これでも勝てる 苦言から 横浜戦 7/27
ちょいと気を引き締めなあかん。
急遽決まった先発の山﨑.2軍がメイン上の森に1得点ずつのみ。
そこからランナー出ようと追加点を取れず、非常に苦しい展開やった。
2点も相手の隙からくる得点でいずれも勝負を急いだ向こうの失態は大きい。
下手したら完封負けもあったやろう。
前半戦の最後の中日戦といい、後半戦が始まった今カードといい、相手に助けられ勝っている。
チーム状態は決して良くない、浮かれてはならんと個人的には自制をかけている。
やがやな、こうゆうのが大きいんや!
チーム状態悪いから負けて当然では優勝など狙えん。
これでも勝てる、ここに今年の手応えを非常に感じられ喜ばしい勝利だった。
ずっと良い状態は保てん。
オールスター挟み、その前後のチーム状態がイマイチ、やが勝ち越し続けられた。
そろそろ期間的にも上がってきて良い頃合い。
大型連勝も狙えるど。
投打が噛み合うとは、こうゆうこっちゃな。
横浜の中継ぎ陣は大した事ない印象。
そんな中、ウィック.京山.森原の状態はかなり良いと感じる投球やった。
そこに抑えられながらも逃げ切れた昨日の勝ちは総取りを大きく近づけられた様に思う。
特にウィックが良かったが2イニング投げさせ、今日の登板を嫌わせたのはかなりの好都合。
より3戦目の勝敗が抜け出せるか否かを占う大事な試合に。
絶対に取っておきたい。
勝因
井上が抑えた佐野の3打席。
全てランナーのいる場面でピンチだったが、最後まで内角の直球系で抑えた。
信じた岸田も素晴らしかったが、気負けせず強きなリードに応えられる正確な制球.集中力.精神力と成長した姿を見せた井上の投球は最高に大きかった。
ここで繋がれていれば、負けてた可能性は特大。
井上
上記した投球もそうやが、強きにいく時にミスらないのが成長。
要所での落ち着き、変化球の精度が高まり、味方の守乱を救うまでの投手になってきたのは後半戦の戦いに大収穫。
緩急を自在に操り、面白いように手球に取れていたがもちろん力勝負出来る自信があってのもんで、非常に上質。
3Bとなってもかなりの落ち着きで余裕のある投球を見せた所に安定感が出てきたなと。
被弾した後もしっかり切り替え、本来の投球で後続を3人絞め。
これが出来たら言うことなしや。
先制.同点を許さず岡本のタイムリーが出るまで耐えた井上の勝ちといった試合だった。
先制した直後に直球主体で自分のペースで投げ込み3凡。
勝てる投手の試合を支配する力すら身につけてきた内容には、期待が止まらない。
岸田
とことんリードが光った。
佐野への内角要求がハマったのもその一つやが、6回のピンチで山本に対しフルカウントで内角直球を要求し打ち取ったのは投手に寄り添った素晴らしいリードだったと感銘した。
制球力.展開.体力面でだいぶ苦しい所やったが、気持ちでいくしかないと井上に腕を振らせる事に重きを置き割り切らせた岸田の勝ちだった様に思う。
昨季までの大城と違い、捕手で勝てるようになった試合が格段に増えたのが今年の大きな強み。
若林の大好守があった牧への配球も以前のカーブの失投を被弾した経緯からの直球要求。
それを牧も読んでいた形で捉えられたが、フェンスを越さなかった所からも大正解。
7回の梶原に対しても外意識をさせた上で意表つき決め球に内角シュート、抜群やった。
要所で間違いが少なく、かつ信じる球と意表のつき方、岸田のリードはほんま頼もしい限り。
戦略面
初回の内野前進
井上の出来と打者が佐野で左対左という所からも良策だった様に思う。
最近の阿部監督は冴えとる。
3回のエンドラン
ダブルプレーとなったが尚輝も対応出来ていただけに仕方なし。
想定と違う継投策となった横浜の事情を踏まえ、序盤に勝負所と見たからこその策でありこの辺の勝負勘も非常に良質さを感じる。
杉内コーチをマウンドに
井上の隙を見逃さなかった阿部監督の危機察知能力は捕手出身ならではで凄まじかった。
これがあったからこその勝利とも思う。
守備固めで若林起用
言うまでもなく、ハマったなと。
この辺の手堅さも良かった。
最後にモンテス
話がちゃうやないけ。
上では全く外振りやなく、内から最短距離でバットが出ていて驚いとる。
低めの選球眼、低めの対応、最高級。
ウィックに対し高め速球空振り続け三振。
これが弱点かもお見ていたが、フォードに一発に感化され強引になっただけやったかな。
その後の京山に対し、高め直球強打。
高めが弱点やない所を示したのは、今後にも非常に大きかった。
大型連勝で突き放しこそ優勝に向けた最善策。
準備は整ってきた様に思う。
景気よーいこう!
言いたい事以上。
お付き合い頂きありがとうございました!