感情の起伏が激しく、喜ばしく疲れた試合。

まぁ、なんといっても今日は中田翔の巨人第一号！

負け試合まっしぐらやった中で、チームの雰囲気を変える力は絶大やなと感じる最高の仕事っぷりだった。

そんな試合を初回から振り返り、最後に勝てなかった、負けなかった要因を。

試合前の注目、対策記事から見たこの試合についても。

1回表　高橋

桑原、中飛。

ボール先行で変化球が高めに浮いたが、打ち損じに救われた。

森、二飛。

内角に制球厳しく。

佐野、左飛。

制球が高いのが気になる立ち上がり。

1回裏　今永

廣岡、遊ゴロ。

直球2球で追い込まれ、変化球に翻弄と相手の思うがままの打ち取られ方。

坂本、右飛。

タイミングは合ってないが、それでも素晴らしい粘り。

昨日までよりかは、外角の捉え方に強さを感じた。

丸、右本塁打。

外角を反応で打った様な一発。

タイミング外されても、前に突っ込まないのが良い。

坂本が粘った後の初球と共同作業の先制弾に思う。

まずは先制出来てチームとして良い流れ。

巨人1-0横浜

岡本、見逃し三振。

相性の良さそのままに、丸に一発が飛び出した。

内容の悪い打席が続いていただけに、ええきっかけとしてもらいたい。

2回表　高橋

ソト、左飛。

甘かったが、フェンスを越えなくて何より。

宮崎、中安。

変化球が甘く高い投球が続いている。

牧、中飛。

変化球の制球を気にしてか、一転直球を続け追い込む。

内角直球の制球厳しく。

細川、四球。

伊藤、遊直。

外角狙いが中に入ってきていた。

内角の制球厳しく打ち取る。

投手にも回さず、なんとか粘投し無失点。

先制した後に無失点でいけ何より。

2回裏　今永

中田、見逃し三振。

初球からフルスイング出来るのが良い。

その後に緩い変化球を見逃せるあたりも、流石。

ウィーラー、遊ゴロ。

有利カウントから、強引に内角の厳しい所を狙い凡打。

打席での余裕が無いですな。

大城、空振り三振。

3回表 高橋

今永、空振り三振。

制球乱れるも、ボール球振ってくれツキあり。

桑原、中飛。

高めに直球抜けるも守備範囲内に。

森、三ゴロ。

3回裏 今永

石川、遊ゴロ。

高橋、見逃し三振。

廣岡、右飛。

真ん中直球を捉えきれず。

失投の打ち損じが多すぎて、使い所が難しい。

4回表 高橋

佐野、四球。

粘り負け。

ソト、右本塁打。

外角に厳しく投げるも、狙いより高く球に力も無かった。

巨人1-2横浜

宮崎、左二塁打。

球が高い。

牧、中安。

外角狙いが中に。

巨人1-3横浜

細川、空振り三振。

最後インローに厳しく制球。

伊藤、中飛。

今永、中安。

桑原、見逃し三振。

最後インローに厳しく。

なんとか2点差で耐え切った。

中4日の影響か、直球の走り、変化球のキレがイマイチ。

4回裏 今永

坂本、右安。

外角直球をおっつけ巧打。

丸、空振り三振。

直球続けられ、球威に対応出来ず。

岡本、左飛。

中田、二飛。

変化球の誘い球を振りにいかないのは魅力ですな。

有利カウントから、ひたすら内角に厳しく攻められた。

打てる球無かったが、そんな中でまだ可能性があったのが、ファーストストライクかな。

まぁ相手の投球を讃えるべきか。

5回表 高橋

森、二ゴロ。

佐野、左飛。

ソト、四球。

宮崎、遊ゴロ。

悪いなりにも、低めに丁寧に投げ無失点。

5回裏 今永

ウィーラー、見逃し三振。

直球に全て反応が遅れている。

大城、空振り三振。

石川、三飛。

ストレート走りが一段と良くなった。

6回表 高橋

牧、四球。

ここから、桜井。

細川→楠本、空振り三振。

伊藤、右飛。

今永、右安。

桑原、右二塁打。

直球、甘く。

投手のヒットを活かされる、痛い失点。

巨人1-4横浜

森、空振り三振。

先頭四球、投手にヒット、取られ方が悪く非常に苦しい展開。

6回裏 今永

桜井→若林、中飛。

廣岡、見逃し三振。

判定厳しく。

坂本、一飛。

真ん中、直球、打ち損じ。

7回表 中川

復帰登板としては、最高の使い所。

佐野、二ゴロ。

内角直球詰まらせ。

球に力あり。

ソト、右邪飛。

宮崎、二ゴロ。

2軍戦とは見違える内容。

球威があり、制球も抜群だった。

最高のテンポでリズム良く3凡。

流れを呼び込むにはこれ以上ない投球。

7回裏 今永

