この展開で勝てた価値は高い 大まか版 阪神戦 7/11
完封勝ち。
淡々と凡打を積み重ねた中で、高橋がそのリズムに呑まれる事なく丁寧なピッチングで展開勝負に勝ち、完全リレーで勝ち切る底力を感じる1勝。
相手にいきそうな流れでも、封じきれた所に強さを感じる試合だった。
打撃陣の方は、中盤までの西の制球甘い球を見逃し続け、捉えられなかったのは意外だった。
昨日の打線の復調具合を見ると、爆発的に攻撃出来てもおかしくない西の内容やったとテレビ越しでは思うが、作戦面での狙いがハマらなかったのかなと推測している。
また不調かいなという印象ではない。
8回に大城のタイムリーで先制したが、内角に厳しく攻められ追い込まれた後に外角の変化球をストライクゾーンに投げてくれたのがツキがあったなと。
まぁ、勝負強く得点に繋げた大城の打撃は称えるべきものでナイスバッティングだった。
だが、この先制の1番の功労者は亀井やろう。
全打者が打てそうで打てないと西の投球に翻弄されていた中で、流石ベテランという何度も同じ凡打は繰り返さない長打だった。
梶谷が離脱でスタメン起用された亀井の活躍での勝利というのも、巨人の分厚い選手層やなと頼もしい限り。
上記の通り高橋の展開に負けない投球も大きかったが、1番の勝因は大江、ビエイラの完全投球やろう。
先制後中島の併殺と流れが悪い中、勝ちパターンに昇格した大江が1球たりともミスなく見事な投球で3凡に打ち取れたのは大きかった。
ほんまに1球1球振り返りたいぐらいの投球だったが、その中でも一発警戒の佐藤に対し内角に直球を投げ込めたのは圧巻だった。
ビエイラも、表の攻撃で相手の好守で終わった後の9回のマウンドで相手に少しでも流れがいけば怖い展開の中、3凡で締めたのはこれぞ守護神という崇めたくなるほどの凄まじい投球。
投球練習が少なかったり、審判にタイムをかけられリズムが狂いそうなイレギュラーもある中、そんなもん関係あらへんという最強の投球が出来たのはより信頼度の高まるピッチングだった。
一発すら許されない展開の中、ロハスに全て変化球攻め、その後も変化球を巧く織り交ぜながら160キロ越えの直球で抑えたのは、バッテリー共に素晴らしく共同作業での3凡締めだった様に思う。
打順の巡りもあるが、7回に少し高めに抜け始めた高橋をスパッと変え継投したのも、ええ采配やったと見ている。
という事で攻撃陣が敗因にもなりかねない凡打を積み重ね、相手の好守、こちらの拙攻もあった展開の中、相手を寄せ付けず勝てた事は非常に価値が高い。
投手陣が攻撃陣を救った、チーム単位で強さを感じる試合だった。
首位攻防、勝ち越し成功。
リーグ戦再開後首位追随への目標、ノルマと見ていた阪神戦を4勝2敗を見事に達成。
ええ感じで、前半戦を終えられそうだ!
以上。
元通り満員の球場で大声で応援出来る様、手洗いして予防しましょう。
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