完敗、惨敗、大敗。

ウォーと高揚したのは、亀井の好守ぐらい。

段々と精気を失っていく様な試合だったが、内容を見るとそんな悲観する必要も無いのかなと。

その辺を深読みしていきたい。

まずは絶対的な所として、主要戦力の中継ぎを登板させずに休められた事が良かった。

カード勝ち越しが決まっている試合で、苦手九里が相手だったというのもあり、競って負けるよりか数十倍明日以降に繋がる敗戦だった。

むしろたった1勝で中継ぎ陣の連投が続くぐらいなら、この休みを作れた敗戦の方が価値があった様に思う。

スタメン。

ライトに若林、レフトに亀井が起用され、そしてウィーラー、松原が外された。

その若林は一発を放ち起用に応える。

亀井は攻守で結果を出した。

ウィーラーは出場ならず。

だが結果は敗戦。

ここを紐解いていきたいのやが、暴論かもしれないが若林、亀井のスタメン起用は結果を出していても勝敗に影響が少ないのではないやろかと。

廣岡、重信やったとしても同様に。

スタメンやと勝因にも敗因にもなりにくい選手達に思う。

もっと言うと、この非レギュラー選手がスタメン起用されるなら要所で結果を出さない限り勝ちに繋がりにくいと言葉がきついが感じた。

捉え間違えないで欲しいのは、戦力として不要やという話では無いという事。

ここまで全て相手目線で考察しているのやが、1番に若林は怖いやろか？ライト守備で若林が相手にとって嫌らしく感じるやろか？

どちらも違う。

若林が活きて相手が脅威に感じるのは、打撃での意外性。

控えスタートで、相手先発にレギュラー選手が全く合っていないなと見た時の途中交代や中盤のチャンスでの代打というのが1番の起用法に思う。

同様に中田の後に亀井ではどっちと勝負したいかは明らか。

今日の守備面での貢献度は確かにハマったが、あれが取れなかったとしてもウィーラーが中田の後ろに控える威圧の方が効果は高いやろう。

亀井を活かすのは、守備固めと終盤のチャンスでの代打に思う。

今季の打率自体も得点圏打率も低いが、まだまだ名前と顔で相手に重圧を与える力は絶大で、動揺を誘えるのが亀井の長けた所であり、最適な仕事場に感じる。

廣岡は点差があり塁が溜まった所での長打を期待しての代打、重信は代走と投手の代わりで中盤以前のチャンスメイクに期待しての代打、ここが主戦場に思う。

そろそろ試しや調子によってやなく、適材適所で選手を起用し、チーム状態を高く維持する事に重きを置いてもらいたい。

主観的な話やが、今日の中田の3打席全てに後ろにウィーラーがいないことが悪影響をもたらしていたと感じた。

まとめると試合内で結果でのみ貢献出来る選手より、スタメンでいる時点で相手を嫌がらせられる選手を起用する方が好ましいなと。

その点で守備での期待度も高い尚輝、松原、相手の警戒がより強くなるウィーラーをスタメン起用した方が勝率が高まると個人的には思う。

松原、尚輝に1本ずつヒットが出たのは、明日のスタメン起用の可能性も高まり良かった。

火曜のスタメン、これが1番相手が嫌がり、得点力も高まると思うので、これで固定してどの様な試合となるのか見てみたい。　

最後に小言を言わせてもらいたい。

6回の中島の当たり、あれを取るかねほんま。

あれがヒットならと思ってまうがな。

撃沈させられた、敵ながらどえらいビッグプレーだった。

中田も無事で、先発野手全員出塁。

途中出場で中島、松原にもヒットが出た。

これがええという戦い方も見え、明日以降へ悲観する事なく挑めそうで良かった。

また中日戦でもえらいのが先発してきそうやが、どうにか力で押しきってもらいたい！

以上。

元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。

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