完敗 対中日戦 7/22
久しぶりに負けました。
完勝の次の日に完敗となった訳だが負け方に悔いは無く、すんなりと切り替えて戦えそうな敗戦だった。
欲を言えば原監督の誕生日を8連勝で祝いたかったなというのはあるが、選手からは岸田の歌声で今年は満足して貰おう。笑
長生きし、もっと巨人軍の歴史を作り塗り替えていってもらいたい。
おめでとうございます。
という事で試合の詳細を。
まずは先発戸郷だが、立ち上がりは球威、制球共に良く先頭を2ボールから変化球3つで三振を奪い、2番大島には追い込んでから内角にズバッと真っ直ぐを投げ反応すらさせなかった。
そこらの高卒2年目との格の違いを今日も見せつける、初回だった。
2回はツキも味方し無失点と勝てる雰囲気満載で実力だけでない持ってる男感を存分に出していた。
だが3回に大島に先制タイムリーを浴びてしまう。
打たれた球が悪いのでなく、7番から始まる打順で8番に四球を出したのが全てだ。
前回まででも無駄な四球はあったがその後を力で抑えられていて、悪ではなくむしろジタバタしないメンタルの高さを頼もしいと感じていた。
だがプロはそれで何度も通用するほど甘くない。
置きに行って打たれても良いといっているのでは無く、打順的に出したらあかん四球を出さずして抑えられる投手にならなくてはいけない。
今日はプロ初黒星と良い勉強になった筈だ。
今後更に大投手になっていく為にも、大胆さは失わず且つ四球を減らす事についても意識していってもらいたい。
その糧となるなら今日の1敗など、安すぎるぐらいだ。
後この広いナゴヤドームでソロ2発。
アリエルの一発は先頭打者でカウントを悪くしたくない一心からの甘い球だと思うので、展開的にも先制された後ではあったが仕方ない部分もあった様に思う。
京田の一発は悪いと思っている訳ではないが癖のシュート回転があそこまでの飛距離を生んだ。
今日は球数を重ねるごとに、疲れからか球が高く甘くなっていく傾向にあった。
開幕して1ヶ月ちょい、3戦3勝と最高のスタートを切ったが雨でローテが再編されたり、コロナがあったりと調整も難しい中で良く頑張っている。
だがまだ1年間ローテで投げた事の無い高卒2年目の投手、疲れで落ちてくるのは当然だ。
次回、その落ちてきた状態でどんな投球をするか楽しみにしておく。
一回目の踏ん張り所や、頑張ってくれ戸郷。
移籍後初登板となった高梨が、戸郷の作ったピンチを1球で凌ぎ次の回も投げたが、4人を完璧に抑え流れを変えるにはこれ以上ない投球を披露してくれた。
めちゃくちゃええやないか。
まだもうちょい見ん事には何とも言えないが、今後勝ちパターンでも使えるんやないかというぐらいの今日のピッチングだった。
右打者もタイミングをとり辛そうにしていたのが、意外な収穫だった。
今日はこの高梨が思ってる数倍良かったのが、負けた不愉快さを大きく軽減させてくれた。
初登板、ナイスピッチングや!
宮國3凡は良かった。
だがこの日だけでは何の信用回復にもならん。
まだまだ続け、気づけば相手が嫌やなと思われるぐらいまで今年はなってもらいたい。
全盛期が終わったのでなく、晩熟型やったんやと思わせてくれ宮國!
7回の継投は鍵谷→藤岡→ビエイラの順だったが右は鍵谷、左は藤岡だったが阿部へも藤岡だった。
満塁で押し出しが怖いからビエイラはその後になったんやろうけど、負けてる展開やからこそ一か八かビエイラのスピードに頼るのも面白かったのではと思った。
いや、3点差やったしビエイラの方が危険か。
けどこんな所を抑えてくれる投手やないと、ビエイラの存在意義はないんとちゃうか?
難しいが個人的には負け試合で試して欲しい場面ではあった。
藤岡の2四球は役割的に最悪だった。
続かない事を期待する。
澤村はんは基本的には何も変わらんから負け試合を任されてるんやし、今日のは残念にも思わない。
こんな日もあってもいいから、ビハインドの展開で流れを変える投球をする日もあってくれというのが今の要求されているポジションかなと思う。
昨年のペナント終盤の頃の投球が出来れば、代役守護神にもなれる存在なんやけどなぁ。
現実をまずは見る事にする。
打線の方は今日は、ひと休憩やった。
左の被打率が悪いデーターの松葉だったが、こちらの方針はブレず右打者を並べた。
中島が練習中に左腕付近に打球直撃した影響かベンチスタートだったが、中島は合いそうに思っていただけに残念だった。
サウスポー対策で出たメンバーは、北村、ウィーラー、石川、陽だったが北村と石川にヒットが1本ずつ出ただけだった。
北村はタイミングが合っていなかったが、カウントを整えて甘い球を一発でしとめるなど内容のあるヒットを放った。
石川もノーアウトで2ベースとチャンスメイク出来た。
だがこれだけで起用が当たったとは言えず、結果無得点だった事を思うと左打者を起用して欲しかったなと思う。
野手の正面をつく打球もそこそこあり負ける時はこんなもんといった試合ではあるが、陽のノーアウト2塁での3球三振だけは非常に勿体無かった。
右打ちする気が無いなら無いで、2球目は狙い目の球やった様に思うし2球見逃して最後ボール球振っての三振は一気にチームのムードを下げた。
何より7番という打順を全く考えていない。
9番投手は基本的に打てないのやから、なんとしても8番に先制し易い状態で繋ぐのがあの場面のチームバッティングの筈や。
それを強引に自分が返すといった打撃をする訳でもなく、右打ちを意識する事も無くと最悪の打席だった。
今後陽の打順は下位なら8番が妥当に思う。
炭谷のチームバッティングは特に今年は中々のもんなだけに、投手の前ではもったいないかもしれない。
とまぁ、文句も負けると言ってしまうもんだが勝つと称賛したりもするし、ファンちゅうのは勝手なもんや。
連勝がストップしてしまい13連勝をとか微々たる期待も散りましたが、優勝が目的な以上そんなもんは関係あらへんので明日から又フラットな状態で戦い勝ち星を増やしていってもらいたい。
明日はデーゲームだが、気持ち良く勝ち3カード連続勝ち越しといこう。
以上。
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