地方での2連戦を連勝。

それもこの試合は相手エースを攻略し、相手の熱々の打線の反撃を食い止めと価値ある1勝だった。

そんな中で試合前から安心感があったのは、小林がスタメンマスクだった事。

ここも勝利に繋がった大きな要因に思う。

山口の復帰が決まる前からトレード説があったが、この復帰登板時点で小林が残っていたのは非常に大きかった。

色々山口にとっても不安がある中で、最も結果を残せた小林とバッテリーを組めた事は大きく精神的に救われたやろう。

という事でその効果を探りながら、初回から振り返る。

1回表　山口

桑原、左飛。

直球は走ってそう。

松原、好捕。

山口を最大に落ち着かせるやろう好守。

柴田、右本塁打。

巨人0-1横浜

佐野、左安。

より力を入れ、直球、変化球共に質が高まってきた印象。

オースティン、空振り三振。

フォークの落ちが弱い。

宮崎、左飛。

自分にはフォークの落ち以外、上々に見え安心した。

1回裏　今永

松原、四球。

制球乱れ。

ウィーラー、遊ゴロ併殺。

タイミングが合ってないのを見て、走って欲しかった。

丸、見逃し三振。

先頭四球を活かせなかったのが痛い。

2回表　山口

牧、ニゴロ。

変化球真ん中に失投。

山本、遊ゴロ。

坂本好守。

大和、右飛。

アメリカで制球面の大事さを学んだという話やが、確かに荒れ球感が無くなり安定感が増した様に見える。

2回裏　今永

岡本、左二塁打。

ウィーラーが苦労した内角をタイミングばっちりに真芯で捉えられたのは大きい。

坂本、左中二塁打。

流石の勝負強さ、技術。

あれだけの低めをヒットゾーンにするのは凄いな。

巨人1-1横浜

梶谷、ニゴロ。

北村、四球。

小林、三ゴロ併殺。

打撃では、これが最悪というのをやってしまうのが小林なんよなぁ。

右打ちの技術や、選球眼も良くないと武器が全く無いのが苦しい。

せめて読みぐらいは良くなって欲しい。

3回表　山口

今永、空振り三振。

桑原、左二塁打。

岡本取ってくれー。

せめて身体で止めてくれー。

柴田、空振り三振。

決め球は山口らしいフォークの落ち。

佐野、ニゴロ。

得点直後、踏ん張れて良かった。

3回裏 今永

山口、空振り三振。

松原、四球。

価値ある四球。

ウィーラー、中飛。

エンドラン、これを初回に見たかった。

丸、右本塁打。

失投を逃さず、一振りで仕留める所に丸が戻ってきたなと非常に喜ばしい。

3度目の正直で四球でもらったチャンスを活かせたのは相手に与えるダメージも大きい。

巨人3-1横浜

4回表 山口

オースティン、三ゴロ。

宮崎、三ゴロ。

牧、左飛。

打ち取ったスライダーは真ん中に。

4回裏 今永

坂本、空振り三振。

梶谷、空振り三振。

北村、空振り三振。

5回表 山口

相手に圧倒された直後なので、気をつけたいイニング。

山本、空振り三振。

大和、中安。

決め球真ん中に失投。

今永、犠打。

桑原、三直。

捉えられるも正面に、つき有り。

ここを無失点で終えられたのは大きい。

5回裏 今永

小林、遊飛、

山口、空振り三振。

松原、中飛。

6回表 山口

柴田、空振り三振。

フォークの落ち抜群。

佐野、中安。

オースティン、四球。

ストレートの四球。

宮崎、四球。

長打警戒で外角に最高のスライダーから入れたのは流石。

だがその後乱れ四球。

牧、三ゴロ。

フォークで攻め切れたバッテリーは見事。

岡本の守備も堅かった。

ここから大江。

山本→楠本→ソト、空振り三振。

勝負所と見て間違いない。

2球目ストライク判定は大きい。

その後のスイング判定も。

ソトの力み、狙いを見事に外した小林のリードが素晴らしかった。

強く腕を振れる大江も流石の精神力。

6回裏　今永

ウィーラー、右飛。

丸、右本塁打。

甘い所仕留め損ねず、これぞ丸という確実性。

ピンチを凌ぎ、その裏に追加点は最高のダメージの与え方。

巨人4-1横浜

岡本、左二塁打。

インローにタイミングばっちし。

坂本、三飛。

梶谷、ニゴロ。

7回表 畠→高梨→鍵谷

大和、四球。

ストレートの四球。

今永→関根、四球。

小林のマウンドへの声かけのタイミングが秀逸。

だが最終的に四球。

桑原、左安。

柴田、左飛。

松原、大ファインプレー。

勝負に出た松原やったが勝てたのは大きい。

ここから高梨。

佐野、三ゴロ。

岡本も大ファインプレー。

取ってから早く、点差も踏まえ判断よくセカンド送球したのも良かった。

巨人4-2横浜

ここから鍵谷。

オースティン、空振り三振。

甘い球が続いたが、決め球のフォークは最高の所に。

最高の火消し。

無死満塁からは継投、好守、相手の打ち損じと全てええ方向に事が転がった。

7回裏 シャッケルフォード

北村、死球。

当たり所が悪くなさそうで良かった。

代走、湯浅。

小林、犠打。

まずはこうゆう小技で貢献してもらいたく、良かった。

鍵谷→亀井、遊ゴロ。

松原、四球。

粘って四球と最高の繋ぎ。

ウィーラー、三ゴロ。

松原盗塁成功。

鍵谷の続投も視野に入れながら勝負にでたイニングやっただけに、得点したい所だった。

8回表 豊樹

宮崎、三ゴロ。

制球良く。

牧、ニゴロ。

内角に厳しく。

戸柱、ニゴロ。

制球が安定し3凡。

8回裏 エスコバー

丸、遊ゴロ。

岡本、右飛。

坂本、空振り三振。

9回表 ビエイラ

大和、遊安。

エスコバー→山下、空振り三振。

桑原、右飛。

柴田、見逃し三振。

初回のクリーンナップまでの投球で力試し的にフルの力を使わせず、制球重視でいけたのは山口の力量を知っている小林やからこそで、ここで余力を残していての被弾だった事は山口にとってダメージが少なかった様に思う。

変化球の精度が不安定だったが、それでもここぞで決め球にフォークを要求出来たのはお互いの信頼度が高かったからやろう。

特に牧に対し、満塁の場面でフォークを連投出来たのはバッテリーがお互いを信頼しきっているからやと感じた。

投手が変わっても荒れていた畠への間合いの取り方等、存在感を遺憾なく発揮していた。

打撃面では物足りなさも大きいが、犠打を決めたのは今の巨人においては良いアピールだった。

逆転優勝へ、山口が戻ってきた事は非常に心強い。

そこを完璧に活かす為にも、ギャンブルはせず山口には小林と組ませて欲しいと願う。

小林を活かせる所がまた一つ増えた試合だった。

以上。

元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。

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