大量失点による敗戦。

1/143として、そんなにもったいない試合では無かったが懸念点も勿論ある。

そこを中心に初回から振り返る。

1回表　サンチェス

塩見、中安。

いつもよりゆったりとしたフォーム。

青木、中飛。

山田、遊ゴロ併殺。

えらい落ち着きのあるサンチェスの立ち上がり。

1回裏　奥川

松原、左二塁打。

様子見の初球を完璧に捉えた。

坂本、三ゴロ。

丸、中犠飛。

ワイルドピッチで進塁。

奥川の若さが直球勝負に繋がり、そこをしっかり得点に繋げたそつのない攻撃。

巨人1-0ヤクルト

岡本、右安。

シフトを抜くヒット。

ウィーラー、見逃し三振。

股間に自打球。

だが、無事そうだ。

2回表 サンチェス

村上、右本塁打。

相手が巧かった。

巨人1-1ヤクルト

オスナ、中飛。

吉田、右本塁打。

フルカウントになった判定厳しく。

これも相手が巧かった。

巨人1-2ヤクルト

サンタナ、左本塁打。

これは不用意。

相手の狙いそのままに直球を投げてしまった。

巨人1-3ヤクルト

古賀、捕邪飛。

奥川、四球。

塩見、中二塁打。

イライラしていたが、それを抑えきれず。

展開的にも、内容的にも最悪な4点目を取られてしまった。

巨人1-4ヤクルト

青木、二ゴロ。

2回裏 奥川

亀井、三邪飛。

北村、見逃し三振。

アウトロー、厳し過ぎる判定で三振。

これは苦しいわ。

大城、空振り三振。

高めのボール球に手が出てしまった。

フルカウントからもったいない三振。

3回表 桜井

山田、四球。

村上、左飛。

決め球、アウトローのシュートを完璧に制球し打ち取る。

オスナ、三安。

審判に当たらず単打に。

ツキあり。

吉田、二ゴロ。

横投げにも慣れてきて、シュートが抜群の球質に。

武器を手に入れ、大きく期待が持てる。

3回裏 奥川

廣岡、空振り三振。

空振りしたスライダーの意識が強く。

松原、左飛。

坂本、空振り三振。

スライダーのキレがとんでもない精度に。

狙い球絞って攻略して欲しい所。

4回表 桜井

古賀、三安。

セフティ、決められる。

奥川、犠打。

巧くバント阻止投球していたが、決められる。

塩見、空振り三振。

カーブも操れるのは大きい。

青木、四球。

ストレートの四球。

相性で精神的に投げにくかったんやと思うが、逃げの姿勢になる必要などなかったやろ。

投げ方変わって初対戦で、前のイメージを引きずったのはクリーンナップの前に非常にもったいない。

この弱気さは残念だ。

山田、左本塁打。

シュート狙い撃ちされたか。

痛過ぎる3失点。

巨人1-7ヤクルト

村上、右飛。

4回裏 奥川

丸、中二塁打。

選球良く、失投逃さず流石の打撃。

岡本、左安。

直球攻めで追い込まれたが、初めて投げてこられたスライダーを見逃せたのが良い。

真ん中のスライダー捉えタイムリー、見事。

巨人2-7ヤクルト

ウィーラー、三ゴロ併殺。

浮いてきたスライダーを打ち損じ、最悪の併殺。

亀井、ニ直。

この回の内容なら、より得点を重ねて欲しかった。

5回表 桜井

オスナ、中本塁打。

横投げとなり初見の打者との対戦では失点を許さなかったが、2度目には完璧に捉えられた当たりが増えるなど通用していない。

巨人2-8ヤクルト

吉田、左飛。

サンタナ、右本塁打。

巨人2-9ヤクルト

古賀、一ゴロ。

ウィーラー、好守。

奥川、見逃し三振。

5回裏 奥川

桜井→立岡、一ゴロ。

大城、右飛。

廣岡、三ゴロ。

緩急に翻弄された。

6回表 豊樹

塩見、左二塁打。

青木、右飛。

甘い直球やったが力で押し込み、フェンス越えさせず。

山田、二ゴロ。

湯浅、守備能力の高さを見せる。

巨人2-10ヤクルト

村上、空振り三振。

球威素晴らしく。

6回裏 奥川

松原、二安。

坂本、空振り三振。

松原盗塁。

丸、中飛。

岡本、中安。

直球にもしっかり対応。

巨人3-10ヤクルト

ウィーラー、見逃し三振。

7回表 豊樹

オスナ、中飛。

吉田、二ゴロ。

湯浅、軽快に処理。

サンタナ、空振り三振。

完全な力勝ち。

7回裏 石山

亀井、空振り三振。

湯浅、右飛。

岸田、空振り三振。

抜群の相手の投球でなす術なし。

8回表 デラ

古賀、死球。

