S班初実戦の紅白戦!
前日からどんなオーダーでくるのかなと思っていたが、ハッキリと主力組、若手組で別れたオーダーだった。
早速振り返っていきたい。
紅組
9 松原聖弥
井納①外角、直球、遊ゴロ。角度を。
鍵谷②外角、直球、シュート回転、見逃し三振。
一打席目のショートゴロは特別厳しい球でも無く、実戦に何度も出てる身としては、ショートの頭を越す様な打球で捉えて欲しかった。
二打席目は、そんなあっさり見逃し三振してる様ではタイプ的にレギュラー補佐程度にしかなれない。
打力が売りの選手が多い外野でレギュラーを取るなら、長距離砲タイプではあまりいない粘り強さを身につけないと厳しい話となってくる。
8 八百板卓丸
井納①インロー、直球、見逃し三振。ボールやろ。
鍵谷②低め、変化球、ピッチャーゴロ。
一打席目、見逃し三振は判定に泣いた。
だが初球の外角、直球は振りにいって欲しい球だった。
二打席目は、内角の直球で完璧に決められ追い込まれた後に、いい所から落とされた変化球を見逃せた選球眼は評価が高いだろう。
4 北村拓己
井納①アウトロー、フォーク、中ヒット。
大竹②アウトロー、スライダー、レフトフライ。
守備面で梶谷の盗塁時の岸田の送球がワンバンになったとはいえ、とって欲しいレベルのもので逸らさかなかったらタイミングはアウトでもおかしくなかった。
一打席、追い込まれるまでの2球は捉えて欲しい球だった。
だが、追い込まれてから厳しいフォークに素晴らしい対応力でヒットにしたのは成長を感じた。
鋭い当たりになったのも、パワーがついてきた証拠。
二打席目、アウトローの厳しい変化球を引っ張り角度をつけられたのは、今年の北村の真骨頂で非常に良かった。
もう少し甘ければスタンドまで持っていけそうな、期待度が高まる打席だった。
右打者でアウトローの球をレフトスタンドにと期待出来るのは、岡本、北村ぐらい。
坂本は右中間にといった印象。
2 大城卓三
井納①外角、直球、セカンドゴロ。
大竹②アウトロー、直球、ショートゴロ。
一打席目は、初球の真ん中ストレートを狙いにいって欲しかった。
だが変化球を選球良く見逃せていたり、内角直球をファール逃げたりと、打席内で簡単に打ち取られない粘り強さがあった。
二打席目は、引っ掛けず、良いスイングだった。
7 石川慎吾 5回からキャッチャーに。パスボール1つ。
豊樹①落ちる球、空振り三振。
大竹②
真ん中、カーブ、センターフライ。
一打席目は、落ちる球を良い選球という場面もあったが、続けて豊樹がいい所から落とし空振り三振に。
二打席目は、ストレート待ちだったか、変化球に前に出されてしまったが、ここで残して左中間に持っていけたらたいしたもんやなと見ていた。
捕手として1イニング守ったが、パスボール1個あったが変化球も要求し無難にこなすなど、緊急時の捕手としては十分だった様に思う。
それと同時に、本職の捕手陣達は当たり前だが圧倒的に投げやすい安心感があるやろなと改めて思った。
5 若林晃弘
豊樹①真ん中、直球、ライト前。
中川②アウトローからのスライダー、空振り三振。
一打席は、この打撃こそ若林に求めたいものといった内容だった。
甘い球だったがライナー性の良い当たりだった。
二打席目は、中川の投球に打てる球なし。
D 陽岱鋼
豊樹①真ん中、高め、直球、レフト前。
中川②外角、直球、見逃し三振。
一打席目は、結果が出て良かったが、元の外からバットが出たスイングだった。
二打席目は、中川が追い込み方から、決め球まで完璧で完敗。
3 秋広優人
豊樹①高めのカーブ、セカンドゴロ。
中川②アウトロー、直球、見逃し三振。
一打席目、相変わらず積極的にインハイのファーストストライクから振りにいくのが良い。
打ち取られたカーブはストレート待ちでタイミング合わずといった形でこのパターンが多い。
とにかく今はストレートを打ち返すというのに特化しないと厳しいのだろう。
開幕1軍が目標でなく、どう大きく育つかが本来の目的なので苦しみに苦しんで、徐々にプロの変化球に慣れてくる事を期待する。
二打席目も手も足も何も出ず、見逃し三振。
これもプロの一級品の投球をこの時期にええ体験が出来ている。
6 湯浅大
豊樹①アウトハイ、スライダー、空振り三振。
三振したことより、初球の外角直球をファールにせず打ち返して欲しかった。
D 岸田行倫
鍵谷①インハイ、直球、ショートフライ。
力負け。ボール球やったかな。
これが一発で仕留められる様になれば、正捕手へ大きな一歩に思う。
P 戸根千明 ②イニング。
左右打者共に外角の制球が良く投げられていた。
特に丸への3.4.5球目のアウトロースライダー、ストレートの制球抜群だった。
岡本への初球と三振にとった内角のスライダーも効果的。
