13連戦振り返り。 9/1-9/13

勝負の9月の最初の大型連戦を10勝1敗1分1中止で貯金が9と最高のスタートで乗り切る事が出来た。

何より良かったというか安心しているのは怪我人が出なかった事だ。

その辺のマネジメントも完璧だった様に思う。

僅差の試合が多く12戦中10戦が2点差ゲーム。

逆転負け無しと、中継ぎ陣の頑張りが特に目立っていた。

巨人包囲網かの様に、好投手との対戦も続いたが先発投手から無得点は無く打線の状態も良かった。

連戦のほぼ真ん中で雨天中止となった事も巨人には好都合でいい事づくしの連戦となった。

では振り返りを。


まずはこの時点で2位だったDena戦。

3戦全勝とザ・優勝するチームという首位固めだった。

初戦菅野が好投するも8回2アウトから2四球でピンチを作り降板。

中川が火消し出来ずも同点で切り抜け、尚輝のサヨナラ打。

このスタートこそがカード、連戦を乗っていけるキッカケになったと言える。

2軍での復帰戦であんまりだったサンチェスが1軍復帰戦でこれ以上ない力強い投球が戻っていた事も良かった。

2位との対戦で2連投させていた中川デラを大量点差で使わずに済んだ3試合目も連戦的に非常に助かったといえる。

田口が復帰後初めてまともな、らしい投球をしたのも好材料となった。

この3連勝が巨人に大きな余裕を生み、連戦での起用方にゆとりを作った。

4カードで一番重要なDena戦だった様に思う。


これまた2位との対戦となった阪神戦。

2勝1敗1中止と勝ち越し。

初戦、戸郷も人の子なんだと5失点し敗戦。

だが追い越せるギリギリまで西を追い詰めた事でチームの士気は下がらなかったと思う。

このタダでは転ばん試合が出来た事がこのカードの勝ち越しを生んだと感じている。

藤浪の直球にも力負けせず、苦手というか好投手な高橋からもミスをつけこむ攻撃をし主導権を握れたのも良かった。

今村が8回まで投げ好投と2試合続けて力を発揮、メルが復帰戦で無失点の好投と先発陣が整いチームの完成形を作れたと自信を持てるカードとなった。


唯一勝ち越せて無かった中日戦。

2勝1分でカード勝ち越し。

初戦、菅野対大野のエース対決を制する。

この試合は勝敗以上に野球ファンには堪らない試合展開で最後まで投げきった大野にも賛辞を贈りたいゲームだった。

原監督が今後を見据えたマネジメントで菅野を7回101球で継投策を選んだ事は、非常に頼もしい判断やと嬉しく思う。

それとは別に、与田監督のビハインドで大野に代打を送らなかった指揮もプロ野球人気を思うと支持すべき采配で楽しめた。

大野から貴重な得点となる要因となった尚輝、坂本、亀井は見事だった。

2戦目の坂本のナゴヤドーム史上初の3連発、これもファンを魅了させ勝利に貢献するHRだった。

福から追いつかれた直後に大城、坂本に一発が出たのも大きかった。

この一発が大城の打撃力を目覚めさせた気がする。

3戦目は福谷に苦戦しながらも尚輝のバントと思わせての曲者感満載な3塁打で逆転。

素晴らしかったがこの後に追加点とならず、中川が厳しい判定もあり追いつかれ引き分け。

あまり良い展開とは言えないが、それでも負けなかった事に非常に価値があった様に思う。

これでリーグ全てに勝ち越している状態となった。


ラストのヤクルト戦。

3戦全勝。

3戦で坂本、岡本、丸に一発と主力の活躍で全勝する事が出来た。

1戦目は戸郷が甲子園での投球を引きずらず7回1失点と流石菅野に次ぐ投手やという貫禄を見せた。

坂本が去年さながらの右方向への一発で勝ち越しと、打線が繋がらない日ならこれしか無いという勝ち方を見せた。

2戦目は今村が本物かどうかを見極めれるいい機会だったが詰めの甘さで3点差を追いつかれてしまう。

だが青木の一発以外は球質も良く、見極めは次回に持ち越しといった内容ではあった。

岡本が右肩を気にして以降本来の打撃が出来ていない様に映り心配していたが、初回にこれぞ岡本らしい一発やといえる3ランで先制し、本人は否定していたがおそらく狙い打ちだった勝ち越し弾も放ち4番としての仕事を果たした。

大城も一発を放ち打撃の期待度が非常に高まってきている。

大江が相手の研究や疲労で力をあまり出せてない中、鍵谷が今年すごく良くなった変化球を駆使して良い働きをしカバーしてくれているのも大きい。

マネジメントが上手くいっているのも、この男あってこそといえる高梨も抑え起用でも変わらない好投でチームを大きく支えている。

3戦目はメルの好投と丸、中島の一発で勝利。

小川相手に複数得点を許さず、先制された直後に逆転弾、点差を広げる大きな追加点となった中島の失投を逃さない一発、理想的な試合運びだった。

メルが作ったピンチを鍵谷が火を消し、7回は大竹、高梨で万全の継投、8回は中川が青木を力あるツーシームで併殺に打ち取り連打を浴びるも乱れず無失点、デラが最後は力でねじ伏せる。

今季の完成形と言える本気の継投を見た様に思う。


連戦をまとめていくとこんな感じだったが、書き漏れた事の一つとして増田の存在がある。

増田が代走に使われエスコバーと福谷からウィーラーが打ち、西から盗塁を決め岡本がタイムリー、マクガフからも盗塁を決めノーアウト2塁を演出、大量点差で坂本を休ませられ守備力を落とさない守備固めと貢献度は計り知れない。

主力に3割打者がいなくても得点能力が高く、勝負所での得点が多いのは間違いなく増田の存在も大きく関わっている。

中継ぎで1億円プレーヤーがでる時代、それぐらいの貢献度があるはずだ。

実質2年目の増田だが、いずれそんな評価がされる日が来るのを増田自身で引き寄せてもらいたい。

どえらい戦力だ。


それと尚輝のバントを匂わせての3塁打もそうなのだが、メルの追い込まれてからヒッティングに転じもう一度バントのサインでスリーバントを決めた策。

策士やなぁと非常に頼もしく思った。


勝ちパターン2通りについてもそう。

最善策を常に考えているからこそ、根拠ある奇策が生まれる。

これが奇策というのかも分からない程に。

素晴らしいチームになったなと、原監督の名将っぷりには脱帽だ。

非常に頼もしく気持ちいい野球が見れる様になった。


とまぁ振り返っていても楽しくて仕方ない2週間だった。

火曜から9連戦と再び大型連戦が始まる。

怪我なく隙の無い野球をしてくれれば幸いだ。

期待している。


以上。


元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。


ご覧下さりありがとうございました。


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