アメリカ戦 劇的サヨナラ勝ち 侍ジャパン3戦目
内容が濃過ぎて疲れたのか、終わってなんやしてる間に速攻で寝てしまったいた。
えらい展開での勝利に、久しぶりに激しめに興奮したええ試合やった。
展開的には日米共に拙攻が序盤から続いた中で先制出来たのがまず良かった。
両者共に2死までにチャンスを作るも2回まで無得点だったが、3回に2死から日本に2点入るという確率ゲームにも関わらず野球の不思議さがありますな。
少し2回の攻撃に触れると、菊池がバント失敗からバスターで追い込まれ、ヒッティングとなり併殺と、菊池の巧さを踏まえるとバントのままで良かったかなともったい無さがあった。
菊池に任せたのやと思うが、ここは絶対的にバントを指示する決断力がベンチにあればなと自分は見ていた。
だがこの拙攻の流れに左右されず、次の回に田中が3凡で抑え先制に繋がった。
山田がええ当たりを放つも凡打となり空気が重くなった2死から坂本が二塁打でチャンスメイク、これが勢いを生んだ。
ここから吉田、柳田にタイムリーが出て2点先制となりチームに活気がついた印象。
まずはこれが大きかった。
だが直後に逆転を許す。
失投が続き田中が途中降板となったが、ここで火消し役を担った岩崎が1球でピンチを脱し決定打を打たせず1点差で踏ん張れたのが、まだまだこれからやとチームの雰囲気を保った。
ポイントが多々あった試合ではあるが、この岩崎の活躍も大きな要素に思う。
その直後再び坂本の長打で同点に。
逆転直後に追いつけたのは、アメリカにとってはダメージが大きかったやろう。
で又リードを奪われる展開に。
青柳が回頭から起用された。
五輪初登板となった前回に梅野とのバッテリーやなかったのが落ち着けなかった要因と見ていたので、今回は梅野とのバッテリーというのは良かったと見ていた。
ただ、又同じ過ちの繰り返しで左から始まり、3人目から左が続く中で青柳を起用したのは悔いが残る。
回跨ぎで岩崎という選択肢もあり、わざわざ対右に強みがあるサイドの青柳をこの場面で起用した意図は難解。
結果論としても失点後の投球はらしさがあっただけに、使い所に欠点があったなと強く思う。
この試合は大野を1イニングで使う選択肢があるのが分かり、余計に何故ここで青柳やったのが不可解だった。
これは厳しい展開やと思っていたが、再び失点直後に追撃。
4番鈴木の完璧な一発で流れを引き戻し、浅村も続き進塁打、内野安打と細かい日本らしい野球で1点差とした。
この欲しい所でもう1点が入る所に、強者を集めたチームやなと感じる。
この回梅野がセフティを試みる場面があり、決まりはしなかったが狙いは抜群だった。
欲を言えば、続けてファースト側に決めていれば最高やったなと。
まぁ、仕方ない。
1点差となった所で6回から千賀が登板。
心配されていた千賀やが、取り越し苦労やと感じる圧巻の投球。
千賀の力量を思うと100%の内容やないかもしれないが、それでも十分足りている精度で2回無失点。
相手の同時期の中継ぎゴーズもどえらい投球をしていただけに、ここで失点しなかった千賀の投球は後の逆転に大きく繋がった。
シンプルに凄さを感じたのは大野。
先頭に死球、しかもクリーンナップの前にとどうなることやと心配したが、その次の1番恐ろしいオースティンをこれぞスーパープレーというフィールディングで併殺に。
この緊迫した展開、初五輪初登板、体勢が悪い中で微塵の狂いなくストライク送球したのは感激した。
続く4番にもキレキレのカットボールで空振り三振と見事なピッチングだった。
同点に繋がる最高に流れを呼び込む内容で貢献度が非常に高かった。
9回の同点に追いついたが繋いだ浅村、追い込まれるまでに転がした柳田の貢献度も高いが、1番は鈴木の四球やろうというのが自分の感想。
4番として、この日1発も放っていたりと強引にいきがちな場面だった様に思うが冷静に選球した所に鈴木の凄さがあった。
それもこれだけの打線を組めているからこそではあるが、そこを踏まえられる所に鈴木の野球脳の高さを感じた。
もったいない失点、拙攻もあった中で9回で追いつけ振り出しに戻せたのは流石全日本代表という強さ。
で、こっからですなドラマは。
タイブレークとなる延長戦へ。
ここで栗林を起用。
これには大賛成だった。
このチームの中継ぎで1番信頼度が高いのは平良に思う。
だが、フォークの精度が残っている投手で1番高いのは栗林やろうという事で平良やなく、栗林を起用してくれと見ていた。
その栗林が最高級の投球で無失点。
まぁ、言うまでもなくこの試合で1番難易度の高い場面だったがこれ以上ない形で切り抜けてくれた。
とんでもない緊張感ある場面での登板で、初球に甘々な変化球の失投を投げてしまったがここを見逃してくれたのが大きかった。
こっから球威抜群の直球で追い込み、落ち着いた。
そこからは圧巻の投球。
最後のコロスバリーに対し、甘い直球2球でヒヤッとはしたが力で押し切り無失点。
この試合のMVPを決めるなら、栗林で異論はなうやろう。
最高のピッチングだった。
で、最後のサヨナラ劇。
2球で試合を決めた訳だが、正直流石ソフトバンク勢といったここぞでの強さだった。
栗原が初出場でピンチバンターとして完璧に1球で犠打を決め、勝負してくると決まれば甲斐が初球から変化球を狙い打ち飛球を放ちサヨナラと相手の狙いを読み、確実に仕留めるのには感服した。
こんな選手がいるんやから、そら強いわなと。
あの場面で巨人の選手が初球でバントを決め、打ち損じせず捉えられる確率はどれほどやと思うとまだまだ伸ばすべき所はあるなと、巨人ファンとしては少し力差を感じてしまう場面でもあった。
とまぁ、えらい試合やった。
負けていれば次戦は昼からとリアルタイムでは試合が見れずナイターに決まった事も私情やが良かった。
まずは韓国戦、まだこの五輪では完全体の試合が出来ていないので完勝としてくれるのを期待する!
以上。
元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。
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