満足 対Dena戦 7/28
エース、キャプテン、4番、トレード含めた新戦力、控えの活躍と見応えたっぷりの非常に満足度の高い試合だった。
各所で荒れた試合が多かった1日だったが、この安定感ある戦い方こそ強者の野球で今年の巨人の戦い方の模範といえる1戦であり、今季初東京ドームでの有観客試合を最高の形で勝利する事が出来た。
では試合の詳細を。
まずは先発菅野だが、好調とは言えない状態で7回2失点で纏めてくるあたり流石エースという投球だった。
特にそれを感じたのは、疲れが見え始めてきた中で当たり前の様に7回のマウンドに立ち3凡で抑えた所だ。
展開的にも1番からの打順を3人で封じてくれたのは助かった。
勝敗を分けるポイントとなったのは6回の柴田の打球がスタンドインしなかった事。
点差的に当然なのだが、入っていてもおかしくない角度だっただけにヒヤっとした。
投手としてそこを入れさせないちょっとした差が、1流と超1流の違いなのかもしれない。
客入りした東京ドームに見合う、エースらしい見事なピッチングだった。
その後を継いだのが高梨。
インタビューであった、菅野の勝ちを消さない様にそれだけで投げたというのはおそらく本音だろう。
移籍後初めて勝ちパターンとして1点差で起用され、しかも東京ドーム初の有観客でエースの後でという中、相当な重圧があった筈。
そこであの投球が出来るのだから、経験があるとはいえ中々の精神力の持ち主だと思った。
セリーグにはいないタイプで慣れられてからが本当の勝負となるが、勝ちパターンとして君臨してくれそうな期待の持てる3凡だった。
こんな頼もしい投手をよーシーズン途中に取ってこれたなと、出血はしたものの巨人の編成部の力量も素晴らしい。
追加点の取れなかった後の不気味なイニングを3凡と、最高のピッチングだった。
9回は大竹、中川の2人で締めたがデラがいない中でこの柔軟性のある起用で万全を期せるのは流石原監督といった采配だった。
内野安打2つでソトと怖い場面だったが、よく中川は踏ん張ってくれた。
中継ぎに不安があると言われてきた巨人だが、ここにきて整備が整ってきてるのは非常に大きい。
後はデラの復帰とビエイラの本領発揮を待つのみだ。
打撃陣はどれも点差的に甲乙つけ難い
得点だったが、あえて言うなら初回の坂本の一発が一番大きかった。
打った打球も坂本本来の打撃そのもので、期待出来る状態へと戻ってきた。
菅野が先発だっただけに、早く同点に追いつけた事が勝ちに繋がった様に思う。
エラーで失点した直後で亀井が初球凡退とリズムが向こうにいきそうな中、フルカウントまで持っていっての同点の一発は非常に価値ある一打だった。
岡本の勝ち越し弾。
井納が調子出てきたタイミングでの一打で、ここで勝ち越せたのは大きかった。
でも、勝ち越した事よりも打撃内容の凄さの方が衝撃的であった。
どの解説者もあれをスタンドに入れられると投げる所がないという、岡本の進化を感じるホームランだった。
かねてから詰まってもスタンドに入るのが理想と語っていただけに、本人も満足いく一打だった様に思う。
恐ろしい4番へとなってきている。
その余韻が残る中、大城がフルカウントから四球を選びウィーラーが巧く低めの球を捉えレフト線へのツーベースでチャンスを作った。
このウィーラーの打撃力は非常に打線を活発にしている。
そしてパーラの内野ゴロで追加点。
このそつない攻撃が相手へダメージを与える。
打つ前のフォークに手が止まったパーラが一枚上手だった。
で最後は守護神不在の中、貴重な貴重な追加点となった8回の攻撃。
先頭の亀井がヒットで出塁し、増田登場。
珍しく続く坂本の打席内で盗塁とはならなかったが、丸の初球で盗塁成功。
これも技術の塊の様な盗塁だった。
送球とのタイミングなら、アウトになってもおかしくなかった。
ただスライディングの速さが段違い。
迷いなく走れる勇気も増田の良さだが、この技術も成功率を非常に高くしている要因の一つだ。
この増田の存在が非常にチームの勝ち数を増やしている。
1500万では全然足らないチームへの貢献度だ。
1億ぐらい貰えるぐらい、控えもチームへの勝ちに大きく貢献しているという事を目立たせる活躍を今後も期待したい。
その盗塁が活き、復調してきた丸が技ありのタイムリーで点差を広げる事が出来た。
役者が揃ってきた。
この調子で今週も勝ち星を重ねていってもらいたい。
まずは明日、このカードの勝ち越しを決めよう!
以上。
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