だが、岡本には直球の抜け球も多かった。
ボール先行でもカウントを整えられるのが、最大の成長。
ウィーラーへの、追い込んだ球は真ん中に入ってくるスライダーで甘いがキレ抜群で驚いた。
伊藤
今日は制球が甘かった。
ストライク、ボールがはっきり。
ど真ん中に直球が多すぎるのは課題。
良い時と悪い時の差が激しいのが、ペナントでどうなるか少し不安点。
今は投げすぎて疲れていると思っておく。
高梨
直球の球威が昨年より大きくあるなという印象で、流石の安定感。
特に亀井を外角直球2回空振りさせての三振の奪い方は、去年から更にレベルが上がった投手になっている事を表していた。
桜井
制球、甘かった様に見える。
石川のキャッチングに集中していて、ぼんやりとしか見れてないが。
白組
9 梶谷隆幸 盗塁1
戸根① 外角、スライダー、セカンドゴロ。
伊藤②アウトハイ、直球抜け球、四球。
雰囲気に存在感、威圧感あり。
ものすごく短絡的な感想だが、打つわこれはと思った。
6 坂本勇人
戸根① アウトロー、直球、見逃し三振。
伊藤②真ん中、カット、サードゴロ。
間合いの取り方が、流石で雰囲気ある。
投手目線で見ていたので、相手チームが怖がるのがよく分かった。
甘い球を打ち損じてはいたが、そんな事は気にしなくて良いだろう。
8 丸佳浩
戸根①アウトロー、直球、一内野安打。
伊藤②外角、直球、センターフライ。
一打席目は、戸根がしっかり勝負になる投球をしていて、丸でも厳しかった。
二打席目は、芯から少しずれたがインパクトの強さは流石。
5 岡本和真
戸根①内角、スライダー、空振り三振。
高梨②
内角、直球、レフトフライ。
二打席共に、待ち方を見て、感じは良くなってきている印象。
特に高梨から打ち取られはしたが、あの捉え方が出来るのは岡本ならではでレベルの高さを見していた。
D 亀井善行
戸根①インロー、スライダー、セカンドゴロ。
高梨②外角、直球、空振り三振。
例年通りのスイングで、心配不用。
7 ウィーラー
戸根①外角、直球、ショートゴロ。
高梨②外角、変化球、引っ掛けてサードゴロ。
内角の捌き方を見たかった。
3 中島宏之
戸根①内角より真ん中、直球、レフトフェンス直撃のエンタイトル二塁打。
桜井②真ん中、変化球、ファーストファールフライ。
一打席目の当たりを見て、迷い無いスイングで今年も期待出来そうだと好印象。
2 炭谷銀仁朗
戸根①真ん中よりの外角直球、セカンドライナー。
桜井②アウトロー、変化球、四球。
一打席目を見て、今の構えがすごくタイミングが合わせやすそうに見えた。
今日の捕手陣の打撃で1番内容が良かったのが炭谷。
4 吉川尚輝
伊藤①ノースリーから真ん中、直球、レフトスタンドに。
桜井②内角、変化球、サードフライ。
一打席目のホームランは打ち取られたかと思ったぐらいのインパクトだったが、しっかり芯で捉えていたからあそこまで飛んだのだろう。
風も味方かと思ったが、あまり無かったらしい。
岡本との自主トレで長打への助言を求めていたらしいが、フォロースイングが大きくなっているのがその一つのヒントだったのかもしれない。
身体つきも大きくなっており、長打力に磨きがかかったのが分かるホームランだった。
守備でも好守あり。
D 小林誠司
伊藤①内角、直球、キャッチャーフライ。
桜井②真ん中、変化球、ショートフライ。
ストレートに詰まり、変化球に泳がされるという、例年通りの打撃。
甘い球でいいから、今年の強くなったスイングでの鋭い当たりを早く見たい所。
P 井納翔一
直球に伸びを感じる。
1.2番には制球甘かったが、大城には厳しい所に投げきれていた。
井納の期待度を計るのは、まだ先だろう。
豊樹
直球の制球はいまいちながら、変化球の制球は非常に良かった。
これは実戦で続いている。
秋広に使ったカーブも緩急があり、効果的。
鍵谷
変化球のキレ抜群。
直球がシュート回転かシュートなのか、これも良かった。
八百板を追い込んだ球、その次も内角直球で完璧な球だった。
大竹
低めに良い制球で丁寧に投げていた印象。
中川
全て、完璧。
制球、微塵の狂い無し。
小林も打者3人全て逆をついた様な見事なリード。
誰もが完璧と思える三者連続三振だった。
S班も実戦が始まり、内容を見ても宮崎組との力の差は歴然。
ここに入り込んでくるぐらいの猛アピールを誰がするのか、今後の実戦も注目だ。
今の所見込みがあるのは、石川、北村。
明日のヤクルト戦、楽しみにしている。
以上。
元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。
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