日本シリーズ1戦ずつの振り返り 11/21-11/25
始まる前は最高に今年こそはとウキウキしていた、日本シリーズ!
軽い気持ちで1戦ずつ振り返っていきたい。
1戦目。
菅野が流石エースと言う立ち上がりで幸先良くスタートし、尚輝が初球から打っていったのも勢いを感じた。
松原が追い込まれてからも選球し最高な形で出塁、巨人に流れがきそうな展開だった。
ここまでは巨人ペース。
ここで止まらず走るのも面白かったなと。
4番岡本が初球の内角をバットを折られ凡退。
何枚も相手が上をいった投球、力だった。
これを岡本は上回れる様な選手になってもらいたい。
27歳と24歳、これから名勝負が続く事を楽しみにしている。
この投球により岡本は最後まで復調する事が出来なかった。
千賀は正にエースの仕事だった。
このシリーズ勝敗を分けた最大のポイントだったと今は思う。
その粉砕後、菅野が先制弾を浴びる。
ほぼCSでしかしっかりと見てなかった打者で個人的にも舐めていた。
怖いグラシアルとデスパイネの間に栗原がいる打線の恐ろしさが少しずつ分かり始めた瞬間だった。
セリーグならあの球をスタンドに持っていかれる確率は非常に低い。
レベルの高さを思い知った。
その前のグラシアルの打球を尚輝なら取れた可能性もあったかなと少し惜しくもあった。
千賀の凄い投球が続いていたが、ウィーラーが先頭で反撃の狼煙を上げるヒットを放ち大城が12球粘り追い込んでいった時には今年は昨年とは違うどという雰囲気があった。
だがここで四球や甘い球がこない強さが千賀にはあり、出塁とはならず。
続く尚輝もフルカウントまでいったがこれまた出塁とはならず。
この辺がセリーグより苦しい対戦だった。
クリーンナップがシリーズのポイントとなると思っていたが、その2人が出塁し丸。
ここで今季は得点を大いに期待しそれに応えてきた丸だが、最悪の併殺打。
丸のこれまでの日本シリーズの成績がより、焦りを生み本来の打撃とならなかったんやろう。
この試合、勝つならここで1打が欲しい所だった。
中島の当たり、尚輝の当たりが抜けていればというのもあった。
ウィーラーも好守で乗っていたけど、最終回にミスショット。
菅野が同じ打者に4打点をあげられるとは。
この試合の勝敗がおおよその予想通り大きく響く事となった。
けど千賀の対策みたいなのは感じられたのは良かった。
2戦目。
今村が3球三振スタートで無駄な緊張感とは無縁でいけそうやと期待したが、川島への四球で崩れてしまった。
吉川も好守とはいかず、デスパイネを併殺にともならなかった事で向こうが欲しい得点全てを取られた初回となってしまった。
これ以上得点はやれない、逆にやらなければ勝機はあるという所で甲斐に痛い一発を浴びる。
これが今村の不用意さであり、課題点だ。
その後も出てくる投手みな失点し、試合は一方的に。
特に田口の四球からの失点はほぼ試合を決めてしまった。
田口は先発で試合を作るのが1番適任だ。
高橋、今村と競い勝てなければ1軍に椅子は無いとし来季頑張ってくれればと個人的には思う。
石川の直球とカーブの緩急、組み合わせは苦労して当然だったが6回の連打でこの試合のラストチャンスがきた。
そこで石川を引きずり下ろした。
この采配を解説陣のほとんどが絶賛していたが、自分はチャンスと捉えていた。
だが嘉弥真に丸が翻弄され、高橋に中島が消極的になり四球狙いが過ぎ空振り三振。
結果は最悪だったが、日が違えば得点出来た気が今でもする。
勝負弱さが目立つ攻撃だった。
もう後は見ている方も正気を失う展開となった。
だが最後のウィーラーにはチームに訴える何かがあり、それを感じ福岡でチーム全体が復調としてもらいたかった。
原監督も今思い返すとコーチ陣らとどうする?みたいな感じだったのが良くない。
当たり前の様にリクエストするチームの戦い方をして欲しかった。
なんか日本シリーズでは勝負師としておかしかった首脳陣に思う。
3戦目。
相手が1番隙のある日だった。
それをミスミス逃してしまった最悪な試合。
初回にイケイケにならんでどないする。
ここを突けんかったのが最後まで響いた。
サンチェスの出来は来季にも非常に期待が持てる。
継投策も含め、采配次第で勝てた可能性の高い試合だったと1安打ながら思う。
4戦目。
これも初回に乗っていかなあかんもんを、戸惑いながらスイングするクリーンナップ。
セリーグで優等生な感じで勝ってきた事の弱さがここで明るみにでたという印象。
畠は失投を打たれ、それにチームが沈みどうしようもなかった。
とまぁ4試合まとめて記事にしても、ほぼ同じ事の繰り返しだった4戦だった。
もっと振り返るとペナントレースから勝ちパターンの強い球を投げる投手から、逆転というのがまぁ無かった。
それがソフトバンクには中継ぎ陣全員みたいなもんやから、不調というより力の無さだと痛感する。
来季はその辺に注目して見ていこうかなと思う。
最後笑ってとはいかなかったがプロ野球全日程が無事終えられ、巨人戦は最後まで試合が見れた喜びはひとしおだ。
プロ野球関係者の方々、お疲れ様でした。
なんとも世知辛い世の中だった今年、唯一楽しかったプロ野球観戦だった。
以上。
元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。
ご覧下さりありがとうございました。
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