この試合初めてええリズムで攻撃に入れるイニングで期待が持てる。

丸、空振り三振。

直球に構え遅れし、最後はそこの対応の意識強くボール球の変化球を振ってしまった。

岡本、右中二塁打。

変化球攻めで追い込まれるも、外角直球を軽打し長打。

流石の対応力。　

中田に得点圏でと、最高のお膳立て。

中田、左本塁打。

打った瞬間、完璧な一発。

打線全体が苦労していた直球を仕留める、これぞ主砲という打撃。

内角のえらい厳しい所を、流石ですな。

巨人3-4横浜

ウィーラー、左本塁打。

流れそのままに完璧な一発。

動揺を見逃さず。

巨人4-4横浜

大城、三邪飛。

松原、三直。

相手の好守に阻まれる。

チームのムードを一新した、中田の最高の一発。

中田の加入でどえらい打線なるで。

8回表 畠

牧、見逃し三振。

外角の制球、抜群。

楠本、二ゴロ。

甘い変化球も1球で打ち取れたのは大きい。

伊藤、一ゴロ。

制球抜群に球速も出て、素晴らしい投球。

流れが巨人にきた中で、3凡とこれ以上ない仕事。

8回裏 山﨑

若林、空振り三振。

畠→尚輝、左飛。

坂本、右飛。

中田の一発からここまでええ流れできたが、ここで小休止はまだ乗り切れていない所。

9回表 ビエイラ

山﨑→関根、空振り三振。

力で圧倒。

桑原、左中二塁打。

直球のみで前打者を抑えた後に、スライダーから入る隙の無さが見事。

直球を狙われ捉えられた。

160打たれたら、諦めんとしゃーない。

森、空振り三振。

冷静にスライダーから。

スライダーで追い込めたのが大きかった。

佐野、右邪飛。

高めボール球要求やったが、内角最高のコースに。

松原、好捕。

この1球で終われたのが最高に大きかった。

9回裏 三嶋

丸、空振り三振。

追い込まれたボール球を振ってしまったのが痛かった。

岡本、空振り三振。

追い込まれた真ん中直球、捉えんと。

中田、三ゴロ。

ここでも初球、際どい所見極められる強者感。

負けなかった要因、勝てなかった要因共に一つに絞ると高橋の投球に思う。

中4日で状態としては非常に悪かった。

直球に力無く、制球もまとまり悪く、変化球のキレも無しと中4日の適応力の足りなさが目立っていた。

そんな中でも右打者の内角の制球、自身の状態を踏まえての低めに丁寧に集めた投球、これでなんとか粘投し試合を壊さなかったのが負けなかった要因。

高橋がこれまで重ねてきた勝ち星の多さの理由が凝縮された、成長を感じるピッチングだった。

勝てなかった要因は、先頭打者の四球。

結果的にもそこが失点に繋がってしまったが、今日の高橋の状態でノーアウトのランナーを返さないというのは非常に困難。

どちらの四球も粘り負けという事で、そこを踏ん張れないからこそ不調やとは思うが、打ち損じに期待してでもストライクゾーンで勝負したい所だった。

試合前には高橋が先制点を与えず投げられるか、テンポ良く打線を勢いづけられるか、対ソト、丸の打撃、ボール球の見極めに注目していた。

高橋については、結果として先制点を許さなかったのは良かった。

まぁ初回に点が入ったという事で光った活躍ではないが、得点直後にピンチを招くも失点しなかったのは大きかった。

テンポ良く打線に勢いをという点は、状態も悪くそれどころや無かった。

高橋のせいにするのは酷やが、打線が乗り切れなかった一つの要因ではあるやろう。

要警戒だった対ソトも封じれず。

ここも、抑えられる球がこの日は無かったと捉えている。

今永に相性の良い丸の打撃については、一発を放ち結果は残せた。

ただ含みとして、外角に目付け良くいけたら中に入ってきた所を捉えられるやろうと見ていたので、それは出来て無かったという視点から状態が上向きになってきたとは言えない。

打線全体のボール球の見極めについては、ギリギリの所に最高級の制球で投げてこられた為、意味をなさなかった。

ここで勝ち切れる強いチームなら、今週ヤクルト、横浜にこんなに苦労していない。

悪いなりにも、負けなかった。

ここに今のチーム状態を思うと、価値があったやろう。

乗っていける要素、収穫もあったので、来週には上向きになり善戦してくれるのを期待する。

以上。

元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。

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