石山→宮本、遊飛。

塩見、中二塁打。

青木、左中二塁打。

打ちごろの球を仕留められ。

巨人3-12ヤクルト

山田、遊ゴロ。

村上、左本塁打。

高めの打ちごろ。

巨人3-13ヤクルト

オスナ、中飛。

丸好守。

デラ、全く制球操れず。

高く打ちごろの球が続いた。

8回裏 今野

重信、左安。

松原、四球。

坂本、見逃し三振。

外角の対応が全く出来ず。

丸、右安。

高めの失投逃さず。

巨人4-13ヤクルト

岡本、空振り三振。

インハイの抜け球スライダー、空振り三振。

これを狙って投げる投手はあまりいないが当らん事が多いですな。

ウィーラー、右安。

アウトハイの直球を反応で打ち、ライトフェンス直撃。

状態は上がってきているのは間違いない。

巨人6-13ヤクルト

亀井、空振り三振。

9回表 高梨

吉田、空振り三振。

渡邊、二飛。

内に外に制球良く。

古賀、四球。

ストレートの四球。

癖にならなければ良いが。

宮本、左飛。

3Bになるもその後も厳しくいき抑える。

9回裏 星

湯浅、投ゴロ。

岸田、右飛。

重信、空振り三振。

試合終了。

懸念点。

大城がサンチェスをコントロール出来なかった事。

正捕手扱いやからこそ、前回好投した小林とのバッテリーでなく大城を起用した筈。

小林を使い好投に導いてくれとするのも一つの手だが、それでは攻撃力が下がるのは言うまでもない。

大城にはリード、盗塁阻止だけでなく不安定な投手でも最悪を避けられるだけの精神的な補助、配球を巧く出来る捕手になってもらいたい。

主観的な考えやが、捕手次第で3.4失点目は抑えられた可能性が高いと感じてしまった。

逆にサンチェスの内容、状態はそれほど悪くなかったと自分には映った。

だがあまりにも精神面での不安定さが結果に現れてしまうのは懸念点。

これも実力の内といえばそれまでだが、このままでは無駄にチームの負けが増えてしまう。

ローテ投手を任せられる力量のある投手なだけに、精神面で強くなる変わり身に期待する。

桜井の力量。

横投げとなり好投が続いていたが、2度目の対戦となると完璧に対応されていた。

投球内容が特別変わった訳ではなく打たれていただけに不安要素が大きい。

現状これがMAXの桜井の力量に思う。

自分としてはこの横投げは桜井が活路を見いだしたと感じているので、下の方で精度を磨いて上がり目があるか試してもらいたい。

デラの状態。

大量点差でやる気が無かった事が理由とは思えない。

全体的に制球高く、直球の球威も無し。

このオリンピック休みでどれだけ開幕辺りの状態に戻るかという所。

戻らなければ、1軍に居場所が無いと感じる程の散々な投球内容だった。

坂本、亀井、立岡、大城、岸田、廣岡、この6選手全てが打席内で期待が持てない内容、雰囲気だった。

まぁ、坂本はほっといても上げてくるやろうから待つのみ。

亀井は今季打率が低いが、狙いにいく球が非常に悪い印象。

カウントに関係なく、厳しいコースの球を振りにいっての凡打が目立つなぁと。

ここの改善が無いと自分等の知っている亀井の打力が期待出来ない。

立岡の打撃を2軍戦で見ていると圧倒的で期待が持てる内容だったが、それも好調なだけやったんかなと残念極まりない。

育成やが山下、保科、加藤の方が期待が持てるなというのが正直な感想。

大城も強引さが目立ち、打撃に柔らかさがなく引っ張り傾向。

逆方向にも打てる本来の打撃では無いのが、打席内での期待度を下げているなと感じる。

岸田も久々の1軍での打席やったが、去年の姿は無い。

下でもそうだったが、センター方向に無駄なく打ち返す去年の良さが消えている。

下での打撃を見ていると、強振していくスイングが今年のスタイルで、まだ自分のものに出来ていない印象。

何かきっかけが欲しい所。

廣岡の迷いある打撃。

少ない打席で結果を求められ、狙い球を絞る割り切りが出来ていないなと感じる。

それによるものか、直球を打ち返せていないのが魅力を半減させている。

エキシビションマッチで打席を多く与えながら、後半戦に備えてもらいたい。

と長々と書いてもうたが、とりあえずは明日前半戦ラスト試合。

結果のみで喜びたいなと期待している！

以上。

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