかったらもう一つは四球を与えた可能性も高く危険やったなと感じ、存在感の大きさを再認識した。
僅差で終盤に小林がいる安心感は絶大ですな。
中島の勝負強さ。
フォークピッチャーの石山だっただけに、初球からいけた所がベテランらしく狙いが正確だった。
何故今回のタイトルを思い浮かべたかというと、豊樹もあるが中島の過去があるから。
豊樹に関しては、加入時から一貫して一定以上の期待度が個人的にはあったが、中島の巨人初年度はまぁ酷かった。
毎度関西での試合は球場で観戦していたが、出場がコールされれば罵詈雑言の嵐。
そらあの成績、内容では起こり得るし、自分も起用にはマイナスの感情しか湧いていなかった。
だが翌年からしっかり戦力に。
全く予想出来ない大復活。
前置きが長くなったが、大不振の加入1年目から、大減俸も残ってくれ2年続けて結果を残してくれている有り難みを感じる逆転打だった。
これがあるから、首脳陣もファンには理解できない起用があるんでしょうな。
首脳陣で言うと、積極的に動き続けたのが功を奏した。
大城の二塁打で迷い無く廣岡を代走に送ったのが、最高に活きた7回の攻撃。
結果はあかんかったが豊樹が火消ししたその直後に松原に代打を出した所といい、継投といい原采配が流れを意識し続けたのが効いた逆転劇だった。
最後の廣岡の好守。
勝った喜びの方が強く、注目度が貢献度よりどうしても低いが素晴らしい守りだった。
豊樹、中島の貢献度に次ぐぐらいのビッグプレーやろう。
見事な球際の強さで、チームを救い勝ちを確定させた。
という事で名を出した選手全てが期待度が低い時期を乗り越えての活躍で、主力より目立った試合だった。
ボロカス言われていた選手が戦力となっているのはチーム力が底上げされている証拠で喜ばしい限りだ。
この調子で大戦力となっていき、三つ巴となっている首位争いから来月終盤には頭3つぐらい出ている事を期待する。
阪神が4連勝中だが、それでも引き離せていないのは非常に嫌らしく感じているやろう。
それだけにこの後半戦が始まって2試合目の勝ちパターンを攻略しての逆転勝利は、大きかった。
以上。
一応注意書きとして。
選手批判すなという話では無いという事。
自分の考えとしてはプレーに関してボロカス言うのも、楽しみ方の一つやと思っているので。
そこんとこはよろしくお願いします。
元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。
ご覧下さりありがとうございました。
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